トロヴァトーレ 【東京新聞杯2026】
東京新聞杯の各馬分析7頭目はトロヴァトーレ。
結論に買い・消しなどの大方の見解とその根拠などを記載しているため、簡単には結論を見ていただければ十分かと思います。
東京新聞杯の過去レース分析とそれから得られた分析結論(レース傾向など)についてはこちらから。
基本情報(馬名:馬齢:血統(父×母父):前走:鞍上:斤量)
トロヴァトーレ:牡5歳:レイデオロ×米国型:前走京都金杯6人気4着:ルメール:58kg(+1kg)
結論
■これまで上位の上がりを使っての好走も多いように末の性能も高い馬だが、その末脚はキレるというよりは持続的な展開でしぶとく伸ばせる脚であり、道中が持続的に流れる展開をある程度ポジションを取って追走し、直線でも持続的に脚を伸ばす競馬で最もパフォーマンスが出せると考える
■上記の特徴から、スタートから直線の急坂までを下り続けるレイアウト故に道中のペースが持続的に流れやすい中山のマイルでのパフォーマンスが高いが、3歳時には道中が持続的に流れる展開の東京マイルで2勝クラスを制しており、道中が緩んで末脚が要求されやすいという意味では東京より中山向きではあるものの、道中が流れてある程度ポジションを取って運べれば東京でも高いパフォーマンスを出せるタイプである
■東京新聞杯の行われる1回東京は他開催と比較して道中のスピードが要求されやすく、同じ東京マイルでも本馬に最も向く開催と考えられる、近3走はポジションを取りきれていない点が懸念要素だが、3走前はダートかつスタート直後に躓く、2走前はハイペースの外枠、前走はスタート後に鞍上が促さず内の馬との接触もあったなど多少は言い訳できるため、枠順とその並び次第ではここでポジションを取れる可能性もある、ポジションが取れて道中が持続的に流れれば好走率は高い、近走の成績と鞍上ルメールなどの要素も加味されて最終的にどの程度の人気になるか読みづらいが、大きく人気せずポジションを取れそうな並びになれば高評価
全レース分析
2歳
【1】中山2000m新馬:1着:ルメール
・陣営は「いいものを持っており、ここまでの本数も十分。ケイコ通りなら楽しみです」とコメントしていた、追い切りはWオンリーで毎週併せ馬が行われていた、速い時計は当週に82.3 – 67.1 – 12.0が出されていた
・レースは開催5日目(Bコース5日目)で直線追い風のコンディションの中37.2 – 62.2 – 34.7の後傾2.5で、道中をスローペースで進めるとラストは残り3Fから0.4加速して12.1 – 11.4 – 11.2と残り2Fからの加速も大きくゴールへ加速する展開で、上位の上がりを使った馬が圏内を独占する末脚決着
・8頭立ての2番枠からゲートが開いたのに驚くようにして出負け気味のスタートを切ると少し促されながら出て行って中団を追走した、道中は落ち着いて追走できていた、勝負所ではほとんど馬なりのまま前との差を詰めると、残り3F過ぎの地点で手前を替えてしまい外へ膨れたタイミングから気合いをつけられて先頭から1馬身差の内から5頭目付近になって直線へ、直線では反応して伸びると抜け出して他馬を突き放すような脚を使って快勝、上がりは2位0.4秒速い最速の33.8
【2】中山2000m1勝クラス:1着:2ヶ月半:ビュイック
・陣営は「初戦は外を回って追い上げて、強い勝ち方を見せてくれた。昇級でも楽しみ」とコメントしていた、追い切りはW主体週末坂路での調整で毎週併せ馬が行われていた、2ヶ月半の休み明けで馬体は+10kgしていた
・レースは開催1日目(Aコース1日目)の馬場の中36.2 – 61.7 – 34.4の後傾1.8で、道中をスローペースで進めるとラストは残り3Fから0.4加速して11.7 – 11.3 – 11.4と残り2Fからの加速も大きな展開で、上位の上がりを使った2頭でのワンツー決着
・9頭立ての最内枠からスタートすると内は意識せずに出て行って中団の馬群を追走した、2角から向正面では最内を1つ開けるような形で落ち着いて追走できていた、勝負所ではほとんど馬なりで馬群の加速に付き合って中団後方の馬群から直線へ、直線では進路を求めて1つ外に出されると反応して伸びて馬群から抜け出して2馬身差の快勝、上がりは2位より0.3秒速い最速の33.9
3歳
【3】弥生賞:6着:3ヶ月:ルメール
