Uncategorized

【回避】ブラウンラチェット 【紫苑S2025】

基本情報(馬名:馬齢:血統(父×母父):前走:鞍上)

ブラウンラチェット:キズナ×米国型:前走オークス6人気7着:◯◯

結論

■初戦と2戦目ではスローペースの展開を先行して抜け出す競馬で連勝したように優等生な競馬ができるタイプであるものの、その後の3戦ではマイルの速い流れや外目の枠が影響してポジションを取りきれず直線ではそこそこの脚で敗れる競馬が続いている
■前走は直線の脚色から少し距離が長かった印象で、現状はゆったりと好位で運べる1800-2000mがベストな距離条件と考える
■初の関西遠征となった阪神JFでは大きく馬体を減らしており、次走の桜花賞は栗東滞在の対策が打たれていたように現状輸送は少し苦手としている印象で、地元の関東圏での競馬がベターと考える
■ここ3走は結果が出ていないものの、適条件と考えられる1800-2000mではないことや外目の枠からでポジションが取りづらい流れだったことなど言い訳できる要素は多く、ある程度スピードも活かせそうな開幕週の中山2000mに舞台が替わるのは歓迎、スローペース想定で外枠に入れればスムーズにポジションを取って本来の競馬ができそうな印象で、近走の結果で人気が落ち着くなら買いのタイミングとなる、枠と展開予想次第では重たい印で

全レース分析

2歳

【1】中山1800m新馬:1着:ルメール
・陣営は「しっかり乗って仕上がっているし、精神面もいい。掛かる面もないので初戦から」とコメントしていた、追い切りはW主体週末坂路での調整で併せ馬も盛んに行われていた
・レースは開催5日目(Bコース5日目)の馬場の中38.7 – 63.4 – 34.6の後傾4.1で、道中をスローペースで進めるとラスト4Fは12.1 – 11.8 – 11.6 – 11.2とゴールへ加速する展開で、上位の上がりを使った馬のワンツー決着
・外目の枠から遅めのスタートを切ると出ていって好位の外を追走した、道中は前に馬がいないシーンもあったがしっかりと折り合って追走できていた、勝負所では残り700m付近から徐々に手綱を動かされ楽な手応えのまま前に並びかけると1列目の内から3頭目になって直線へ、直線ではしっかりと伸びて抜け出すと1馬身半抜けて完勝

【2】アルテミスS:1着:1ヶ月半:ルメール
・陣営は「いい意味で気が入って、道中の行きっぷりも良くなるはず」とコメントしていた、追い切りは前走に続いてW主体で1週前には自己ベスト82.7 – 67.2 – 11.3が出され併せ先着していた
・レースは開催7日目(Bコース1日目)の馬場の中35.1 – 60.2 – 33.6の後傾1.5で、道中をややスローペースで進めるとラストは残り3Fから1.0加速して11.5 – 11.1 – 11.0とゴールへ加速する展開で、4角6番手以内の馬が4着までを独占する前目決着
・内枠からスタートすると出ていって前に逃げ馬を見る好位のインを追走した、勝負所でもポジションは変えずに進めると前から2列目の最内になって直線へ、直線では進路がなく追い出しを待たされたが残り300mで開いて追われるとしっかりと反応して抜け出して1.1/4馬身差で優勝
・スッと先行して抜け出す形の優等生な競馬ができている

【3】阪神JF:16着:1ヶ月半:ルメール
・陣営は「内でもためられるし、外を回っても脚を使える。どんな競馬もできる馬で能力は高い。体は減らないでほしいが、心臓はしっかりできている」とコメントしていた、追い切りはW主体で1週前には5F自己ベストの82.8 – 65.3 – 11.4が出されていた、初の関西遠征で馬体は-12kgしていた
・レースは開催20日目(Cコース6日目)の馬場の中34.2 – 58.5 – 34.9の前傾0.7で、道中をハイペースで進めると、ラスト4Fは12.0 – 12.0 – 11.5 – 11.4と差しが入って加速するラップで、上位の上がりを使った2頭でのワンツー決着
・中枠からスタートすると控えて窮屈な馬群の中団外目を追走した、3角までには2回ほど進路が狭くなるシーンがあり少し頭を上げて手綱と喧嘩するような形になっていた、勝負所では残り4F手前から徐々に手綱を動かされたが大きくポジションを上げることはできず中団後方の馬群から直線へ、直線では加速するタイミングで前が塞がる形になり入線するだけの16着敗戦
・レース後鞍上は「ゲート裏で馬はいろいろ気にしていたようです。まだ3戦目ですからね。スタートは良かったのですが窮屈な中、自分のリズムで走れませんでした。」とコメントしていた
・ゆったりとした流れで優等生な競馬ができるタイプだが、ここは初めてのマイルらしい流れに飲まれた形、馬体重等から初輸送も影響していた印象

結論(再掲)

■初戦と2戦目ではスローペースの展開を先行して抜け出す競馬で連勝したように優等生な競馬ができるタイプであるものの、その後の3戦ではマイルの速い流れや外目の枠が影響してポジションを取りきれず直線ではそこそこの脚で敗れる競馬が続いている
■前走は直線の脚色から少し距離が長かった印象で、現状はゆったりと好位で運べる1800-2000mがベストな距離条件と考える
■初の関西遠征となった阪神JFでは大きく馬体を減らしており、次走の桜花賞は栗東滞在の対策が打たれていたように現状輸送は少し苦手としている印象で、地元の関東圏での競馬がベターと考える
■ここ3走は結果が出ていないものの、適条件と考えられる1800-2000mではないことや外目の枠からでポジションが取りづらい流れだったことなど言い訳できる要素は多く、ある程度スピードも活かせそうな開幕週の中山2000mに舞台が替わるのは歓迎、スローペース想定で外枠に入れればスムーズにポジションを取って本来の競馬ができそうな印象で、近走の結果で人気が落ち着くなら買いのタイミングとなる、枠と展開予想次第では重たい印で

Gregory

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA