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サンカルパ 【紫苑S2022】

紫苑Sの各馬分析4頭目はサンカルパ。
シルク×ドゥラメンテ×牝馬と今年私が出資したミスエーニョの21と被る部分があり、活躍を期待してしまいますが、感情移入せず予想していきたいです。
ちなみに、感情移入といえば、昨年のこのレースは若干の感情移入もあって大好きな馬の妹であるエクランドールに重めの印をふってしまいました・・・反省です。

結論に買い・消しなどの大方の見解とその根拠などを記載しているため、簡単には結論を見ていただければ十分かと思います。

紫苑Sの過去レース分析とそれから得られた分析結論(レース傾向など)についてはこちらから。

基本情報(馬名:馬齢:血統(父×母父):前走:鞍上)

サンカルパ:牝3歳:ドゥラメンテ×米国型:福島1800m2勝クラス1人気2着:ルメール

結論

■騎手に促されなくても好位が取れる先行力が一つの強みで、中山の開幕週では武器になる
■いずれのレースも強調には欠ける印象も、まだ追い切りで負荷がかけきれていないため、馬体が成長して追い切りで長めから負荷がかけられるようになったタイミングを狙いたい(目安としては南W5F66秒程度)
■前走は休み明けでテンションが高めでも2勝クラスで好走しており、この実績は評価するが最高でも紐まで

全レース分析

2歳

【1】福島1800m新馬:6着:三浦
・追い切りは南W坂路芝コースの併用で最終追いは芝コースで単走軽め、時計は全体的に軽めだった
・レースは37.9 – 64.3 – 35.1で残り4Fから0.6加速して12.2 – 11.8 – 11.4 – 11.9という前が残りそうな展開
・内目の枠から歩くようなスタートで出遅れると後方を追走、勝負どころでは馬群が詰まって若干前との差を詰めたが後方であることに変わりはないまま直線へ、外目から追われると上がり最速をつかったが前を飲み込めるほどではなく6着まで

【2】新潟1800m未勝利:1着:1ヶ月:戸崎
・追い切りは南Wで単走オンリーで、長くても4Fからしか時計が出されていなかった、馬体は前走から+10kg
・レースは雨の降る稍重の中35.5 – 61.3 – 36.0で、中盤が大きく緩んだところから残り4Fから0.7加速して12.4 – 11.7 – 11.6 – 12.7と伸びてラスト1Fは時計かかる展開
・外目7番枠からスタートすると先行外を若干頭上げながら追走、中盤以降はスムーズに追走すると好位から直線へ、内の2頭と叩き合いになりながら伸びると上がり最速を使って残り200mで先頭に立ち振り切って優勝

【3】中京1600m1勝クラス:6着:3ヶ月:戸崎
・追い切りは南Wと坂路の併用で最終は坂路、時計は全体的に軽めだった
・レースは36.3 – 60.1 – 35.2で12.0付近が続く道中から、残り3Fから0.3加速して11.5 – 11.6 – 12.1という位置取りの前後で有利不利が少ない展開
・中枠からスタートすると手綱引き気味で折り合いを意識しながら好位のイン(前から4番手付近)を追走、その後勝負所から直線でも内を突いて追われたが周りと同程度の脚色になり6着まで

3歳

【4】中山1800m1勝クラス:2着:2ヶ月半:津村
・追い切りは南Wと坂路の併用で最終追い切りは南Wで併せ先着しており、前3走と比較して幾分調教の負荷が強められていた
・レースは37.0 – 60.8 – 35.7で道中は12.0付近が続き、ラスト3Fも11.6 – 11.4 – 12.7とラスト1Fの失速を除けば加減速の少ない展開
・中枠からスタートすると内から逃げた馬から2馬身差の2番手を追走、勝負所逃げた馬に並びかけていくと直線入り口では先頭に立った、直線で抜け出したが後方から上がり最速で追い込んだ馬にゴール直前で交わされて2着
・圧倒的にキレる脚はなさそうで、優等生な先行抜け出し競馬ができる脚質を考えるといわゆる前残りの展開の方が力を発揮できるタイプか(本レースは道中持続ラップになった分、若干先行馬には展開が向いていなかった)

【5】中山1800m1勝クラス:1着:1ヶ月半:津村
・陣営は「短期放牧明けでフレッシュな状態」とコメントしており放牧明けだった様子、追い切りは坂路からの南Wで最終のWは終い重点で単走で行われていた
・レースはレコードに近い時計が出るような高速馬場の中、36.0 – 59.4 – 35.5で道中は11.8以下が続く持続的な展開から、残り3Fからの加速も0.2にとどまり、ラスト3Fは11.5 – 11.6 – 12.4とラスト1F失速した
・大外9番枠からスタートするとそこまで無理せずとも出て行ってハナへ、軽快に飛ばして向正面では2番手を5馬身ほど離していた、その後勝負所の残り3F付近では一度差を詰められたが、そこからスパートすると再び突き放して上がり3位を使って4馬身差の快勝、馬場が向いたのはあるがこのクラスではそもそもの力が上位だった感じ

【6】福島1800m2勝クラス:2着:3ヶ月:津村
・初の古馬との対戦で斤量は52kg、追い切りはいつも通り坂路と南Wの併用で最終追い切りは南Wで単走終い重点だった
・レースは35.6 – 60.2 – 35.1で平均から若干スロー気味な前半の後、残り4Fから0.3加速して11.9 – 11.6 – 11.4 – 12.1と軽い4F戦の展開
・中枠内目からスタートすると手綱を引かれてテンション高めに好位の外を追走していた、休み明けはテンションが高まる可能性が高い、その後残り3Fから進出を開始すると軽い手応えで先頭に並びかけて直線へ、抜け出すと残り200mでは先頭に立ったが外から上がり最速の馬に差し切られて2着

結論(再掲)

■騎手に促されなくても好位が取れる先行力が一つの強みで、中山の開幕週では武器になる
■いずれのレースも強調には欠ける印象も、まだ追い切りで負荷がかけきれていないため、馬体が成長して追い切りで長めから負荷がかけられるようになったタイミングを狙いたい(目安としては南W5F66秒程度)
■前走は休み明けでテンションが高めでも2勝クラスで好走しており、この実績は評価するが最高でも紐まで

Gregory

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