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コラソンビート 【東京新聞杯2025】

基本情報(馬名:馬齢:血統(父×母父):前走:鞍上:斤量)

コラソンビート:牝4歳:スワーヴリチャード×オルフェーヴル:前走ゴールデンイーグル(オーストラリアローズヒルガーデン1500m)(稍重)16人気20着:津村:55kg

■1400mでも先行できる先行力と、1400mの速いペースに乗ってもラストにゴールまで脚を使えるスプリント力が強みで、1400mのフィリーズレビューから桜花賞へ出走した際に鞍上が「1600mは長かったかもしれません、前走の1400mでもギリギリでした」とコメントしていたように、上記の強みを活かすなら1400m以下のスプリント戦が最も合っている
■東京新聞杯はコース形態や馬場状態からマイルにしてはタフなレースになることが多く、適性が1400m寄りの先行馬には厳しい舞台である、ここでは消極的な評価としたい

【1】東京1600m新馬(稍重):3着:横山武
・追い切りはWと坂路の併用で、2週前にはWで82.2 – 66.2 – 12.1が出されていた
・レースは開催14日目(Cコース6日目)で乾いていく稍重の中37.1 – 61.3 – 33.3の後傾3.8で、道中をスローペースで進めると、ラストは残り3Fから0.9加速して11.2 – 11.0 – 11.1と伸びる高速上がり戦で、上位の上がりを使った3頭が3着以内を独占した
・外枠から遅めのスタートを切るとやや行きたがるのを抑えられながら中団馬群を追走した、道中も前進気勢は強めだったが折り合いの中で追走できていた、勝負所ではコーナリングで中団インの位置取りになるとそのまま直線へ、直線では良く伸びて上がり2位33.3を使ったが先に抜け出した2頭には3馬身離されての3着

【2】東京1600m未勝利:1着:中2週:戸崎
・陣営は「ひと叩きして型通りに心身が良化」とコメントしていた、追い切りはWとPコースの併用でオール単走だった
・レースは開催20日目(Dコース8日目)の馬場の中34.7 – 58.0 – 35.9の前傾1.2で、前半をこの時期の未勝利戦にしては速いペースで進めると、ラストは残り3Fから0.5加速して11.5 – 11.8 – 12.6とゴールへ失速する展開
・6頭立ての2番枠からスタートすると出て行ってハナへ、道中はやや行きたがるのを抑えられながらの逃げだった、そのまま軽快に飛ばして逃げると2番手と半馬身ほどの差の先頭で直線へ、直線は芝の塊が少し飛ぶような馬場でラストは失速したが3馬身差で快勝

【3】ダリア賞(OP)(新潟1400m):1着:1ヶ月半:戸崎
・陣営は「現状はスピード優先のレースぶり」とコメントしていた、追い切りはWオンリーで併せ馬も行われていた
・レースは開催6日目(Aコース6日目)の馬場の中34.7 – 34.7の前後傾フラットで、前半を飛ばし気味に入ると、ラスト3Fは11.7 – 11.4 – 11.6と伸ばす展開で、上位の上がりを使った3頭が圏内を独占した
・大外枠からスタートすると控えて中団の外を追走した、道中はやや行きたがるのを抑えられていた、勝負所では馬群の外をまわると中団の大外から直線へ、直線ではゴールまで衰えない脚色で伸びると、ラストは2位より0.5速い上がり最速34.0で伸びて優勝
・道中の行きっぷりから現状は1600m以上より、1400m以下の方がレースがしやすそう

【4】京王杯2歳S:1着:3ヶ月:横山武
・陣営は「道中で折り合い、差す競馬で勝てたことは収穫。現状は千四がベストで坂も苦にしない」とコメントしていた、追い切りはW主体の調整で、1週前には自己ベスト78.1 – 63.0 – 12.1が出されて併せ先着していた、休み明けで馬体は+8kg
・レースは開催10日目(Bコース3日目)の馬場の中34.2 – 57.3 – 34.9の前傾0.7で、前半を飛ばし気味のラップで入ると、ラスト3Fは11.6 – 11.8 – 11.5とラスト1F加速するラップで、上位の上がりを使った2頭のワンツー決着
・中枠からあおって出負け気味のスタートを切ると控えて中団の外を追走した、勝負所も動きはなくそのまま中団の外から直線へ、直線では力強い足取りでゴールまでしっかりと伸びると先行から抜け出した3着馬を差し切って優勝
・道中で速めのラップを追走しながらラストはゴールまで脚を伸ばせており、スプリント能力が高い