・陣営は「近2走は速い上がりをマークしてくれたように強い内容だった。今回も実績のある中山だし、素質の高い馬なので好勝負を期待」とコメントしていた、追い切りはW主体週末坂路での調整で、2週前の週末には坂路で自己ベスト54.0 – 11.8が出され、当週にはWで自己ベスト79.5 – 64.2 – 11.6が出され併せ遅れていた
・レースは開催4日目(Aコース4日目)の馬場の中35.2 – 60.4 – 35.1の後傾0.1で、道中をややスローペースで進めると、ラストは残り3Fから0.4加速して11.7 – 11.4 – 12.0と伸びる展開で、上位の上がりを使った馬が1, 2, 4着ながら逃げ馬が3着に残す決着
・中枠からスタートすると少し行きたがる様子のまま出て行って、1角までに2着馬のシンエンペラーとポジションを争って喧嘩するような形になり、その後は中団の外を追走した、道中は前に2人気馬をマークするような形で落ち着いて追走できていた、勝負所では3角手前で外から進出する馬がおり抵抗するように1つ外へ出したがそのまま捲られ、ついていくように促されたがポジションは上げられずに中団後方の外になって直線へ、直線では伸ばせず勝ち馬から0.9秒差の6着敗戦
・レース後鞍上は「初めて強い馬と戦いましたし、馬場を気にして走り方が悪くなり、最後は一杯になりました。ペースが合わず、リズム良く走れませんでした。スムーズな競馬なら違ったと思います」とコメントしていた
【4】青葉賞:11着:2ヶ月:横山武
・陣営は「馬場に脚を取られていたし、接触する場面もあったので参考外。初の東京になるけど、速い時計の決着にも対応できる。好勝負を」とコメントしていた、追い切りはいつものパターンで、時計は全体的に終い重点だった
・レースは開催3日目(Aコース3日目)の馬場の中35.6 – 59.5 – 36.2の前傾0.6で、後続を離した逃げ馬が道中を持続的なハイペースで進めると、ラスト5Fは12.2 – 12.3 – 12.1 – 12.4 – 11.7と前後が入れ替わってラスト1Fが加速する展開で、勝ち馬は4角で6番手だったが、2-4着には4角で8番手以下から差した馬が入る決着
・大外枠からスタートすると出て行って枠なりに中団の外を追走した、道中は前に明確に馬を置けないポジションだったがなんとか折り合いの中で追走できていた、勝負所ではほとんど馬なりのまま途中逆手前になるシーンもありながら馬群の外から前との差を詰めると中団前目の外になって直線へ、直線では反応して前にほんの少しずつ迫っていたが、残り350m地点で内から出てきた勝ち馬に弾かれる不利がありそこからは伸ばせず11着敗戦
・レース後鞍上は「一番引きたくない枠(大外17番)を引いてしまい、どう乗ろうかと考えていました。壁をつくることを意識し、いいポジションは取れましたが、壁はつくれませんでした。落ち着いたところで、マクってきた馬に反応して力んでしまいました。本質的に距離が長いのかなと思います」と距離適性についてコメントしていた
【5】東京1600m2勝クラス:1着:1ヶ月半:ルメール
・陣営は「前走は大外枠が響いた。能力は上位だし、距離短縮でリラックスして走れれば」とコメントしていた、追い切りはいつものパターンで終い重点の時計が出されていた、馬体は-12kg、ハンデ54kg
・レースは開催15日目(Cコース3日目)の馬場の中34.8 – 57.5 – 35.0の前傾0.2で、前半を11.3以下が続くハイペースで進めると、ラスト4Fは11.5 – 11.5 – 11.7 – 11.8とゴールへ失速する展開で、5着までのうち4頭が4角で6番手以内の先行偏重な決着
・大外枠からスタートすると少し行きたがる様子なのを抑えられながら出て行って3番手の外を追走した、道中はハイペースだったこともあり落ち着いて追走できていた、勝負所では残り3Fから促されて好位の内から2頭目から直線へ、直線では軽い手応えのまま前に迫ると残り300mから追い出された、ラストは反応して伸びて馬群から抜け出して2馬身差の快勝
【6】新潟1800m3勝クラス:2着:2ヶ月:ルメール
・陣営は「マイルに短縮した前走はいい勝ち方をしてくれた。千八でもリズム重視なら」とコメントしていた、追い切りはいつものパターン、初の古馬との対戦で斤量は3kg軽い55kg
・レースは開催3日目(Aコース3日目)の馬場の中34.1 – 57.6 – 34.8の前傾0.7で、道中をハイペースで進めると、ラスト4Fは11.7 – 11.5 – 11.7 – 11.6と加減速が少ない展開
・中枠からゲートでの駐立が悪かったが五分のスタートを切ると控えて後方の馬群を追走した、道中はハイペースだったこともあり少し促されるような形で追走していた、勝負所では馬群で簡単には動けない位置で少し促されて馬群の加速に付き合うと後方の馬群の位置取りのまま直線へ、直線では進路を探しながら追われると残り300mで外が開いて伸びた、ラストは上がり最速32.9の脚で少しずつ前との差を詰めたが、自身より内前から抜け出した勝ち馬を交わせず0.1秒差の2着まで
【7】中山1600m3勝クラス:1着:2ヶ月:ルメール
・陣営は「前走のラストは上々の伸び脚。中山にも勝ち鞍があるし、マイルで好勝負を」とコメントしていた、追い切りはいつものパターン
・レースは開催8日目(Cコース3日目)の馬場の中35.3 – 59.0 – 34.3の後傾1.0で、道中をスローペースで進めると、ラストは残り3Fから0.3加速して11.5 – 11.4 – 11.4とラストまで伸びる展開で、4角で4番手以内の馬が圏内を独占する先行決着、3歳で斤量は2kg軽い56kg
・最内枠からスタートすると出て行って前に逃げ馬を見る好位のインを追走した、道中は11.9 – 11.8とラップが緩んだ600-1000mの区間でも折り合って追走できていた、勝負所では残り400m手前から促されると前から2列目の内から2頭目になって直線へ、直線では進路が開くとすぐさま反応して伸びて1.3/4馬身差をつけて快勝、上がりは最速の34.0
・スローペースの中山マイルを最内枠から好位に付けて抜け出しており、上がり最速で0.3秒差付けていることは評価できるものの、展開も向いてはいた
【8】キャピタルS(L)(東京1600m):2着:2ヶ月:ルメール
・陣営は「最後まで余力があったように完勝とみていい。だいぶ大人になってきている」とコメントしていた、追い切りはいつものパターン、馬体は+8kgしていた前走からさらに+10kgして青葉賞時と並ぶ最高馬体重タイの498kg、3歳で斤量は2kg軽い56kg
・レースは開催15日目(Cコース3日目)の馬場の中34.2 – 57.6 – 34.7の前傾0.5で、道中をハイペースで進めると、800-1200mを11.9 – 11.8と緩んだ、ラストは残り2Fから0.4加速して11.4 – 11.5とラストまで伸びる展開で、7着までのうち6頭が4角で6番手以下から差した馬だった
・大外枠からスタートすると少し行きたがるのを抑えられながら出て行って中団の外を追走した、道中は3角手前で馬の後ろに収めてからは折り合いがマシになっているようだった、勝負所では馬群の外をまわりながら少しずつ促され、途中逆手前でコーナリングする所があり4角で膨れながら中団前目の外から直線へ、直線ではしぶとい脚を使って前に迫って抜け出したが、ラストは外から2位より0.4秒速い上がり最速で伸びた勝ち馬に交わされてタイム差なしの2着まで
・これまで弥生賞と青葉賞の2戦を除いては好走しているだけに判断が難しいものの、より高いパフォーマンスを出せているのはある程度ポジションを取れている時であることを考えると、控え込んで末脚に賭ける競馬よりは、ある程度ポジションを取ったり道中追走したりする面でもスピードを活かした上で、直線も伸ばしにかかる競馬が向くのでは
4歳
【9】ニューイヤーS(L)(中山1600m):1着:1ヶ月半:マーカンド
・陣営は「大外枠ながら2着と、オープンでもメドの立つ内容だった。中山にも良績はあるし、仕上がりもいいので賞金を加算したいところ」とコメントしていた、追い切りは年末年始を跨いでやや変則だったものの併用での調整は変わりなかった、当週の月曜日には坂路で自己ベスト53.8 – 12.1が出されていた、明け4歳で斤量は1kg軽い56kg
・レースは開催14日目(Cコース3日目)の馬場の中34.5 – 57.4 – 34.9の前傾0.4で、道中を11.5以下が続くハイペースで進めると、ラスト3Fは11.6 – 11.4 – 11.9と加速が少なくラスト1Fを落とす展開で、4角で3-7番手だった5頭が5着までを独占する決着
・外枠からスタートすると出て行って好位の外を追走した、道中は序盤こそ行きたがるのを抑えられながら追走していたが、以降はハイペースだったのもあり落ち着いて追走できていた、勝負所では残り700m付近から促されると加速して前との差を詰めて好位の外から直線へ、直線ではじわじわとしぶとく脚を使って抜け出して優勝
