ヨーホーレイク 【大阪杯2026】
大阪杯の各馬分析9頭目はヨーホーレイク。
結論に買い・消しなどの大方の見解とその根拠などを記載しているため、簡単には結論を見ていただければ十分かと思います。
大阪杯の過去レース分析とそれから得られた分析結論(レース傾向など)についてはこちらから。
基本情報(馬名:馬齢:血統(父×母父):前走:鞍上:斤量)
ヨーホーレイク:牡8歳:ディープ×米国型:前走京都記念4人気7着:◯◯
結論
■父ディープインパクトという血統ながらデビュー時に既に陣営から「重い馬場もこなせるパワフルさがある」とコメントされていたように、一瞬でキレるというよりは徐々に伸びるような持続的な脚を使うタイプであり、重賞3勝が京都及び中京2200mでのものだったように、高速上がりのレースよりは時計がかかる展開の中で長く脚を伸ばせる舞台が合っている
■4歳時まではスタート後の出脚が遅く常に後方からの競馬をしており、屈腱炎で2年2ヶ月の長期休養を挟んでからは出脚が良くなっていたが、近走は再びスタート後の出脚が鈍くなっており、前走後には鞍上が「スタートしてからスピードに乗るのに時間がかかった。(後略)」とコメントも出していた
■大阪杯に向けては昨年3着した舞台ではあるものの、その昨年は状態も申し分なく、スタートでは出遅れたが、出遅れが功を奏したような差し有利の展開で、Bコース替わり初週の馬場で最内追走から脚を伸ばすベストに近い競馬だった、一方で近走は年齢的な影響かスタート後の出脚が鈍くなっており、現状の状態で今年のメンバーでは昨年以上の結果を望むのは酷では、消しで
全レース分析
2歳
【1】阪神1800m新馬(稍重):1着:武豊
・陣営は「重い馬場もこなせるパワフルさがある」とコメントしていた、追い切りはWと坂路とポリの併用で1週前にはWで81.1 – 65.4 – 11.7が出され併せ遅れていた、当週はポリで終い重点併せ先着
・レースは晴れて乾いていくものの時計のかかる馬場の中38.1 – 63.4 – 35.8の後傾2.3で、道中はドスローで進めるとラストは残り3Fから0.4加速して11.8 – 11.5 – 12.5と伸びてラスト1Fは失速する展開で、同率を含めて上がり3位以内の4頭で4着までを独占する決着
・7頭立ての6番枠からワンテンポ置くようなスタートで出遅れたが、大外を馬なりで進んで3角では一団の馬群の中団の大外を追走した、勝負所では馬なりで前との差を詰めていくと残り3F過ぎから促されて好位の外になって直線へ、直線では上がり最速の脚でじわじわと伸びると内の馬を3/4馬身交わして優勝
・直線での伸びからキレは感じられなかったがラストまで伸びていた
【2】京都2000m1勝クラス(重):1着:3ヶ月:福永
・追い切りは相変わらずの併用で最終追いは坂路で単走で行われていた、3ヶ月の休み明けで馬体は+8kgしていた
・レースは雨の降る重馬場の中38.4 – 64.3 – 35.2の後傾3.2で、道中をドスローで進めるとラストは残り4Fから0.7加速して12.2 – 12.0 – 11.3 – 11.9と残り2Fからの加速も大きな展開で、上がり上位の3頭が上がり順位のまま1.2.3着した
・5頭立ての3番枠(馬番は4番も2番の馬が除外で枠は内から3頭目)から歩くような遅いスタートを切ると1角までに外へ寄せられて3番手の外目を追走した、スローペースだったが道中はしっかり折り合っていた、勝負所では残り4F過ぎから徐々に促されて残り3Fではムチも入れられると、前との差を外から詰めて先頭から2馬身ほどの差の大外から直線へ、直線では外からじわじわと伸びると2位より0.3秒速い上がり最速で差し切って優勝
・直線での伸びはあと1Fあっても伸びられそうな雰囲気で長めの距離が合っている可能性
【3】ホープフルS:3着:2ヶ月半:武豊
・陣営は「パワーがあり、長く脚を使ってくれる」とコメントしていた、追い切りは一転Wオンリーでの調整で2週前には自己ベスト80.6 – 64.6 – 12.9が出され、ラスト失速するようなラップで併せ遅れていた、初の関東遠征
