ラジオNIKKEI賞の各馬分析1頭目はサウンドムーブ。

結論に買い・消しなどの大方の見解とその根拠などを記載しているため、簡単には結論を見ていただければ十分かと思います。

ラジオNIKKEI賞の過去レース分析とそれから得られた分析結論(レース傾向など)についてはこちらから。

基本情報(馬名:馬齢:血統(父×母父):前走:鞍上)

サウンドムーブ:牡3歳:リアルスティール×スクリーンヒーロー:前走皐月賞13人気6着:◯◯

結論

■ある程度速いスタート、二の脚でポジションを取り、ラストは長く減速しないような脚を伸ばせることが強みで、近3走は大外枠や1枠と極端な枠だったことで中団付近に控える競馬をしているが、キャリア2戦目の未勝利戦では34.4 – 58.4の流れを3番手で追走できている、また、道中の折り合いも問題のないタイプである
■未勝利勝ちとシンザン記念2着は共に前傾ラップの京都外回りでの実績であり、長く減速しないような脚を伸ばせる強みを存分に活かせる舞台だった
■ラジオNIKKEI賞に向けては、スプリングSを0.2秒差で4着、皐月賞を0.5秒差で6着の実績からここに入っても力は上位の存在で、ある程度ポジションも取りにいけることや前走の競馬を見ても内枠からの競馬も上手く対応でき、理想は内枠に入ってペースがある程度流れラストは持久力を問われる内枠差し競馬になる形では、斤量に関してはシンザン記念での2着こそあるが56kgまでに収まれば好走圏内、最後は人気と枠を鑑みてだが、まず力は評価

全レース分析

2歳

【1】京都1800m新馬:4着:団野
・陣営は「操縦性が良くて、動きもすごくいいです。実戦でケイコの良さを出せれば」とコメントしていた、追い切りはWでの併せ馬主体で、時計は終い重点の内容が目立っていた、3週続けてジョッキーが騎乗していた
・レースは開催12日目(Bコース3日目)の馬場の中36.0 – 60.4 – 34.5の後傾1.5で、道中をややスローペースで進めると、ラスト3Fは12.0 – 11.2 – 11.3と残り2Fからの加速が大きな展開で、上位の上がりを使った馬が4着までを独占する末脚決着
・9頭立ての4番枠から出負け気味のスタートを切ると控えて中団後方のインで前に勝ち馬を見る位置を追走した、道中は折り合って追走できていた、勝負所では終始最内を追走したまま馬群の加速に付き合うと中団のインから直線へ、直線では進路を求めて外へ出されると少し左右へヨレながら追われて脚を伸ばしたが、まわりと同程度の脚色になって0.6秒差の4着まで

【2】京都1800m未勝利:1着:中2週:団野
・陣営は「ケイコで長めからやっていなかった分、ダラッとした走りに。2走目なら」とコメントしていた、追い切りは坂路で終い重点の併せ馬が2本
・レースは開催19日目(Cコース4日目)の馬場の中34.4 – 58.4 – 35.6の前傾1.2で、前半をハイペースで進めると、800-1200mを12.3 – 12.4と緩めた、ラストは残り3Fから0.5加速して11.9 – 11.7 – 12.0と伸びて比較的上がりを要する展開
・中枠内目から五分のスタートを切ると出ていって両サイドから来た先行馬を行かせて好位の馬群を追走した、道中は外から締めてくるような馬がおり、これに抵抗する形で進路は外目に取られ3角では好位の外のポジションになっていた、勝負所では軽く促される程度で前の2頭に並びかけると変わって先頭に立って直線へ、直線では右ムチも入れられながら外へ外へと進路を取るとラストまで減速しないような伸び脚で抜け出して0.3秒差の快勝
・ある程度ハイペースの展開を前受けしてラストまで持続的に脚を伸ばせており、持久力に強みがあるタイプでは

3歳

【3】シンザン記念:2着:1ヶ月半:団野
・陣営は「2走目でしっかり変わってくれました。前走後に短期放牧を挟みましたが、ケイコの動きはしっかり。今回は試金石の一戦ですね」とコメントしていた、追い切りはWでの併せ馬主体での調整で、当週にはジョッキーが騎乗して自己ベスト83.4 – 66.5 – 11.3が一杯で出され併せ遅れていた
・レースは開催5日目(Aコース5日目)の馬場の中34.5 – 58.3 – 35.1の前傾0.6で、入りの3Fをややハイペースで進めると、ラスト5Fは11.9 – 11.9 – 12.1 – 11.5 – 11.5と残り2Fから前後が入れ替わって加速する展開で、勝ち馬こそ4角で5番手だったものの、2-4着には4角で9番手以下から上位の上がりで差し込んだ馬が入線する差しも入る流れ
・大外枠からスタートすると、ある程度出していったが1つ内の馬と進路を争う形になってこちらは控えて中団後方の外目を追走した、道中は少し追っ付けられるくらいで折り合いには問題なく追走できていた、勝負所では大きくポジションは変えずに少し促される程度で馬群の加速に付き合うと中団後方の外目になって直線へ、直線では自身の内目で空いていた進路を突いて追われるとラストまで力強く脚を伸ばしたが、内目から抜け出した勝ち馬を交わせず0.1秒差の2着まで、上がりは3位で34.3
・レース後鞍上は「先々が楽しみになる内容でした。難しい枠からいいレースができた。賞金も加算できたしこれから楽しみですね」とコメントしていた
・持続的に脚を伸ばせる強みを活かすという意味ではここ2走使われた前傾ラップの京都外回りは得意条件か

