ブエナオンダ 【東京新聞杯2026】
東京新聞杯の各馬分析10頭目はブエナオンダ。
結論に買い・消しなどの大方の見解とその根拠などを記載しているため、簡単には結論を見ていただければ十分かと思います。
東京新聞杯の過去レース分析とそれから得られた分析結論(レース傾向など)についてはこちらから。
基本情報(馬名:馬齢:血統(父×母父):前走:鞍上:斤量)
ブエナオンダ:牡5歳:リオンディーズ×ディープ:前走京都金杯4人気1着:横山武:58kg(+1kg)
結論
■末脚はキレるというよりは長く良い脚を使うタイプで、コーナーでの加速も上手ではないため、直線が長いコースの方が向く
■全5勝のうち4勝が京都コースであり、加速に時間を要する面がある分、3角からの下り坂で勢いが付く京都コースとは相性が良いと考えられる
■現状は3勝クラスを勝った時のように直線の長いコースで前半ハイペースから道中が緩み差しの入る展開でしぶとく長く脚を伸ばす競馬で最もパフォーマンスを出せると考えられる
■東京新聞杯に向けては長く脚を使える点は良いものの、道中が持続的に流れて前も止まりづらい展開では2走前にキャピタルS(L)で今回出走のミッキーゴージャスに敗れておりパフォーマンス面で大きく評価できない、ハンデGⅢを勝って斤量が+1kgされるのも評価しづらく、それでいて前走重賞勝ちの字面分の人気も背負う、内枠に入れば相手か消しかを検討する、基本は評価せず
全レース分析
2歳
【1】京都2000m新馬:1着:川田
・陣営は「素質は高そう。追ってからのフォームがいいし、芝のこの距離も合うと思う」とコメントしていた、追い切りは併用で併せ馬も行われ、1週前当週とジョッキーが騎乗していた
・レースは開催8日目(Aコース8日目)の馬場の中35.7 – 61.4 – 34.8の後傾0.9で、道中をスローペースで進めると、ラスト4Fは12.3 – 11.9 – 11.6 – 11.3と徐々にゴールまで加速する展開で、4角で3番手以内の馬が圏内を独占する先行決着
・中枠からスタートすると内にはこだわらずに出て行って好位の外を追走した、道中は馬の後ろに入れてしっかりと折り合って追走できていた、勝負所では残り3Fから少しずつ促されると前で並ぶ2頭から1馬身ほどの差の3番手から直線へ、直線では少しずつ加速して伸びると前を交わして突き放すような脚を使って4馬身差の圧勝
・上がりは2位より0.5秒速い最速であり、ここでは力が違った
3歳
【2】若駒S(L)(京都2000m)(重):3着:2ヶ月半:川田
・陣営は「心身ともに子どもっぽいが、逆に良くなる余地は十分。素材の良さを感じる」とコメントしていた、追い切りは併用で中間には坂路で自己ベスト52.3 – 13.1が出されていた、1週前当週はWでの調整で当週にはジョッキーが騎乗していた
・レースは開催6日目(Bコース1日目)の重馬場の中36.0 – 61.7 – 36.6の前傾0.6で、前半をややスローペースで進めると、ラストは残り3Fから0.4加速して11.8 – 12.2 – 12.6とゴールへ失速して上がりを要する展開で、上位の上がりを使った馬が4着までを独占する末脚決着
・7頭立ての最内枠からスタートすると控えて外へ寄せて後方の外を追走した、向正面では馬群が詰まって外からポジションを上げたことで3角では中団の外の位置取りになっていた、勝負所では残り3F付近から促されて一団になった馬群の中団の外から直線へ、直線では序盤に右ムチを入れられると外へヨレてしまい、その後はゴールまで内へ矯正されながら追われ少しずつ脚を使ってはいたが3着まで
【3】きさらぎ賞:7着:中1週:武豊
・陣営は「まだ幼いところがあって外へ張ったりしていたけれど、直線は盛り返してくれました。ワンターンの千八がいい方に出ればと思う」とコメントしていた、追い切りはWでの併せ馬が1本
・レースは開催11日目(Cコース2日目)の馬場の中35.6 – 60.2 – 34.4の後傾1.2で、道中を平均ペースで進めると、ラスト3Fは12.0 – 11.1 – 11.3と残り2Fからの加速が大きな展開で、4角9番手以下から上位の上がりを使った馬のワンツー決着
・外枠からスタートすると出て行って好位の外を追走した、道中は行きたがるのを抑えられながらの追走となっていた、勝負所では残り3Fから少しずつ促されたが上手く加速できずに好位の外目から直線へ、直線では伸ばせず敗戦
・レース後鞍上は「ゲートもそっと出しましたが道中はずっと力んで走っていました。少し距離を詰めてもと思います」とコメントしていた
・3, 4角では途中逆手前でコーナリングしてしまっている区間があり、4角から直線でも少し膨れるようになってしまっていた
【4】中京1600m1勝クラス:5着:1ヶ月半:吉田隼
・陣営は「前走は道中ハミをかんでいたから千六の流れがいい方に出れば。改めての気持ち」とコメントしていた、追い切りはWで終い重点が主体の調整で、1週前当週と続けてジョッキーが騎乗していた
・レースは開催4日目(Aコース4日目)の馬場の中36.3 – 60.2 – 34.5の後傾1.8で、道中をスローペースで進めると、ラスト3Fは12.0 – 11.1 – 11.4と残り2Fからの加速が大きな展開で、4角で4番手以内の馬が圏内を独占する先行決着
・10頭立ての5番枠からスタートすると2角では中団前目の馬群を追走していたが、向正面に入ってすぐに外へ誘導され、3角では好位の外を追走していた、勝負所では残り500m付近から右手綱を引かれながら促されると先頭からは2馬身半ほどの差の3番手から直線へ、直線では本馬なりに脚を使ってはいたがまわりと同程度の脚色で勝ち馬から0.4秒差の5着まで
【5】阪神ダート1800m1勝クラス(稍重):12着:中2週:戸崎
・陣営は「いいレースをしているが、芝のスピードでは少し見劣る。ダートで変わり身を」とコメントしていた、追い切りは坂路とWが1本ずつで目立った時計はなかった
・レースは稍重の馬場の中37.2 – 62.8 – 36.4の後傾0.8で、道中をスローペースで進めると、ラストは残り3Fから0.3加速して12.3 – 11.7 – 12.4と伸びる展開
・中枠から少しあおり気味のスタートを切ると出て行って好位の馬群を追走した、道中はガッツリ砂を被るポジションだったが落ち着いて追走できていた、勝負所では残り4F過ぎから促されたが前には離される形で後方の馬群になって直線へ、直線では伸ばせず最下位敗戦
【6】京都1800m1勝クラス:1着:6ヶ月:シュタルケ
・陣営は「休ませて成長を促した。開幕週の芝は合いそうだし、もっとやれてもいいね」とコメントしていた、追い切りはW主体週末坂路での調整で当週にはWで自己ベスト82.0 – 65.8 – 11.3が出されていた
・レースは開催2日目(Aコース2日目)の馬場の中34.9 – 59.2 – 34.6の後傾0.3で、道中をミドルペースで進めると、ラストは残り3Fから0.7加速して11.5 – 11.4 – 11.7と伸びる展開で、4角で6番手以内の馬が5着までを独占する先行決着
・中枠から出負け気味のスタートを切ると控えて中団の外を追走した、道中及び勝負所ではポジションを変えずに進めると中団の外のまま直線へ、直線では外から反応して伸びると2位より0.4秒速い上がり最速の脚で自身より内前の組を交わして優勝
【7】東京1600m2勝クラス:4着:中2週:佐々木
・陣営は「夏場を充電に充てた効果で前走は素質の高さを再確認。昇級でも期待したい」とコメントしていた、追い切りはWでの併せ馬が2本で1週前には6F自己ベストの80.7 – 66.1 – 11.5が出され併せ遅れていた、当週は終い重点、初の関東遠征、ハンデ55kg
・レースは開催8日目(Bコース2日目)の馬場の中35.8 – 59.8 – 33.7の後傾2.1で、道中をスローペースで進めると、ラストは残り3Fから0.7加速して11.3 – 11.2 – 11.2と伸びる高速上がり戦
・9頭立ての6番枠からスタートすると控えて後方の外を追走した、道中は落ち着いて追走できていた、勝負所では前に勝ち馬を見る位置で進めて後方の大外になって直線へ、直線では大外から長く脚を伸ばして前に迫ったが先に抜け出した組を交わせずに4着まで、上がりは同率で最速の32.9
・自身よりスタートで出遅れた勝ち馬と同じ上がりを使って敗れているように、道中で押し上げた勝ち馬のエスコートが一枚上手だった
【8】京都2000m2勝クラス:5着:中2週:川田
・陣営は「マイルは忙しかったけど、2勝クラスでもメドは立った。この距離でさらに」とコメントしていた、追い切りはWでの併せ馬が2本で、前走から中2週と間隔は詰まっていたが、最終追いでは自己ベストを大幅更新する78.6 – 64.3 – 11.7が出されていた
