ラヴァンダ 【東京新聞杯2026】
東京新聞杯の各馬分析11頭目はラヴァンダ。
結論に買い・消しなどの大方の見解とその根拠などを記載しているため、簡単には結論を見ていただければ十分かと思います。
東京新聞杯の過去レース分析とそれから得られた分析結論(レース傾向など)についてはこちらから。
基本情報(馬名:馬齢:血統(父×母父):前走:鞍上:斤量)
ラヴァンダ:牝5歳:ディープ系×欧州型:前走マイルCS6人気16着:岩田望:56kg(+1kg)
結論
■デビューから3戦は1400mを使われて問題なく追走できていたように基本的に気の良いタイプで、近走は序盤に折り合いをつけるために抑えられているが、それを含めてもマイルから中距離では中団から好位が取れる
■3勝クラス、アイルランドTと連勝した際はどちらも直線の長いコースでのスローペースの展開を、直線でじわじわと伸ばして差し切る競馬だったように、圧倒的な末があるタイプではないだけにある程度ポジションを取れる強みも活かせるスローペースで、長い直線を段々と加速する競馬がしたいタイプ
■休み明けでは3勝クラス勝ちがあるものの、基本的には1度叩かれた後の方がパフォーマンスが高いタイプである、また、追い切りでは休み明けでも関係なく速い時計が出される節があるため、時計が速い = 状態が良いとは判断しない方向で
■東京新聞杯では、直線の長いコースであることは良いものの、道中が持続的に流れる展開では好走歴がなく、ポジションも序盤にある程度折り合いをつけなければいけないことを考えると取れても中団くらいのポジションになるのでは、マイルCS以来の2ヶ月半の休み明けである点や斤量+1kgもマイナス要素で、マイルCSの3-5着馬が出てくることを考えるとやや分が悪い印象、人気がなく3連系本線であれば相手に拾っても良さそうだが、そこまで都合良い立ち位置にはならなさそうで、基本は高く評価せず
全レース分析
2歳
【1】京都1400m新馬(重):3着:藤岡佑
・陣営は「少しピリピリしたところがあって新馬戦向きの気性。ケイコも動いています」とコメントしていた、追い切りは併用で1週前にはWでの併せ馬で83.8 – 66.0 – 12.1が出され、当週の月曜日には坂路で51.6 – 12.2が一杯で出されていた、当週は坂路単走でし終い重点
・レースは開催3日目(Aコース3日目)で前日の雨の影響で重になった馬場の中34.6 – 36.6の前傾2.0で、前半をハイペースで進めると、ラスト3Fは12.1 – 12.3 – 12.2と上がりを要する展開で、上位の上がりを使った馬が上がり順で圏内を独占する末脚決着
・内目の枠からスタートすると前進気勢が強そうな様子で出て行って中団前目の馬群を追走した、勝負所では大きくはポジションを変えず中団前目の馬群から直線へ、直線では脚を使って伸びて前に迫ったが、ラストはゴール前で前の馬に進路を防がれるようなシーンもあり0.2秒差の3着
・4角ではコーナーをまわりきる2完歩ほど前に手前を替えてしまっていた
【2】京都1400m未勝利:1着:1ヶ月半:岩田望
・陣営は「初戦は競馬を分かっていない感じでした。落ち着いてとてもいい雰囲気です」とコメントしていた、追い切りは併用で1週前にW、当週に坂路で調整されていた、1ヶ月半の間隔で馬体は+12kgしていた
・レースは開催17日目(Cコース4日目)の馬場の中34.5 – 35.9の前傾1.4で、前半を速めのペースで進めると、ラスト3Fは11.7 – 12.3 – 11.9と上がりを要する展開で、ラスト1Fは勝ち馬が引き上げるラップ
・外目の枠からスタートすると少し気合をつけられながら出て行って中団馬群の外目を追走した、道中は折り合って追走できていた、勝負所では残り3F手前から馬群の外から促されて加速すると、4角で内前の馬が外へ飛んできて弾かれる不利があり中団前目の大外になって直線へ、直線では1頭だけ違う伸び脚で前に迫ると残り100mで先頭に立ち、ラストは2馬身半のリードを取って優勝
・1400mでも難しい所なく追走できる気の良さがある
【3】中京1400m1勝クラス:3着:中1週:小沢