・レースはAコース最終週で時計のかかる良馬場の中37.2 – 61.9 – 36.8の後傾0.4で、序盤4Fをスローで入ると残り6Fからは12.0 – 11.9 – 12.2 – 12.0 – 12.2 – 12.6と加速の少ない持続的な展開でラストはゴールへ失速するラップ
・内枠からヨレるようにスタートすると外の馬と接触して後手を踏んだが1角までにやや出して行って中団後方の馬群を追走した、向正面では3角までにポジションを外目へスイッチされた、勝負所では残り3Fから徐々に促されると中団の馬群から外に出されるようにして直線へ、直線では上がり最速タイの36.4を使って前に迫ったが、自身より内前から抜け出した馬には届かずの3着
3歳
【4】きさらぎ賞(中京2000m):2着:1ヶ月半:武豊
・陣営は「前走時よりもいい状態。コースは問わないし、荒れた馬場もこなせるタイプ」とコメントしていた、追い切りはWと坂路の併用でこれまでと比較すると緩めの時計での調整だった
・レースは37.4 – 61.2 – 35.6の後傾1.8で、入りの3Fをスローで進めた後600-1200mは12.0 – 11.8 – 11.9と持続的に流れてラスト4Fは12.3 – 11.9 – 11.5 – 12.2と加速してラスト1Fを落とすラップ、上がり上位の3頭が圏内を独占する決着
・内枠からそろっとしたスタートで出遅れるとすぐさま外へ誘導されて後方を単独で追走した、向正面に入ると一番外へ出されて後方の外を促されながら追走した、勝負所では残り4F手前から促されて4角は大きく外をまわって直線へ、直線では大外で外へヨレるのを矯正されながら徐々に伸びて前に迫ったが内前から抜け出した馬を差し切れずに2着まで
・ラストは2位より0.4秒速い上がり最速で伸びており、3着は3馬身半離していた
・レース後鞍上は「(前略)直線半ばで1頭になったせいか、フワッとしました」とコメントしていた
・ゴール前の脚色からはまだ距離があっても伸びそうな気配があり、末脚は持続的なタイプ
【5】皐月賞(稍重):5着:2ヶ月半:岩田望
・陣営は「ゲートがあまり速い方ではないだけに、きっちりと出して行ってロスのないレースをしてほしいですね」とコメントしていた、追い切りはWと坂路の併用で最も速い時計は2週前に65.3 – 12.7が出されていた
・レースは前夜からの雨の影響が残った稍重の馬場の中36.3 – 60.3 – 37.0の前傾0.7で、前半を平均程度のペースで進めると、ひっかかった馬の影響で残り5Fから0.7加速して11.4 – 11.9 – 12.1 – 12.3 – 12.6とゴールへ失速し続ける展開
・内目の枠から五分のスタートを切ると出して行って後方の馬群を追走した、道中はそのままのポジションで折り合って進めると勝負所では残り4F過ぎから促されて前との差を詰めて中団後方の馬群から外へ出されるようにして直線へ、直線では前を飲み込めるほどではなかったがじわじわと伸びて前との差を詰めて5着、上がりは最速の36.6
・これまで5戦連続で上がり最速を使っているものの、ここまでのレース上がりの最速は2戦目の35.2(重馬場)で、レース上がりが34秒台となるようなレースを使われていない、直線での伸びはキレるというよりは長く徐々に伸びるような脚であり、直線が長いコースで前が垂れるような展開が合っているタイプ
【6】日本ダービー:7着:1ヶ月半:川田
・追い切りはWと坂路と芝の併用で、2週前1週前とWで意欲的な時計が出され、1週前の時計は6F自己ベストタイの80.6 – 65.4 – 11.8で併せ先着していた、当週は芝で馬なりで併せ先着
・レースは35.0 – 60.3 – 33.9の後傾1.1で、道中は平均程度のペースで進めるとラストは残り5Fから1.1加速して11.7 – 11.4 – 11.5 – 10.8 – 11.6と伸びて速い上がりを求められる展開で、同率で上がり最速だった3頭が圏内を独占した
・中枠からスタートすると内へ寄せて少し出して行って中団の馬群を追走した、道中はタイトな馬群の中で序盤に出して行った影響か終始ひっかかり気味だった、3角手前から3, 4角中間では外から進出する馬がおり、中団後方の外の位置取りとなった、4角にかけては外から3着馬に締められてポジションを悪くして後方の外目から直線へ、直線では進路がなく内へ外へ複数回切り返しながら追われるとラストまで良く伸びたが前に迫れるほどではなく7着まで