・レースは開催13日目(Bコース5日目)の馬場の中37.3 – 62.4 – 35.3の後傾2.0で、道中をスローペースで進めると、ラストは残り4Fから0.5加速して11.6 – 11.6 – 11.8 – 11.9とラストまで11秒台で伸びる高速4F戦で、2角時点で10番手以下だった馬がワンツーする差し有利
・外目の枠から躓き加減のスタートを切ると行きたがるのを抑えられながら中団の外を追走した、道中はポジションを変えずに比較的落ち着いて追走できていた、勝負所では少し進路を内へ取って残り700mから促されると反応が悪かったのか4角までにムチも入れられて中団の馬群から外へ出されるようにして直線へ、直線ではしぶとく脚を伸ばしてはいたがさらに外から鋭く伸びる組に対しては見劣って勝ち馬から0.3秒差の5着まで
・この距離ではスローになると折り合いに難しい所があるし、前走の東京1600mで使えた脚を考えると1800m以下のワンターンの方がレースがしやすいのでは
【9】中山1800m2勝クラス:7着:1ヶ月:C.デムーロ
・陣営は「中山千八のペースなら、折り合い面を含めてかみ合いそう。上位争いを期待」とコメントしていた、追い切りは併用でキャリアで初めて最終追いが坂路で行われていた
・レースは開催5日目(Aコース5日目)の馬場の中35.1 – 57.4 – 38.1の前傾3.0で、前半を11.4以下が続くハイペースで進めると、ラスト4Fは11.9 – 12.7 – 12.6 – 12.8と上がりを要する展開で、5着までのうち3頭が4角で10番手以下の差し有利
・内枠から出負け気味のスタートを切ると直後に挟まれたが大きな不利はなく押して出して行って中団後方のインを追走した、道中はペースが流れた影響か序盤に出して行ったが折り合いに難しそうな所はなかった、勝負所では残り700m付近から促されると隊列は大きく変わらずに中団の内目から直線へ、直線では進路が詰まってブレーキをかけるシーンがあり、ラスト100mで外に出し直して追われたが2着から0.1秒差の7着まで
・不利の影響が大きく、なければ頭争いまであったか
【10】京都2000m2勝クラス:4着:中1週:デムーロ
・陣営は「直線で進路が狭くなり、もったいなかった。立ち回り次第でもっとやれても」とコメントしていた、追い切りは坂路での併せ先着が1本、ハンデ56kg
・レースは開催25日目(Dコース5日目)の馬場の中36.5 – 61.1 – 35.3の後傾1.2で、道中をスローペースで進めると、ラストは残り4Fから0.7加速して11.8 – 11.5 – 11.8 – 12.0と伸びてゴールへ失速する展開
・大外枠からスタートすると少し行きたがるのと折り合いをつけながら中団後方の外を追走した、向正面では外からまくりが入ったが本馬はポジションを変えずに3角でも中団後方の外を追走していた、勝負所では残り3F手前から本格的に促されると加速して中団の大外になって直線へ、直線では脚を使ってはいたが先に抜け出した組に迫り切れるほどではなく勝ち馬から0.3秒差の4着まで
・ここでは大外枠の分もあったものの、1, 2角では少し行きたがる面を見せており、結果ポジションが取れずに勝負所で大きく外をまわすしかなくなっている
4歳
【11】中京2000m2勝クラス:3着:中1週:デムーロ
・陣営は「常識にかかってきました。いい状態を維持しているし、ワンパンチが利けば」とコメントしていた、追い切りは坂路での単走が2本
・レースは開催3日目(Aコース3日目)の馬場の中36.8 – 61.6 – 35.2の後傾1.6で、道中をスローペースで進めると、ラスト3Fは12.2 – 11.4 – 11.6と残り2Fからの加速が大きな展開で、上位の上がりを使った馬で4着までを独占する末脚決着
・内目の枠から五分のスタートを切ると序盤に促して内へ寄せて中団のインを追走した、道中はスローペースの展開を序盤で押して行った割には折り合いの中に収まって追走できていた、勝負所では最内の進路取りのまま残り4F過ぎから促されると中団のインのまま直線へ、直線でも前に勝ち馬を見る最内の進路を追われると上がり2位の脚で伸びたが、先頭から伸びた勝ち馬と外からスムーズに伸びた2着馬には及ばず勝ち馬から0.4秒差の3着まで
【12】中山1600m2勝クラス(稍重):3着:2ヶ月:川田
・陣営は「3走前は直線で前が詰まった。コースは合うと思うので、うまくさばければ」とコメントしていた、追い切りは併用で併せ馬は行われていたが時計は軽めだった