・陣営は「追い切りは上がり重点でいい動き。落ち着きが増して精神面の成長を感じる」とコメントしていた、追い切りは坂路を馬なりで併せ馬が1本
・レースは開催3日目(Aコース3日目)の馬場の中34.7 – 34.3の後傾0.4で、道中をスロー気味のペースで進めると、ラスト3Fは11.7 – 11.1 – 11.5と伸びる展開
・中枠内目からスタートすると出て行って中団の馬群を追走した、道中は少し行きたがって頭を上げるようなシーンがあった、勝負所では残り3F手前から促されると馬群の中で加速して中団の馬群から直線へ、直線では序盤は目立つ脚色ではなかったがゴールが近づくにつれて徐々に加速していき2番手に迫った所がゴールで3着
3歳
【4】京都1600m1勝クラス:3着:2ヶ月:岩田望
・陣営は「前走は返し馬でアクシデントがありながらも頑張りました。能力はあります」とコメントしており、前走はアクシデントに見舞われていた様子、追い切りは併用で当週には坂路で自己ベスト51.1 – 11.7が単走で出されていた
・レースは開催12日目(Cコース3日目)の馬場の中36.1 – 60.6 – 34.3の後傾1.8で、道中をスローペースで進めると、ラストは残り3Fから0.5加速して11.5 – 11.2 – 11.6と伸びる展開で、上位の上がりを使った馬が4着までを独占する末脚決着
・9頭立ての7番枠からあおり気味のスタートを切ると出て行って逃げ馬の外の2番手を追走した、道中は距離延長のスローペースだった影響か少し行きたがっていたが折り合いの中で追走できていた、勝負所では残り4F過ぎから徐々に促されると先頭から1馬身半ほどの差の2番手になって直線へ、直線では本馬なりに脚を伸ばしてはいたが逃げ馬との差を詰められず3着まで
【5】チューリップ賞(稍重):7着:中2週:松若
・陣営は「相変わらずケイコの動きはいいですね。速い脚がなく、勝負どころで反応が悪くなる。そこでスッと動けるようになれば重賞でも」とコメントしていた、追い切りは坂路単走が2本で当週には自己ベスト50.5 – 12.3が出されていた
・レースは開催3日目(Aコース3日目)の馬場の中34.5 – 57.7 – 35.4の前傾0.9で、前半をハイペースで進めると、ラスト4Fは11.7 – 11.5 – 11.6 – 12.3とラスト1Fのラップを落とす展開で、逃げ馬が2着したものの4角で11番手以下から上位の上がりで伸びた馬が1, 3着する差しも入る決着
・外枠からスタートすると行きたがるのを抑えられながら中団後方の外を追走した、道中は比較的落ち着いて追走できていた、勝負所ではポジションを変えずに馬群の加速に付き合うと中団後方の外になって直線へ、直線ではこれから加速するタイミングで他馬に前に入られてブレーキをかけるとその後も進路が完全に開かずにしっかりと出せたのはラスト150m、ラストは前との差を詰めていたが勝ち馬から0.7秒差の7着まで
・レース後鞍上は「道中はいいところにハマったんですが、直線で窮屈になるところも。能力のある馬です」とコメントしていた
【6】フローラS:2着:1ヶ月半:岩田望
・陣営は「前走はスムーズに馬群をさばくことができませんでした。折り合いはつくので、距離延長は大丈夫。あとは初の長距離輸送が鍵に」とコメントしていた、追い切りは併用で1週前にWで併せ馬で終い重点、当週は坂路で併せ馬で50.8 – 12.1が出されていた、初の関東遠征で馬体は-10kgしていた
・レースは開催2日目(Aコース2日目)の馬場の中35.6 – 59.7 – 35.0の後傾0.6で、道中をミドルペースで進めると、ラストは残り3Fから0.4加速して11.6 – 11.6 – 11.8と伸びる展開で、上位の上がりを使った馬が1, 3, 5着、4角で4番手以内の馬が2, 4着する決着
・内枠からスタートすると出て行って好位のインを追走した、道中は前に馬を置くインコースで落ち着いて追走できていた、勝負所ではポジションを変えず終始最内を追走してくると好位のインのまま直線へ、直線では内の狭い進路を突くと1つ外の馬と接触するシーンもあったが伸びて抜け出した、ラストは外から伸びた馬には1馬身離されての2着まで