・レース後鞍上は「ずっと力みっぱなしの競馬になってしまいました」とコメントしていた
・直線での切り返しを考えると、まだ高速上がり戦への適性は評価しきれない感じ
4歳
【7】日経新春杯(中京2200m):1着:7ヶ月半:川田
・陣営は「秋を目指していたが目の外傷で放牧へ」とコメントしていた、追い切りはW主体での調整で最終追いまで意欲的な時計が出されており、2週前には6F自己ベストの80.0 – 65.7 – 12.2が出されていた、ハンデ55kg
・レースは36.0 – 60.2 – 35.1の後傾0.9で、道中は平均程度のペースで進めるとラストは残り4Fから0.4加速して11.8 – 11.4 – 11.8 – 11.9とラストまで11秒台ながらゴールへ失速する展開で、上がり上位の2頭でのワンツー決着
・中枠からスタートすると控えて中団の外を追走した、道中はしっかり折り合えていた、向正面では外へ出されて促された、勝負所では軽く促されるだけで前との差を詰めて中団の大外から直線へ、直線では徐々に伸びると先に抜け出した2着馬ステラヴェローチェを交わして優勝、2位より0.3秒速い上がり最速34.4だった
・レース後鞍上は「馬体が成長したことによってバランスが良くなりました」とコメントしていた
・3, 4角はボコボコとした馬場になっていたように芝の生育が悪い冬場でもありパワーのいる馬場だった
・次走は大阪杯を予定していたが、屈腱炎が判明し長期休養に入った
6歳
【8】金鯱賞:3着:2年2ヶ月:藤岡康
・陣営は「入厩から10日ほどして、一気に良くなってきました」とコメントしていた、追い切りは坂路で本数が乗り込まれ1週前と当週のみWで調整されていた、当週は81.7 – 66.6 – 11.5が出されドウデュースと併入していた、長期休養明けで馬体は+14kgしていた
・レースは開催2日目の馬場の中35.0 – 58.4 – 34.7の後傾0.3で、前半はやや速めのペースで入ると1000-1200mが12.5と緩んでラストは残り4Fから0.5加速して12.0 – 12.0 – 11.2 – 11.5と残り2Fから急加速する展開
・中枠内目からスタートすると出て行ってやや引っかかりながら好位のインを追走した、道中は向正面で逃げ馬の後ろに入れられると折り合って追走できていた、勝負所では手綱を抱えたまま好位の内目を進めると前から2列目の内から2頭目になって直線へ、直線では抜け出しにかかったが上位人気馬には交わされて3着まで
・レース後鞍上は「内から主張してくる馬が行ったときに力む形になり、1コーナーから2コーナーは狭いところでエキサイトするところがありましたが向正面で落ち着きました」とコメントしていた
・本馬を除けば3角で8番手以下の馬が6着までを占めており、差しに寄った展開の中で長期休み明けであることを考えれば良く残している
・長欠明けの競馬で先行し、新味を示した
【9】新潟大賞典:3着:2ヶ月:荻野
・追い切りはWと坂路の併用で当週は坂路で単走だった、トップが59.5kgの中でハンデ59kg
・レースは36.9 – 61.6 – 34.4の後傾2.5で、道中をスローペースで進めるとラストは残り4Fから0.7加速して11.7 – 11.3 – 11.0 – 12.1と伸びてラスト1Fを落とす展開で、逃げ馬と上位の上がりを使った2頭で圏内を独占した
・最内枠からスタートすると控えて中団のインを追走した、道中はやや手綱と喧嘩している様子だった、勝負所でも折り合い重視でやや抑えられながらまわってくると中団後方のインになって直線へ、直線では本馬なりに少しずつ伸びて他馬を交わしたが前を飲み込めるほどではなく3着まで
・レース後鞍上は「ペースもだいぶ落ち着いてしまって流れるところがなかった。道中やや力んだ面もあったけど、この斤量を背負って差を詰めてくれたのは確かな力なんだと思います」とコメントしていた
【10】鳴尾記念(京都2000m):1着:1ヶ月:岩田望
・追い切りは坂路とWの併用で当週は前走に続いて坂路で単走で調整されていた