・レースは開催4日目(Aコース4日目)で雪の影響が残って稍重になった馬場の中34.3 – 57.3 – 36.9の前傾2.6で、前半を11.3以下が続くハイペースで進めると、後半4Fは11.7 – 12.1 – 12.0 – 12.8と上がりを要する展開で、4角で3番手以内の馬でのワンツー決着
・外枠から出負け気味のスタートを切ると出て行って中団後方の外を追走した、道中はペースが流れたこともあり折り合いに難しい所は見せずに追走していた、勝負所では促されると内から4頭目をまわって進出して好位の外目になって直線へ、直線ではじわじわと伸びて前に迫ったが先に抜け出した2頭には及ばず勝ち馬から0.2秒差の3着まで
【13】阪神1800m2勝クラス:4着:1ヶ月:佐々木
・陣営は「千六は少し忙しかった気がしますね。それでも格好はつけたから1F延長で」とコメントしており中々距離適性を掴めていない様子だった、追い切りは坂路オンリーでの調整で1週前には自己ベスト51.7 – 12.4が出されていた、当週は単走、レースではブリンカーが着用されていた
・レースは開催11日目(Bコース1日目)の馬場の中36.2 – 60.2 – 33.4の後傾2.8で、道中をスローペースで進めると、ラストは残り3Fから0.5加速して11.1 – 10.8 – 11.5と伸びる高速上がり戦で、上位の上がりを使った馬が4着までを独占する末脚決着
・8頭立ての3番枠からスタートするとほとんど馬なりで出て行ってハナへ、道中は少しだけ行きたがるのを抑えられるような形で逃げていた、勝負所では残り3F付近から少しずつ促されていくと外から2番手の馬に並びかけられるような形で直線へ、直線では脚を伸ばしてはいたが鋭い決め手を使った組に交わされて4着まで
【14】東京1800m2勝クラス:1着:中2週:モレイラ
・陣営は「歯がゆい競馬が続いているが、具合はいいですね。引き続きブリンカー着用」とコメントしていた、追い切りは坂路で2本で時計は平凡、1週前は併せ遅れていた
・レースは開催1日目(Aコース1日目)の馬場の中36.4 – 60.2 – 34.0の後傾2.4で、道中をスローペースで進めると、ラストは残り5Fから0.4加速して11.7 – 11.6 – 11.3 – 11.3 – 11.4と伸びる展開で、上位の上がりを使った2頭でのワンツー決着
・9頭立ての8番枠からスタートするとあまり行き脚がつかず少し促されて中団の馬群を追走した、向正面ではインの馬が前に行って3角では中団のインの位置取りになっていた、勝負所では終始最内を立ち回って残り3F付近から促されると、4角インアウトで中団の馬群の位置取りになって直線へ、直線では外へ少しずつヨレるのを終始右ムチで矯正されながら追われると、末脚はキレる様子ではなかったもののゴールまで長く脚を伸ばし、ラストは外から迫った2着馬を凌いで優勝
・コーナリングが上手くなく、脚も一瞬でキレるというよりは長く良い脚を伸ばすタイプなだけに直線の長いコースがベターか
【15】京都1600m3勝クラス:1着:5ヶ月半:川田
・陣営は「勝った後はリフレッシュ。いい休みになった。昇級でも相手なりに動けそう」とコメントしていた、追い切りは坂路主体での調整で、2週前には自己ベスト51.4 – 12.6が出されていた、ハンデ56kg
・レースは開催4日目(Aコース4日目)の馬場の中34.1 – 58.0 – 34.1の前後傾フラットで前半をハイペースで進めると、600-1000mを12.2 – 11.7と緩めた、ラストは残り3Fから0.3加速して11.4 – 11.2 – 11.5と伸びる展開で、上位の上がりを使った馬が5着までを独占する末脚決着
・内枠からスタートするとインにはこだわらずにほとんど馬なりで出て行って中団外目の馬群を追走した、道中はポジションを変えずに追走すると勝負所では残り4F付近から少しずつ動かされて馬群の外をまわると、4角では内の馬に弾かれるような所もあり後方の大外になって直線へ、直線では少し内へヨレるのを右ムチで矯正されながら追われるとグイグイと伸びてゴール前でクビ差差し切って優勝
・現状は本レースのような、直線の長いコースで前半ハイペースから道中が緩み差しの入る展開でしぶとく長く脚を伸ばす競馬が合っているのでは
【16】まほろばS(L)(京都1600m):2着:中2週:浜中
・陣営は「前走は強い勝ち方でしたね。時計面からはオープンでも通用しそう。楽しみ」とコメントしていた、追い切りは坂路で馬なりが2本、ハンデ56kg