・レース後鞍上は「内枠を生かして、道中は内々を通れました。直線狭い所に入った時に一瞬ひるむ格好を見せましたが、抜けてからは良い脚で来てくれました。改めて力がある所を示してくれました」とコメントしていた
・直線での末脚はキレる様子ではなかったがゴールまでしぶとく伸ばせていた
【7】オークス:11着:1ヶ月:岩田望
・陣営は「距離は前走を見る限りは、対応はできると思っています。ただ、スタンド前の発走は少し気になります。それに相手も強くなりますので。状態の良さを生かして、頑張りたいです」とテンション面に関する懸念についてコメントしていた、追い切りは1週前がWで当週が坂路、共に併せ馬で行われる前走と同様のパターンだった
・レースは開催10日目(Bコース4日目)の馬場の中34.7 – 57.7 – 35.1の前傾0.4で、序盤から前が後続を離してハイペースで進めると、ラストは残り3Fから1.2加速して12.2 – 11.5 – 11.4と前と後ろが入れ替わって加速ラップの展開で、4角で10番手以下から同率を含めた上がり2位以内を使った3頭で圏内を独占する差し決着
・中枠からスタートすると出て行って中団前目の馬群を追走した、道中は少しだけ行きたがってはいたが折り合いの中で追走できていた、勝負所では早めには急かさず中団前目の馬群のまま直線へ、直線では比較的内目の進路のまま追われると残り300mまではなんとか耐えていたが、ラストはズルズルと後退して11着敗戦
・レース後鞍上は「やりたい競馬はできました。直線に向くまでいい雰囲気でしたが、距離が長いと明らかに分かる競馬でした」と距離適性についてコメントしていた
【8】ローズS(中京2000m)(稍重):7着:4ヶ月:岩田望
・陣営は「もともとケイコは動くタイプですが、今週も併せ馬で素晴らしい動きでした。実戦でもケイコ通りの反応の良さを出せれば楽しみ」とコメントしていた、追い切りはいつものパターンで、1週前にはWで自己ベスト80.9 – 65.4 – 11.2が出され、当週には坂路で51.0 – 12.1が出されていた、4ヶ月の休み明けで馬体は+10kgしていた
・レースは開催12日目(Bコース2日目)で明け方の雨で稍重となった馬場の中36.1 – 60.3 – 35.6の後傾0.5で、道中は逃げ馬が2番手以下を離して平均からややハイペースで進めると、ラスト5Fは12.1 – 11.9 – 11.9 – 11.8 – 11.9と加減速の少ない展開で4角6番手以内の馬が4着までを占める先行決着
・中枠から出負け気味のスタートを切ると出て行って好位の外を追走した、道中は折り合って追走できていた、勝負所では残り700m付近から促されると加速して好位の外から直線へ、直線では脚を使って前との差を少しずつ詰めてはいたがラストはまわりと同程度の脚色になって0.6秒差の7着まで
・レース後鞍上は「いいポジションで運べたけど、最後は久々の分、思ったほど伸びなかった。次はもっと良くなってくると思います」とコメントしていた、鞍上のコメントをそのまま受け取るなら叩き良化型のタイプだが、敗因としては道悪も考慮
・これまで重賞でもいずれもそれなりのパフォーマンスは出しているものの、2着だったフローラSが開幕週の東京2000mで内枠を活かした好走だったことを考えるとまだ高いパフォーマンスは見せきれていない
【9】秋華賞:4着:1ヶ月:岩田望
・陣営は「もともと調教は動く馬ですが先週、今週もいい動きでした。1回使ったことで勝負どころでの反応が良くなってくれば。相手はさらに強くなるし、胸を借りるつもりで頑張りたい」とコメントしていた、追い切りはいつも通りWからの坂路での調整も、1週前のWでは自己ベスト80.0 – 65.0 – 11.7が出されていた、当週は坂路単走で終い重点、最終追いが単走で行われるのはチューリップ賞以来だった
・レースは開催4日目(Aコース4日目)の馬場の中34.5 – 57.1 – 36.7の前傾2.2で、序盤は逃げ馬が後続を離してハイペースで進めると、ラスト4Fは11.6 – 12.2 – 12.7 – 11.8とラストは前が変わって加速する展開で、4角で7番手以下から上位の上がりを使った3頭で圏内を独占する差し決着
