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シルトホルン 【毎日王冠2025】

基本情報(馬名:馬齢:血統(父×母父):前走:鞍上)

シルトホルン:スクリーンヒーロー×米国型:前走七夕賞4人気4着:大野:57kg

結論

■昨年の毎日王冠では直線で詰まりながらも0.2秒差に好走していたリピーターで、その後の小倉大賞典2着、ジューンS(L)1着など、いずれも前半がスローペースで進む展開をスタートを決めて先行し、直線で抜け出しにかかる競馬で好走している
■反対に極端な上がり勝負になった天皇賞秋や上がりを要して差しも入る展開だった前走の七夕賞では勝ち馬から離される形で敗れており、末脚比べの展開では分が悪い
■元々は逃げの競馬をした経験もあるものの、近走は1年以上逃げの競馬をしておらず、前々走のジューンS後には陣営から「控えてしまいに懸ける競馬。脚質に幅が出たのは大きな収穫だった」とコメントもあったように、現状は逃げにこだわるタイプではなく、仮に逃げる場合にも自身の得意な展開を考えるとペースを引き上げるような競馬はしないと考えられる
■距離適性については2400mのメトロポリタンS(L)後に陣営は「伸びかけて止まったように距離が長かった」とコメントしており、2000mの七夕賞後には鞍上が「若干距離が長いと思いましたが、対応してくれて頑張ってくれました」とコメントしていたように、戦績からしても1800mがベスト、展開次第では2000mもこなす程度と考えて良い
■毎日王冠は昨年ある程度好走している舞台ではあるものの、道中のペースが持続的に流れて鋭い決め手が活きやすい展開になると苦しく、昨年同様の前半スローペースの展開でスタートを決められれば末の鋭い組が直線でスムーズに行かないリスクも含めて圏内がある可能性も、近走はゲートでの駐立が悪く出遅れるパターンがあり信頼できない要素もあるものの、スローペース想定で人気がなければ評価する形も

全レース分析

4歳

【20】毎日王冠:5着:2ヶ月半:津村
・陣営は「前走は出遅れが全て。この条件は合っているので、ハナに行ってリズム良く走れれば」とコメントしていた、追い切りはWオンリーで1週前に83.1 – 66.2 – 11.5が併せ馬で出され、当週は単走で終い重点だった
・レースは35.3 – 59.4 – 33.7の後傾1.6で、序盤3Fを平均程度のペースで入ると道中は600-1200mで12.2 – 11.9 – 12.0と緩んで、ラストは残り3Fから0.7加速して11.3 – 11.0 – 11.4と伸びる高速上がり戦で、4角で5番手以内の馬が1-5着する先行決着
・中枠内目からスタートすると馬なりで出て行って好位のインを追走した、道中は前に逃げ馬を見る位置で少し行きたがっていたが折り合いの中で追走できていた、勝負所でも急かさずにスムーズに進めると好位のインから直線へ、直線では一度も進路が開かずひたすら逃げ馬の後ろをついてくる形で5着まで
・直線ではほとんど追えない形だったが3着だった逃げ馬にピッタリついて来れたように前が開いていれば圏内ならあったと思わせる内容だった
・レース後鞍上は「ゲートに行くまでは落ち着いていましたが、中に入ってエキサイトしていました。(スタートは)五分に出ることができました。想定より少し後ろになりましたが、うまく脚が溜まり、直線も手応えはあったのですが……。ただ、こういう競馬も出来ると感じました」とコメントしていた

【21】天皇賞秋:15着:中2週:大野
・陣営は「夏を越して右トモのウイークポイントが解消したので、直線で前が詰まっても最後まで伸びてくれた。この相手でどこまでやれるかだが、距離は守備範囲。前に行って粘り込みを」とコメントしていた、追い切りはWで単走が2本で当週には82.2 – 65.9 – 11.4が出されていた
・レースは開催8日目(Bコース2日目)の馬場の中35.9 – 59.9 – 33.7の後傾2.2で、道中は12.0付近が続く持続寄りのスローペースで進めると、ラストは残り3Fから0.7加速して11.1 – 11.1 – 11.5と伸びる展開
・外枠からスタートすると出て行って好位の外を追走した、道中は内に逃げ馬を見る位置で折り合って追走できていた、勝負所でもスムーズに進めると2番手から直線へ、直線ではバテバテではなかったが相対的には減速する形で勝ち馬から1.1秒差の最下位敗戦
・展開と位置取りを考えると負けすぎ感もあるが、上がりの速い競馬が合わなかったか

結論(再掲)

■昨年の毎日王冠では直線で詰まりながらも0.2秒差に好走していたリピーターで、その後の小倉大賞典2着、ジューンS(L)1着など、いずれも前半がスローペースで進む展開をスタートを決めて先行し、直線で抜け出しにかかる競馬で好走している
■反対に極端な上がり勝負になった天皇賞秋や上がりを要して差しも入る展開だった前走の七夕賞では勝ち馬から離される形で敗れており、末脚比べの展開では分が悪い
■元々は逃げの競馬をした経験もあるものの、近走は1年以上逃げの競馬をしておらず、前々走のジューンS後には陣営から「控えてしまいに懸ける競馬。脚質に幅が出たのは大きな収穫だった」とコメントもあったように、現状は逃げにこだわるタイプではなく、仮に逃げる場合にも自身の得意な展開を考えるとペースを引き上げるような競馬はしないと考えられる
■距離適性については2400mのメトロポリタンS(L)後に陣営は「伸びかけて止まったように距離が長かった」とコメントしており、2000mの七夕賞後には鞍上が「若干距離が長いと思いましたが、対応してくれて頑張ってくれました」とコメントしていたように、戦績からしても1800mがベスト、展開次第では2000mもこなす程度と考えて良い
■毎日王冠は昨年ある程度好走している舞台ではあるものの、道中のペースが持続的に流れて鋭い決め手が活きやすい展開になると苦しく、昨年同様の前半スローペースの展開でスタートを決められれば末の鋭い組が直線でスムーズに行かないリスクも含めて圏内がある可能性も、近走はゲートでの駐立が悪く出遅れるパターンがあり信頼できない要素もあるものの、スローペース想定で人気がなければ評価する形も

Gregory

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