・開催が進んで内が良い馬場ではなかったのはあるが、中山マイルで外枠から終始外をまわる競馬で早め進出のまま押し切ったのは力がある
【10】ダービー卿CT:1着:2ヶ月半:モレイラ
・陣営は「馬体が増えて重さもあった分だけ少しモタモタしていたが、動き自体は良かった。このひと追いで態勢は整いそうだし重賞でも」とコメントしていた、追い切りはいつものパターンも1週前当週と全体から速めの時計が出されており、最終追いにはジョッキーが騎乗していた、馬体は+10kgして最高馬体重の508kg、ハンデ57.5kg
・レースは開催11日目(Bコース1日目)の馬場の中34.9 – 57.9 – 34.5の後傾0.4で、道中を11.5以下が続く持続的なペースで進めると、ラスト3Fは11.5 – 11.4 – 11.6と加減速の少ない展開で、4角で6番手以下の馬が6着までを占める差し決着
・内枠から少し出負け気味のスタートを切ると少し促して出て行って中団のインを追走した、道中は大きく緩む区間もなく前に馬もいる位置取りだったが行きたがるのを抑えられる様子で追走していた、勝負所ではインで動けない位置のままほとんど馬なりで馬群の加速に付き合うと中団後方のインになって直線へ、直線では開いていた最内の進路へ誘導されて追われるとしぶとく伸ばして抜け出して優勝、ラストは外から斤量が2.5kg軽い2着馬が迫ったが凌いだ
・レース後鞍上は「スタートが少し遅くなったのでいいところにつけようとして、馬に気合が入ってしまった。どのスペースができるか心配だった。内にスペースができると反応が素晴らしかった。残り100mはタフな走りをしてくれた。決して展開的にもスムーズではなかったのに勝てたのは馬の能力だね。GⅠでも」とコメントしていた
・スタートから直線の急坂まで下りが続く中山マイルは道中が持続的なペースになりやすく、スローペースからの一瞬のキレを活かすタイプではない本馬には向く舞台で、これまで結果を出せていると考えられる
【11】安田記念:17着:2ヶ月:横山武
・陣営は「先週末に馬場が悪いなかでもいい時計で走れていたし、そのひと追いでほぼ態勢は整った。直前はゴール板が過ぎてもまだ余裕があった。少し数字は減るかもしれないが問題ない」とコメントしていた、追い切りはいつものパターンで1週前当週とジョッキーが騎乗していた、1週前の週末に乗られた坂路では自己ベスト53.6 – 12.1が単走で出されていた、馬体は-10kg
・レースは開催14日目(Cコース4日目)の馬場の中35.0 – 58.4 – 34.3の後傾0.7で、道中をスローペースで進めると、ラストは残り3Fから0.5加速して11.2 – 11.3 – 11.8と伸びる展開で、勝ち馬こそ4角で3番手だったが、2-4着には4角で8番手以下の馬が差し込む決着
・外枠からスタートすると少し行きたがって頭を上げる様子などを見せながら好位の馬群で前に勝ち馬を見る位置を追走した、道中は3角を過ぎても頭を上げて行きたがるような仕草があった、勝負所では残り3F手前から促されて好位馬群の外目の位置取りになって直線へ、直線では伸ばせず17着敗戦
・レース後鞍上は「ペースは速くならないと思っていたので、スタートは決めたいと思っていて、それはうまくいきました。道中ごちゃつくところはあったけど、結果的にジャンタルマンタルの後ろを取れてポジション的にはうまく取れました。ただ、追ってからの反応がもうひとつ。馬場的なものか伸び切れなかったですね」とコメントしていた
・春の東京マイルで道中が緩んで末の性能が求められたのもピッタリではなかった印象だが、レース後コメントにあったように馬場についてもクッションのある開催の進んだ馬場よりはスピードが出て前も簡単には止まらないような馬場の方が向くのでは
【12】エルムS(札幌ダート1700m)(稍重):12着:2ヶ月:ルメール
・陣営は「引っ掛かってしまい力を出し切れなかった。血統的にダートはこなせそうだし、だいぶ馬体も締まってきたので改めて期待したい」とコメントしていた、追い切りは全て函館のWで行われ、最終追いのみ併せ馬で行われていた、別定で斤量は+1kgの58kg
・レースは稍重の馬場の中道中をややスローペースで進めると、ラストは残り4Fから0.7加速して11.6 – 11.8 – 12.6 – 12.5とラストまで大きくは失速しない展開で、4角で3番手以内の馬が1,2,4着する先行決着