・外枠からスタートすると出て行って枠なりに中団前目の外を追走した、道中はハイペースの影響もあってか折り合いに難しい所は見せずに追走できていた、勝負所では残り4F過ぎの早めから少しずつ促していくと中団前目の内から3頭目付近になって直線へ、直線では懸命に脚を伸ばしていたが鋭い脚を伸ばした組には交わされる形で勝ち馬から0.5秒差の4着まで
・レース後に鞍上は「すごくいい競馬をしてくれました。課題のゲートをクリアして、いい位置で前を見ながら自分のタイミングで追い出して抜け出すところまでは行きましたが、前の3頭が強かったですね。外に張ったり、まだ成長の余地があるので、これから期待していい馬だと思います」とコメントしていた
・直線での末脚はもうワンパンチ欲しい印象だが、ハイペースの中である程度早めからエンジンをふかしていることを考えると十分強い競馬をしている
4歳
【10】中京2000m3勝クラス(稍重):16着:2ヶ月半:岩田望
・陣営は「時季的に絞り切れない面はありますが、ケイコはいつもいい動きをしている」とコメントしていた、追い切りはいつものパターンで1週前のWでは自己ベスト78.7 – 63.7 – 10.9の猛時計が一杯で出されていた、当週は前走に続いて坂路で単走で51.9 – 12.0、2ヶ月半の休み明けで馬体は+10kgしていた、初の古馬との対戦で斤量は-1kgの55kg
・レースは開催2日目(Aコース2日目)だが12月も使われていて荒れた馬場で雨が降って稍重になったコンディションの中36.4 – 61.3 – 36.1の後傾0.3で、道中をややスローペースで進めると、ラストは残り3Fから0.3加速して12.1 – 12.0 – 12.0と上がり要する展開で、上位の上がりを使った馬が圏内を独占する末脚決着
・中枠からスタートするとほとんど馬なりで出て行って好位の馬群を追走した、道中は少し追っ付けられる様子で追走していた、勝負所では向正面で促されていた勢いのままガンガン追われたがポジションを上げられず中団前目の馬群の位置取りになって直線へ、直線では手応えなく沈んで16着大敗
・休み明けで状態が万全ではなかったのはあるが、負け過ぎなことを考慮するとタフな道悪が向かないのでは
【11】阪神1800m3勝クラス:2着:2ヶ月半:岩田望
・陣営は「前走は道悪馬場にノメっていました。ケイコは抜群の動きで当日の天候次第」とコメントしていた、追い切りはいつものパターンで1週前のWでは自己ベスト78.1 – 62.8 – 11.2が出されていた
・レースは開催5日目(Aコース5日目)の馬場の中34.8 – 59.2 – 34.3の後傾0.5で、道中をミドルペースで進めると、ラストは残り4Fから0.4加速して11.7 – 11.5 – 11.1 – 11.7と残り2Fからの加速も大きな展開で、4角で7番手以下の馬が圏内を独占する差し決着
・最内枠からスタートすると出て行って中団のインを追走した、道中は終始最内の進路を追走し落ち着いて追走できていた、勝負所では残り3F手前から徐々に促されると、途中逆手前でコーナリングする所を見せながら中団のインから直線へ、直線では外へ張るのを矯正されながら追われるとすぐに加速する様子ではなかったがじわじわと伸びて馬群から抜け出したが、ラストは自身より内から伸びた馬に差されて2着まで
・直線での伸び脚はじわじわという感じで、純粋な末脚比べの決着よりはポジションを取れることも活かした上で脚を伸ばす競馬が合うのでは
【12】阪神牝馬S:3着:1ヶ月:岩田望
・陣営は「勝ち馬の決め手が上でしたが、いい内容で走ってくれました。ケイコの動きは抜群。今回は格上挑戦、久々の千六が鍵になりそう」とコメントしていた、追い切りはWでの単走終い重点と、坂路での単走が1本ずつ、1600m以下の距離を使われるのはチューリップ賞以来だった
・レースは開催13日目(Bコース3日目)の馬場の中35.5 – 59.4 – 33.4の後傾2.1で、道中をスローペースで進めると、ラストは残り3Fから0.7加速して11.2 – 10.8 – 11.4と伸びる高速上がり戦で、4着までのうち3頭が4角で6番手以内の先行有利決着