・レースは開催13日目(Cコース3日目)の馬場の中34.9 – 58.7 – 34.4の後傾0.5で、前半を11.9以下が続く持続的な展開で入ると、1000-1200mで12.3と緩んで、ラストは残り4Fから0.5加速すると11.8 – 11.4 – 11.6 – 11.4とラストまで伸びるようなラップで1:57.2の高速決着
・中枠からスタートすると出して行って中団前目の馬群を追走した、道中はしっかり折り合えていた、勝負所では手綱を抱えてまわってくると残り3Fから徐々に促されてインアウト気味に中団前目の外から直線へ、直線では懸命に伸びて抜け出すと外から上がり最速で迫ったボッケリーニを凌いで優勝
・これまで後方から渋い脚を伸ばす競馬をしていたが、休養後にはある程度ポジションを取って中位差しの競馬で、ここでは高速決着にも対応した
・レース後鞍上は「今日の馬場では後ろから行っても届かないと思ったので、いいポジションで進めることができました。どちらが勝ったか分かりませんでしたが、(2着の)モレイラさんから『おめでとう』と言われました。ポテンシャルを秘めていますし、休みながらですけど、もっと上を目指せるんじゃないかと思います」とコメントしていた
【11】毎日王冠:7着:4ヶ月:岩田望
・陣営は「脚元の不安はなく、しっかりやれている。今の行きっぷりなら千八でも問題ない」とコメントしていた、追い切りはWと坂路の併用で2週前1週前とWで意欲的な時計が出され、最終追いは新潟大賞典、鳴尾記念と同様坂路で単走だった
・レースは開催2日目(Aコース2日目)の馬場の中35.3 – 59.4 – 33.7の後傾1.6で、序盤3Fを平均程度のペースで入ると道中は600-1200mで12.2 – 11.9 – 12.0と緩んで、ラストは残り3Fから0.7加速して11.3 – 11.0 – 11.4と伸びる高速上がり戦で、4角で5番手以内の馬が5着までを独占する先行決着
・外枠からやや出負け気味のスタートを切ると馬なりで枠なりに中団の外を追走した、向正面の中間から3角ではやや手綱を噛んで進めていた、勝負所では残り3F手前から促されて中団の外から直線へ、直線では本馬なりに脚を使ってはいたが、休み明けでスローからの高速上がりの展開では相対的に伸ばすことはできず、3着と0.1秒差の7着まで
・レース後に鞍上は「今回は外枠でうまく壁を作れなかったです。レースの後半に引っかかってしまって、坂で止まってしまいました」とコメントしていた
7歳
【12】京都記念(稍重):1着:4ヶ月半:岩田望
・陣営は「昨年の鳴尾記念の頃と比べてもバランスは起きて良くなっている。条件もいいと思うが、理想はきれいな馬場。天気は気になる」とコメントしていた、追い切りはWと坂路の併用で本数が乗り込まれ、最終追いは金鯱賞以来のWで行われていた、また、Wでは特段速い全体時計は出されていなかった、4ヶ月半の休み明けで馬体は+20kgして過去最高馬体重の534kg
・レースは開催6日目(Bコース2日目)に明け方の雨の影響で稍重となった馬場の中37.0 – 62.9 – 34.6の後傾2.4で、道中をドスローで進めると、ラストは残り4Fから1.5加速して11.8 – 11.4 – 11.3 – 11.9とラストまで11秒台で伸びる高速4F戦で、4角5番手以内の馬が4着までを独占する先行決着
・最内枠からスタートすると馬なりで折り合いをつけるようにして中団のインを追走した、道中はしっかり折り合って追走できていた、勝負所では最内を手綱を抱えたまままわってきたが、残り700m付近から1つ外へ出されるとポジションを上げて前から2列目の内から3頭目になって直線へ、直線ではしっかりと脚を使って抜け出すと、ラストは上がり2位34.2の脚で3/4馬身差で優勝
・レース後に鞍上は「レースは思った以上にスローになり、折り合いがどうかと思いましたが、馬具を工夫して折り合いがつくようになりました」と馬具によって折り合いに進展が見られたことについて言及していた
【13】大阪杯:3着:1ヶ月半:岩田望