・レースは開催11日目(Bコース2日目)の馬場の中34.6 – 58.0 – 34.5の後傾0.1で、道中をミドルペースで進めると、ラスト4Fは11.7 – 11.6 – 11.5 – 11.4と少しずつだがゴールへ加速する展開で、4角で11番手以下から同率の上がり最速で伸びた馬のワンツー決着
・内目の枠からスタートするとほとんど馬なりで控えて中団後方の馬群を追走した、道中は少し行きたがるのを抑えられながら追走していた、勝負所では早めに動かすことはせず、残り3Fを過ぎてから促されると後方の大外になって直線へ、直線ではじわじわと加速していって良く脚を伸ばしたが、ラストは内の進路から伸びた馬にハナ差遅れを取って2着まで
・じわじわと加速するタイプなだけに3角過ぎからの下り坂で勢いがつく京都は向く舞台
【17】キャピタルS(L)(東京1600m):3着:1ヶ月:川田
・陣営は「夏を越して成長した。前向きさが出たことでレースをしやすくなっている」とコメントしていた、追い切りは坂路での併せ馬が2本で、最終追いでは併せ遅れていた
・レースは開催18日目(Cコース3日目)の馬場の中34.3 – 57.2 – 34.7の前傾0.4で、道中を11.5以下が続く持続的で緩まないペースで進めると、ラスト3Fは11.5 – 11.6 – 11.6と加減速の少ない展開で、馬番6番までの馬で圏内を独占する内枠決着
・内目の枠からスタートすると出て行って中団前目の馬群を追走した、道中は少しだけ行きたがるのを抑えられながらの追走だった、勝負所では4角手前から促されて中団内目の馬群から直線へ、直線では内目の進路のまま追われるとじわじわと脚を使って前に迫ったがラストは2頭に競り負けて勝ち馬から0.1秒差の3着まで
5歳
【18】京都金杯:1着:1ヶ月:川田
・陣営は「昨年の夏にいい休養ができて、復帰した後が好内容。オープンでも通用している。いい状態を維持しているから重賞でもと思う」とコメントしていた、追い切りは坂路オンリーでの調整で、目立つ時計はなかった、ハンデ56.5kg
・レースは開催1日目(Aコース1日目)の馬場の中35.3 – 59.1 – 34.6の後傾0.7で、道中をスローペースで進めるとラストは残り4Fから0.4加速して11.7 – 11.6 – 11.5 – 11.5とラストまで伸びる展開で、4角5番手以内の馬が圏内を独占する先行決着
・外枠からスタートすると少しずつ出して行って馬群へ寄せて中団前目の馬群を追走した、道中は折り合いの中でスムーズに追走できていた、勝負所では手綱を引かれたまま馬群の加速に付き合って中団前目から少し外の進路へ出すようにして直線へ、直線では相変わらずじわじわと伸びて少しずつ少しずつ前との差を詰めると、ラストはゴール前でアタマ差捉えて優勝
・レース後に鞍上は「とてもいい状態で今日を迎えられましたので、しっかり勝負にいって、いいポジションを取りにいこうという思いであのポジションを選択しました。開幕週とはいえ、昨年末もずっと使ってのことなので、なかなか全体的にきつい馬場状態ではあるので。それでもこの馬はしっかりと長くいい脚を使ってくれますので、それを使えるようにと組み立てました。若いときからすごい素質の高さを感じる背中ではあったんですけど、出世するのに時間はかかりましたが、こうして重賞を取るところまで成長してくれましたので、まずきょうしっかり勝ち切ってくれたことを褒めてあげたいと思います」とコメントしていた、ジョッキーも長く良い脚を使えるタイプであることを認識している
結論(再掲)
■末脚はキレるというよりは長く良い脚を使うタイプで、コーナーでの加速も上手ではないため、直線が長いコースの方が向く
■全5勝のうち4勝が京都コースであり、加速に時間を要する面がある分、3角からの下り坂で勢いが付く京都コースとは相性が良いと考えられる
■現状は3勝クラスを勝った時のように直線の長いコースで前半ハイペースから道中が緩み差しの入る展開でしぶとく長く脚を伸ばす競馬で最もパフォーマンスを出せると考えられる
■東京新聞杯に向けては長く脚を使える点は良いものの、道中が持続的に流れて前も止まりづらい展開では2走前にキャピタルS(L)で今回出走のミッキーゴージャスに敗れておりパフォーマンス面で大きく評価できない、ハンデGⅢを勝って斤量が+1kgされるのも評価しづらく、それでいて前走重賞勝ちの字面分の人気も背負う、内枠に入れば相手か消しかを検討する、基本は評価せず
Gregory