【5】阪神JF:3着:1ヶ月:横山武
・追い切りは併用で、最終追いはWで単走だった、初の関西遠征
・レースは開催4日目(Aコース4日目)の馬場の中34.4 – 58.2 – 34.4の前後傾フラットで、序盤を速めのペースで入ると、600-1000mを12.0 – 11.8とやや緩めて、ラストは残り3Fから0.5加速すると11.3 – 11.4 – 11.7と伸ばす展開で上位の上がりを使った2頭のワンツー
・中枠からやや出負け気味のスタートを切ると出て行って好位の外目を追走した、道中は行きたがるのを抑えられている様子だった、勝負所ではやや外をまわった影響か位置を下げて中団前目の外から直線へ、直線では手応え良く内から伸びた勝ち馬と併せたが、ラスト100mほどで伸びが若干鈍っての3着
・レース後鞍上は「1ハロン延長が不安材料だったけど、厩舎がうまく仕上げてくれた。ゲートも出て折り合いもついたけど残り1ハロンで止まってしまった」とコメントしており、現状の適性は1400m > 1600mか

3歳

【6】フィリーズレビュー:2着:3ヶ月:横山武
・陣営は「3着だけど、GIでメンバーがそろうなかで4着以下には完勝の内容だからね。千四の方がレースしやすいから、好勝負は確実」とコメントしていた、追い切りは一転して坂路での単走オンリーで、当週には自己ベスト51.7 – 12.4が出されていた
・レースは開催6日目(Aコース6日目)の馬場の中33.8 – 35.1の前傾1.3で、前半から飛ばして入っていくと、道中もペースは緩まず、ラスト3Fは11.4 – 11.7 – 12.0とゴールへ失速する展開
・最内枠からスタートすると出て行って前に逃げ馬を見る好位のインを追走した、道中ではポジションは変わらず、そのまま好位のインから直線へ、直線では逃げ馬の一つ外へ進路を取って脚を伸ばしたが、ラストまで逃げ馬と同程度の脚であり逃げ馬を捕らえられずの2着
・レース後鞍上は「具合がもう一つと感じてはいましたけど、前哨戦ですし、しっかり勝ちたかったのですが、いつも程の反応がありませんでした。調教がハード過ぎたのか、馬がエキサイトしてしまったのか、敗因は色々かと思いますが、その中でも勝って欲しかったのが本心です」とコメントしていた

【7】桜花賞:16着:1ヶ月:横山武
・陣営は「栗東に滞在してうまく調整。前走が七、八分の状態でグンと上がってきた」とコメントしていた、追い切りは前々走までのW主体の調整に戻され、最終追いでは79.2 – 63.9 – 11.6が単走で出されていた、1ヶ月間隔で連続して関西圏でのレースだったが、滞在の効果か馬体は+12kgして過去最高の454kgだった
・レースは開催14日目(Bコース4日目)の馬場の中34.5 – 58.1 – 34.1の後傾0.4で、前半をやや飛ばし気味のペースで入ると、600-1000mを11.8 – 11.8で進めた、ラストは残り3Fから0.4加速して11.4 – 11.2 – 11.5と伸びる展開で、4角8番手以下の馬が4着までを占める差し決着
・中枠からスタートすると好位の馬群を追走した、序盤には頭を上げて引っかかっているようだった、そのまま好位内目の馬群から直線へ進入すると、馬場の内目の進路取りのまま邪魔なく追われたが、ラスト250m以降は明確に失速して16着敗戦
・レース後鞍上は「1600mは長かったかもしれません。前走の1400mでもギリギリでした。何とかうまく折り合いをつけられればと思ったのですが、前走以上に噛んでいました。思い切って逃げてみるプランもありだったかもしれません」と距離適性についてコメントしていた

【8】京成杯AH:15着:5ヶ月:丹内
・陣営は前走について「道中で掛かったので最後に失速してしまったね」とコメントしていた、追い切りはWと坂路の併用で、1週前にはWで併せ先着していた、最終は坂路で時計は軽めの併せ馬、ハンデ54kg
・レースは開催2日目(Bコース2日目)の馬場の中34.2 – 57.3 – 33.5の後傾0.7で、道中を速めのラップで進めると、ラストは残り3Fから0.3加速して11.4 – 11.2 – 10.9と伸びる加速ラップで、勝ちタイム1:30.8の高速決着
・大外枠からスタートすると出て行って中団前目の外を追走たし、道中は近走と比較すると折り合いの中で追走できていた、勝負所では残り3F過ぎから徐々に促されて好位の外目から直線へ、直線では内から他馬にぶつけられて位置を下げてしまい、そこからは追われずに15着敗戦
・レース後鞍上は「大外枠だったんですけれどもうまく流れに乗れました。ただ、4角で手応えが怪しくなっていましたし、直線も進路が狭くなってしまいました」とコメントしていた

【9】ゴールデンイーグル(オーストラリアローズヒルガーデン1500m)(稍重):20着:2ヶ月:ベリー
・外枠からやや出負け気味のスタートを切るとq出て行って好位の外を追走した、道中も隊列に大きな動きはなくそのまま好位の外目から直線へ、直線ではスムーズに追われたが手応えはなく、後退を続けての最下位敗戦
・レース後陣営は「状態は良かった、ジョッキーは指示通り乗ってくれたし、直線まで手応えは良かったそうだが追うと馬場もあって走りづらそうにしていた」との旨のコメントをしていた

Gregory

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