・陣営は「ひと叩きしたことで体は締まってきた。阪神に変わるけど条件は合っていると思うし、馬場状態も問わないタイプ。ジョッキーもこの馬をつかんでくれている。期待しています」とコメントしていた、追い切りは併用で盛んに併せ馬が行われ、2週前には坂路で自己ベスト51.9 – 12.2が出されていた
・レースは開催12日目(Bコース2日目)の馬場の中34.9 – 57.5 – 35.1の前傾0.2で、前半をハイペースで飛ばすと、後半5Fは11.7 – 11.9 – 12.0 – 11.4 – 11.7と残り2Fからの加速が大きな展開で、勝ち馬こそ4角4番手の馬だったが、2-4着には4角で8番手以下から上位の上がりを使った差し馬が迫る展開、1:56.2のレコード決着
・中枠から出負け気味のスタートを切ると1角までに内へ寄せて後方のインを追走した、ハイペースの影響もあってか道中は少し追っ付けられるような形で追走していた、勝負所では外へ出さず終始最内をまわってくると後方のインのまま直線へ、直線ではあまり狭いシーンこそなかったが馬群を縫って追われると少しずつ脚を伸ばして勝ち馬から0.3秒差の3着
・レース後鞍上は「ゲートで遅れてしまったことが全てです。GⅠでは一つのミスが影響してしまいます。プラス20キロと余裕のある体で前走を勝ってからのここだっただけに、3着の結果は悔やまれます」とコメントしていた
・スタートこそ後手を踏んだものの、状態と展開はベストに近い状態だったのでは
【14】宝塚記念(稍重):17着:2ヶ月半:岩田望
・陣営は「ゲートのタイミングが合わなかったが、最後は狭い所をしっかりと伸びてくれた。GⅠでやれる感触をつかめました。本来、ゲートは問題なく立ち回りが上手な馬。条件はいい」とコメントしていた、追い切りは併用で1週前のWでは6F自己ベストの79.7 – 64.8 – 11.0が一杯で出され併せ先着していた
・レースは開催4日目(Aコース4日目)で前日の雨の影響で重馬場でスタートし稍重に回復した馬場の中34.8 – 59.1 – 36.0の前傾1.2で、テンを速めに入って道中を12.1付近が続く持続的な展開で進めると、ラスト4Fも11.9 – 11.8 – 11.7 – 12.5と加速は少なくラスト1Fを落とすラップで、1, 2着こそ4角で1, 2番手の馬で決着したものの、3-6着には3角時点で9番手以下の差し馬が差し込んでいた
・中枠からスタートすると内へはこだわらず出て行って中団前目の外を追走した、向正面ではラップはそこまで緩んでいなかったが外からポジションを押し上げて3角では好位の外の位置取りになっていた、勝負所では内から3頭目付近のラインを通って残り4Fから促されたがポジションを上げられず中団前目に後退するような形になって直線へ、直線では伸ばせず最下位敗戦
・レース後鞍上は「ポジションは良かったけど、本来の走りではありませんでした。まったく走れなかった印象があります。最後も走って帰ってこれなかったですし、うーん…。やりたい競馬はできましたし、馬は頑張ってくれました」と敗因が不明確な様子だった
・序盤から中盤までのラップを考えると向正面でポジションを上げた時に脚を使っており、勝負所での仕掛けも早かった分ガス欠を起こしたのが敗因では
【15】オールカマー:3着:3ヶ月:岩田望
・陣営は「暑くなったことで夏負けの兆候があった。リフレッシュされて戻ってきたし、中山の二二もいいと思う。次につなげていきたい」とコメントしていた、追い切りは併用で最終追いは毎日王冠以来の坂路単走で行われていた
・レースは開催7日目(Cコース2日目)の馬場の中35.1 – 59.9 – 34.5の後傾0.6で、前半4Fをややハイペースで進めると、800-1200mで12.7 – 12.6と息を入れた、ラストは残り5Fから1.1加速して11.5 – 11.7 – 11.6 – 11.4 – 11.5とラストまで伸びる高速5F戦
・中枠外目からヨレるようなスタートで出遅れると控えて後方のインを追走した、道中はポジションを変えずに落ち着いて追走できていた、勝負所では残り900m付近から進路を外目へスイッチされると残り4Fから促されて前の勝ち馬を追いかけるようにして中団後方の外から直線へ、直線ではじわじわと脚を伸ばしてはいたが比較的鋭く伸びた前の2頭には及ばず0.5秒差の3着まで