・外枠からスタート直後に躓くと促されたがポジションは取れず後方の外を追走した、道中は向正面で外からポジションを押し上げて3角では好位の外の位置取りになっていた、しかし勝負所ではずるずるとポジションを下げてしまい中団後方になって直線へ、直線ではほとんど追われず入線するだけの12着敗戦
・レース後鞍上は「スタートでつまずいてポジションが取れなかった。ワンターンの1600メートルが合っているね。ダートの走りは良かったけど、息が入らなかった」とコメントしていた
・向正面でポジションを押し上げられているだけにダート自体をテンで走れない訳ではなさそうだが、ジョッキーコメント通り舞台的な難しさもあったか
【13】ペルセウスS(OP)(東京ダート1600m)(重):3着:3ヶ月:ルメール
・陣営は「前走は掛かってレースにならなかった。芝スタートはいいのでまともならば」とコメントしていた、追い切りはW主体での調整で、いつもなら坂路で行われる1週前の週末の追い切りもWで行われていた、ハンデはトップタイの58.5kg
・レースは晴れた重馬場の中33.6 – 57.1 – 35.8の前傾2.2で、前半をハイペースで進めるとラスト4Fは12.0 – 12.2 – 11.8 – 11.8とラストまで伸びる展開で、勝ち時計は1:32.9のレコード
・外枠からスタートすると出て行ったがハイペースもありポジションは取れず後方の外を追走した、道中はテンでついていけてない訳ではないが促されて前を追いかけるように追走していた、勝負所ではそのまま促されて馬群の外を加速し後方の大外から直線へ、直線では外からぐんぐんと脚を伸ばして前に迫ったが先に抜け出した組を交わせるまでではなく3着まで
5歳
【14】京都金杯:4着:2ヶ月:ハマーハンセン
・陣営は「少し太りやすいので、プールも併用して調整。先週まではモタついていたが、今週の動きは良かった。芝に戻して改めて期待する」とコメントしていた、追い切りはW主体での調整で太めという割には時計は終い重点だった、馬体は+10kgしていた前走からさらに+6kgして最高馬体重の510kg、ハンデはトップの58.5kg
・レースは開催1日目(Aコース1日目)の馬場の中35.3 – 59.1 – 34.6の後傾0.7で、道中をスローペースで進めるとラストは残り4Fから0.4加速して11.7 – 11.6 – 11.5 – 11.5とラストまで伸びる展開で、4角5番手以内の馬が圏内を独占する先行決着
・中枠からスタートすると出していかずに控えて後方の馬群を追走した、道中はスローペースだったが序盤に出していかなかった影響かしっかりと落ち着いて追走できていた、勝負所では馬なりで馬群の加速に付き合って後方の馬群の位置取りのまま直線へ、直線ではしっかりと反応して脚を伸ばすとラストは上がり最速33.2で前に迫ったが勝ち馬から0.2秒差の4着まで
・レース後鞍上は「スタート後の二の脚が遅くて、加速するのに時間がかかりました。最後はすごくいい脚でした。もう少し前で競馬したかったです」とコメントしていた
結論(再掲)
■これまで上位の上がりを使っての好走も多いように末の性能も高い馬だが、その末脚はキレるというよりは持続的な展開でしぶとく伸ばせる脚であり、道中が持続的に流れる展開をある程度ポジションを取って追走し、直線でも持続的に脚を伸ばす競馬で最もパフォーマンスが出せると考える
■上記の特徴から、スタートから直線の急坂までを下り続けるレイアウト故に道中のペースが持続的に流れやすい中山のマイルでのパフォーマンスが高いが、3歳時には道中が持続的に流れる展開の東京マイルで2勝クラスを制しており、道中が緩んで末脚が要求されやすいという意味では東京より中山向きではあるものの、道中が流れてある程度ポジションを取って運べれば東京でも高いパフォーマンスを出せるタイプである
■東京新聞杯の行われる1回東京は他開催と比較して道中のスピードが要求されやすく、同じ東京マイルでも本馬に最も向く開催と考えられる、近3走はポジションを取りきれていない点が懸念要素だが、3走前はダートかつスタート直後に躓く、2走前はハイペースの外枠、前走はスタート後に鞍上が促さず内の馬との接触もあったなど多少は言い訳できるため、枠順とその並び次第ではここでポジションを取れる可能性もある、ポジションが取れて道中が持続的に流れれば好走率は高い、近走の成績と鞍上ルメールなどの要素も加味されて最終的にどの程度の人気になるか読みづらいが、大きく人気せずポジションを取れそうな並びになれば高評価
Gregory