・中枠外目から出負け気味のスタートを切ると控えて中団後方の馬群を追走した、道中は少しだけ行きたがっていたが折り合いの中で追走できていた、勝負所では残り3Fから外の馬が動いたタイミングで追い出されると外目へ進路を取って中団後方の外目の馬群から直線へ、直線では追われて徐々にスピードに乗ってくるとラストは猛然と前に迫ったが交わしきれずタイム差なしの3着まで
・レース後に鞍上は「ラストはよく伸びていますが、最初のポジション取りがうまくいきませんでした」とコメントしていた
・本レースから、じわじわと加速する特性を活かすには直線の長いコースの方が向く
【13】京都2000m3勝クラス(稍重):2着:1ヶ月半:岩田望
・陣営は「まだ手前の変え方に課題は残っていますが、自己条件なら。決めたいですね」とコメントしていた、追い切りはいつものパターン、牝馬限定戦
・レースは開催9日目(Dコース3日目)で雨が降って稍重に変化した馬場の中39.7 – 65.8 – 34.1の後傾5.6で、道中をドスローで進めると、ラストは残り4Fから0.9加速して12.1 – 11.5 – 11.2 – 11.4と伸びる展開で、上位の上がりを使った5頭が5着までを独占する末脚決着
・8頭立ての4番枠からスタートすると速い馬がおらず出て行ってハナへ、道中は折り合いを重視された様子でかなりのスローペースで進めていた、勝負所では他馬を引きつけるように追い出しを我慢されて2番手の馬と並ぶような形の先頭で直線へ、直線では相変わらず外へヨレるのを矯正されながら追われると脚を使って伸びたが、自身をマークしていた馬に内から交わされて2着まで
【14】府中牝馬S:3着:1ヶ月:岩田望
・陣営は「舞台設定は一番いいと思っています。格上挑戦ですが重賞を勝てる力はあると思っていますし、今後のためにも賞金を加算したい」とコメントしていた、追い切りはいつもと同じパターン、1ヶ月間隔での関東遠征でも馬体は+6kgしていた、ハンデ54kg
・レースは開催18日目(Dコース2日目)の馬場の中35.5 – 58.9 – 35.4の後傾0.1で、道中をミドルペースで進めると、ラスト4Fは11.7 – 11.5 – 11.7 – 12.2とゴールへ失速する展開で、4角で7番手以内の馬が圏内を独占し、上位の上がりを使った馬が圏内に届かない差しの入りづらい決着
・大外枠からスタートすると行きたがるのを抑えられながら出て行って中団の外を追走した、道中は前に馬を置けない位置だったが落ち着いて追走できていた、勝負所ではポジションを変えずに中団の大外から直線へ、直線ではじわじわと脚を使って前に迫ったが、自身より内前から伸ばした馬との差を詰めきれず勝ち馬から0.3秒差の3着まで
・レース後鞍上は「もう1列前で運べば良かったのかもしれませんが、外枠もありましたし、ハンデ(54キロ)が見込まれたのもありました。また秋に頑張ってほしいです」とコメントしていた
【15】阪神1600m3勝クラス:1着:3ヶ月:岩田望
・陣営は「いくらか余裕がある体つきも、フレッシュな状態でケイコの動きも上々です」とコメントしていた、追い切りは1週前にW、当週に坂路で併せ馬が行われ、相変わらず速い時計が出されていた
・レースは開催4日目(Aコース4日目)の馬場の中35.6 – 58.8 – 33.4の後傾2.2で、道中をスローペースで進めると、ラストは残り3Fから0.3加速して11.2 – 10.8 – 11.4と伸びる高速上がり戦
・外目の枠からスタートすると出て行って好位の外を追走した、道中は少し行きたがっていたが折り合いの中で追走できていた、勝負所では残り3Fから少しずつ促していくと途中で逆手前でコーナリングする所がありながらも前との差を詰めて好位の外から直線へ、直線では相変わらずじわじわと脚を伸ばすと、ラストはゴール前で先に抜け出していた2着馬を捉えて優勝
・スローペースをある程度ポジションを取って脚を溜めて、ラストは長い直線でじわじわと脚を伸ばす競馬でオープン入り
【16】アイルランドT:1着:1ヶ月:岩田望