・レース後鞍上は「ゲートは出なかったですが、結果的にいいところで運べたし、折り合いも問題なかったですね。最後もじりじりと脚を使ってくれていましたが、上位2頭は強かったですね。休み明けのここを使ってグッと良くなってきそうですし、また改めて期待したいです」とコメントしていた
・前半が比較的流れ、中盤が緩んで後半5Fのロングスパートというラップの構成が本馬には合っていた印象、この流れでも末脚はじわじわだった
【16】ジャパンC:14着:2ヶ月半:岩田望
・陣営は「脚元の不安がなくしっかりと攻められている。東京での良績はないが距離はこなせると思うし、状態の良さでどこまでやれるか。GⅠ3着の実績がある馬だし、上位争いを期待」とコメントしていた、追い切りは併用で時計も併せ馬も意欲的に追われていた
・レースは開催19日目(Cコース4日目)の馬場の中34.5 – 57.6 – 34.6の前傾0.1で、道中を逃げ馬が後続を離す形でハイペースで進めると、ラストは残り3Fから0.5加速して11.8 – 11.5 – 11.3とゴールへ加速する展開で、6着までのうち5頭が4角で9番手以下の差し決着
・外目の枠からスタートすると1角までに狭い所で他馬と接触もありながら後方の外を追走した、道中は後方の馬群の位置取りになって折り合いには問題なく追走していた、勝負所では残り700m付近から促されると後方の馬群のまま直線へ、直線では伸ばせず敗戦
・レース後鞍上は「このメンバー相手によく頑張っていますよ。改めてGⅠの舞台で今後も活躍できれば」とコメントしていた
8歳
【17】京都記念:7着:2ヶ月半:ハマーハンセン
・陣営は「昨年の覇者。当時も悪い馬場でしっかりと走ってくれていたので、いまの京都も対応してくれるのではないか。頑張ってほしい」とコメントしていた、追い切りは併用で近走と比較すると全体時計は軽めだった、2週前には3歳馬相手に併せ馬で遅れる形で、当週は坂路で単走軽めだった
・レースは開催6日目(Bコース6日目)の馬場の中37.7 – 61.8 – 33.9の後傾3.8で、道中をスローペースで進めると、ラストは残り4Fから0.8加速して11.9 – 11.4 – 11.1 – 11.4と伸びる高速上がり戦
・内枠からスタートすると馬なりで出て行って中団後方のインを追走した、道中は外に2着馬がいる位置取りで折り合いには問題なく追走できていた、勝負所では4角手前から促されると中団後方の馬群から直線へ、直線では脚を伸ばして前に迫ったが相対的に差を詰め切れるほどではなく0.6秒差の7着まで
・レース後鞍上は「スタートしてからスピードに乗るのに時間がかかった。もう少し前でレースがしたかった。ペースもスローだったし、難しい競馬になった。道中はいい手応えだったけど、コーナーを回る時にバランスを崩し、勢いに乗るのに時間がかかってしまった」とコメントしていた
・鞍上がコメントしているように近走は年齢的なものか出脚が一時期より鈍くなっている印象
結論(再掲)
■父ディープインパクトという血統ながらデビュー時に既に陣営から「重い馬場もこなせるパワフルさがある」とコメントされていたように、一瞬でキレるというよりは徐々に伸びるような持続的な脚を使うタイプであり、重賞3勝が京都及び中京2200mでのものだったように、高速上がりのレースよりは時計がかかる展開の中で長く脚を伸ばせる舞台が合っている
■4歳時まではスタート後の出脚が遅く常に後方からの競馬をしており、屈腱炎で2年2ヶ月の長期休養を挟んでからは出脚が良くなっていたが、近走は再びスタート後の出脚が鈍くなっており、前走後には鞍上が「スタートしてからスピードに乗るのに時間がかかった。(後略)」とコメントも出していた
■大阪杯に向けては昨年3着した舞台ではあるものの、その昨年は状態も申し分なく、スタートでは出遅れたが、出遅れが功を奏したような差し有利の展開で、Bコース替わり初週の馬場で最内追走から脚を伸ばすベストに近い競馬だった、一方で近走は年齢的な影響かスタート後の出脚が鈍くなっており、現状の状態で今年のメンバーでは昨年以上の結果を望むのは酷では、消しで
Gregory
