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シックスペンス 【毎日王冠2024】

毎日王冠の各馬分析5頭目はシックスペンス。

結論に買い・消しなどの大方の見解とその根拠などを記載しているため、簡単には結論を見ていただければ十分かと思います。

毎日王冠の過去レース分析とそれから得られた分析結論(レース傾向など)についてはこちらから。

基本情報(馬名:馬齢:血統(父×母父):前走:鞍上:斤量)

シックスペンス:牡3歳:キズナ×米国型:前走日本ダービー3人気9着:ルメール:56kg(+1kg)

結論

■スローとはいえマイルでも好位で追走できるようにスピード性能に優れたタイプで、直線での伸びも一瞬でキレる、瞬発力に優れている点が強み
■スタートはいつもポンと出ていてかなり上手なタイプで、これまで全て上手くスタートを切っている
■前走はタイトな馬群で引っかかったことや適性よりはやや長そうな距離の影響もあったと見ており、少頭数になりそうで距離短縮となる今回条件は好転する、瞬発力に優れたタイプである点からも開幕週東京1800mの毎日王冠は向きそうで、スプリングS勝ちで1kg斤量は背負わされるものの、3歳かつ前走の負けで圧倒的な人気にならなさそうな点からも評価できる、本命級

全レース分析

2歳

【1】中山1600m新馬:1着:ルメール
・陣営は「気のいいタイプ、初戦から動けるはずで勝ち負けが可能なレベルにあります」とコメントしていた、追い切りはWでの併せ馬オンリーで1週前には83.6 – 65.8 – 11.8が出されていた
・レースは開幕週の馬場の中37.3 – 62.3 – 34.8の後傾2.5で、終始スローで進めてラスト3Fは12.2 – 11.9 – 10.7とラスト1Fだけ伸ばす形の低速戦
・中枠からスタートすると出て行って最内を1つ開けて好位の内目を追走した、勝負所では残り4Fから促されると前から3列目の最内から直線へ、直線では外へヨレるのを矯正されながら伸びるとラストは上がり2位の脚で抜け出して優勝
・直線での伸びは一瞬で加速するような脚で、キレがあるタイプか

【2】中山1600m 1勝クラス:1着:3ヶ月:石川
・追い切りは前走から一転坂路での併せ馬オンリーでの調整で1週前、当週にはそれぞれ51.9、51.5と速い時計が出されていた、3ヶ月の間隔を空けて馬体は+12kgしていた
・レースは開催6日目の馬場の中36.5 – 60.5 – 35.0の後傾1.5で、道中をスローで進めるとラスト3Fは12.0 – 11.4 – 11.6と残り2Fからの加速が大きな展開で同率を含めて上がり3位以内を使った4頭で1-4着を独占した
・9頭立ての6番枠からスタートすると出て行って2番手を追走した、道中はスムーズに折り合って追走すると勝負所でも軽く促される程度のまま逃げ馬と半馬身ほどの差の2番手から直線へ、直線では手前を替えた所から抜け出すと1.1/2馬身差を残して優勝

3歳

【3】スプリングS:1着:3ヶ月:ルメール
・追い切りは併用で1週前にはWで自己ベスト82.8 – 65.5 – 11.5が出されていた、休み明けだったものの+12kgした前走からは-4kgしていた
・レースは37.5 – 63.1 – 33.7の後傾3.8で、終始ドスローの展開で進めるとラストは残り3Fから0.6加速して12.0 – 10.9 – 10.8とラスト2Fを連続で10秒台で伸びる展開で、4角5番手以内がそのまま1-5着を独占の先行有利
・内目の枠からスタートすると出て行って最内を1つ開けて2列目外の3番手を追走した、道中はスローだったがしっかり折り合って追走すると勝負所では残り3F手前から促されて前との差を詰めて先頭に並びかけて1列目の内から3頭目から直線へ、ラストは上がり最速33.3でキレると抜け出して3馬身半差で快勝

【4】日本ダービー:9着:2ヶ月半:川田
・陣営は「まだ体を持て余し気味だが、少しずつ実が入り全体的にまとまってきた」とコメントしていた、追い切りは併用で2週前にはWで81.5 – 64.6 – 11.5、1週前には81.0 – 63.8 – 11.3と自己ベストの時計が出されていた
・レースは開催12日目Cコース替わり初週の馬場の中36.3 – 62.2 – 33.8の後傾2.5で、前半をスローで進めるとラストは残り5Fから1.0加速して11.7 – 11.3 – 11.1 – 11.2 – 11.7と伸びる展開
・外目の枠からスタートすると1, 2角ではかなり引っ掛かりながら好位の馬群を追走した、道中は馬群で比較的落ち着いて追走できていた、勝負所では残り4F過ぎから徐々に促していくと中団前目の馬群から直線へ、直線ではスムーズな進路を求めて外へ出されると本馬なりに伸ばしていたが、自身より内や前の馬達に迫れるほどではなく9着まで
・レース後陣営は「競馬に行っての折り合いがね…。コントロールが難しかったです」とコメントしていた、スタート後は落ち着いていたが1角手前で窮屈になった所から引っかかっているように見え、タイトな馬群に影響されたようだった

結論(再掲)

■スローとはいえマイルの流れでの好位で追走できるようにスピード性能に優れたタイプで、直線での伸びも一瞬でキレる、瞬発力に優れている点が強み
■スタートはいつもポンと出ていてかなり上手なタイプで、これまで全て上手くスタートを切っている
■前走はタイトな馬群で引っかかったことや適性よりはやや長そうな距離の影響もあったと見ており、少頭数になりそうで距離短縮となる今回条件は好転する、瞬発力に優れたタイプである点からも開幕週東京1800mの毎日王冠は向きそうで、スプリングS勝ちで1kg斤量は背負わされるものの、3歳かつ前走の負けで圧倒的な人気にならなさそうな点からも評価できる、本命級

Gregory

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