【4】スプリングS:4着:2ヶ月:団野
・陣営は「使うごとに少しずつ成長していますし、走りがしっかりしてきました。気性の幼い面があるので、長距離輸送をクリアできれば」とコメントしていた、追い切りは前走と同様のパターンも、初の輸送を考慮されてか時計は前走より少し控えめだった、初の関東遠征
・レースは開催6日目(Aコース6日目)の馬場の中36.0 – 59.3 – 35.3の後傾0.7で、前半の4Fをややスローペースで進めると、残り5Fから0.7加速して11.3 – 11.4 – 11.9 – 11.7 – 11.7と早めから加速するロングスパート戦で、4角で8番手以下の馬が5着までを独占する差し決着
・大外枠からスタートするとほとんど馬なりで控えて中団後方の外を追走した、道中は外から押し上げてラップを速める馬がいたが本馬は前に3着馬を見る位置で変わらず落ち着いて追走できていた、勝負所では3角で少し馬群の加速から置かれる所があり残り700m付近からしっかりと追い出されたが、外からは勝ち馬にまくられ内からはぶつけられて挟まれる形で1列位置を下げてしまい後方の大外になって直線へ、直線ではラストまで脚を伸ばして前に迫ったが差は詰めきれず、勝ち馬から0.2秒差の4着まで
・レース後鞍上は「能力を再確認するレースになりましたが、あと1つで権利を取れるところだったので、それが心残りです。枠も難しかった中で、できるレースはしてくれましたが、もう少しやりようはあったかなと思います。悔しいレースになりました」とコメントしていた

【5】皐月賞:6着:1ヶ月:団野
・陣営は「二千は初めになりますが引っ掛かる馬でもないですし、こなせていいと思います。前回で1周する競馬を経験したので今度は慣れが見込めそう。ここでもいいレースができれば」とコメントしていた、追い切りはWオンリーでの調整で、1週前と当週はジョッキー騎乗の終い重点で併せ馬が行われていた、馬体は-8kgしキャリア最軽量の446kg
・レースは開催16日目(Cコース2日目)の馬場の中35.1 – 58.9 – 34.2の後傾0.9で、前半4Fをミドルペースで進めると、ラストは残り6Fから0.4加速して11.7 – 11.6 – 11.8 – 11.4 – 11.1 – 11.7と伸ばして残り3Fからの加速も大きな展開で、超高速の馬場の影響もあり勝ち時計1:56.5のレコード決着、4角で1, 2番手の馬のワンツー
・内枠からスタートすると出ていったがポジションを主張はしきらずに控えて中団前目のインを追走した、道中はポジションを変えずに少しだけ促されるような形で基本的には落ち着いて追走できていた、勝負所では終始内目の進路のまま促されると中団前目の内から2頭目になって直線へ、直線では前の4着馬を追いかける進路で追われて脚を伸ばしたが前との差は詰めれれず0.5秒差の6着まで
・レース後鞍上は「5着ならダービーへ行けたんですが…。ただ、前向きに捉えれば今日はいい競馬ができました。1角の入りで、もう一つ主張してポジションを取り切るべきでした。それでも、力は見せてくれました」とコメントしていた

結論(再掲)

■ある程度速いスタート、二の脚でポジションを取り、ラストは長く減速しないような脚を伸ばせることが強みで、近3走は大外枠や1枠と極端な枠だったことで中団付近に控える競馬をしているが、キャリア2戦目の未勝利戦では34.4 – 58.4の流れを3番手で追走できている、また、道中の折り合いも問題のないタイプである
■未勝利勝ちとシンザン記念2着は共に前傾ラップの京都外回りでの実績であり、長く減速しないような脚を伸ばせる強みを存分に活かせる舞台だった
■ラジオNIKKEI賞に向けては、スプリングSを0.2秒差で4着、皐月賞を0.5秒差で6着の実績からここに入っても力は上位の存在で、ある程度ポジションも取りにいけることや前走の競馬を見ても内枠からの競馬も上手く対応でき、理想は内枠に入ってペースがある程度流れラストは持久力を問われる内枠差し競馬になる形では、斤量に関してはシンザン記念での2着こそあるが56kgまでに収まれば好走圏内、最後は人気と枠を鑑みてだが、まず力は評価

Gregory