・陣営は「前走は3, 4角を逆手前で走りながらも、勝ち切ってくれました。東京は合っていますし、重賞を勝つ力も持っていると思います」とコメントしていた、追い切りはいつものパターンも近走と比較すると軽めの時計だった
・レースは開催4日目(Aコース4日目)の馬場の中36.4 – 60.8 – 33.2の後傾3.2で、道中をスローペースで進めると、ラストは残り3Fから0.7加速して11.0 – 11.1 – 11.1と伸びる高速上がり戦
・外枠から好スタートを切ると出て行って枠なりに中団後方の外を追走した、道中はスローペースだったが落ち着いて追走できていた、勝負所ではポジションを変えずに馬群の加速に付き合うと中団の大外になって直線へ、直線ではじわじわと外から伸ばすとラストは半馬身内の馬を捉え切って優勝
・レース後鞍上は「道中からすごく雰囲気良く進められていたので、あとは伸びてくれるだけだと信じていました。外枠でしたし、他に行く馬がいたら行かせてその後ろと考えていました。プラン通りの競馬が出来たと思います。本当にレースセンスが良い馬だと感じています。逃げも追い込みも出来ますし、操縦性が高いところがこの馬の一番の強さだと思います。(中略)この馬の走りが出来ればGIでも通用すると思っていますし、応援していただけたら嬉しいです」とコメントしていた
・前走と同様直線の長いコースでのスローペースでじわじわと脚を伸ばす競馬で連勝、重賞初制覇
【17】マイルCS:16着:1ヶ月半:岩田望
・陣営は「もともと能力はありましたが、ケイコを積んでも馬体が減らなくなり充実してきました。ただ、今回はGIで相手がかなり強化されますので。ロスなく運んで、どこまでやれるか」とコメントしていた、追い切りはいつものパターンで1週前はWで終い重点の時計が出され、当週には坂路で自己ベストタイの50.5 – 11.8が単走馬なりで出されていた
・レースは開催17日目(Cコース2日目)の馬場の中34.2 – 57.7 – 33.6の後傾0.6で、前半をややハイペースで進めると、600-1000mを11.7 – 11.8と緩めた、ラストは残り3Fから0.4加速して11.4 – 11.0 – 11.2と伸びる展開で、7着までのうち6頭が4角で8番手以内の先行有利
・中枠からスタートすると枠なりに出て行って内前に勝ち馬を見る好位の外を追走した、道中は近走と比較するとやや行きたがっている様子だった、勝負所では促されてポジションを変えずに好位の外から直線へ、直線では伸ばせず16着大敗
・レース後鞍上は「うまく競馬をしてくれました。相手は強かったですが、これからの馬なので改めてです」とコメントしていた
・相手は強化されていたもののやや負け過ぎの感もあり、出来落ちの面があったのでは
結論(再掲)
■デビューから3戦は1400mを使われて問題なく追走できていたように基本的に気の良いタイプで、近走は序盤に折り合いをつけるために抑えられているが、それを含めてもマイルから中距離では中団から好位が取れる
■3勝クラス、アイルランドTと連勝した際はどちらも直線の長いコースでのスローペースの展開を、直線でじわじわと伸ばして差し切る競馬だったように、圧倒的な末があるタイプではないだけにある程度ポジションを取れる強みも活かせるスローペースで、長い直線を段々と加速する競馬がしたいタイプ
■休み明けでは3勝クラス勝ちがあるものの、基本的には1度叩かれた後の方がパフォーマンスが高いタイプである、また、追い切りでは休み明けでも関係なく速い時計が出される節があるため、時計が速い = 状態が良いとは判断しない方向で
■東京新聞杯では、直線の長いコースであることは良いものの、道中が持続的に流れる展開では好走歴がなく、ポジションも序盤にある程度折り合いをつけなければいけないことを考えると取れても中団くらいのポジションになるのでは、マイルCS以来の2ヶ月半の休み明けである点や斤量+1kgもマイナス要素で、マイルCSの3-5着馬が出てくることを考えるとやや分が悪い印象、人気がなく3連系本線であれば相手に拾っても良さそうだが、そこまで都合良い立ち位置にはならなさそうで、基本は高く評価せず
Gregory
