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回顧 【大阪杯2024】

大阪杯を回顧する。ブログ予想連続的中とはいかなかったが、混戦の中で予想の難しいマクリの競馬、どうしたらマクリを予想できたか?という完璧主義ではなく、しっかり次に活かせる形で反省していきたい。

予想・買い目・結果

【予想印】
◎5スタニングローズ
◎6ジオグリフ
◎9ステラヴェローチェ
〇3タスティエーラ
△7ハーパー
△11べラジオオペラ
△10ソールオリエンス
☆2ローシャムパーク
☆8プラダリア

【買い目】
(単勝)
5.6.9 計11700 合成4.4倍
(馬単)
3 – 5.6.7.9 計3100 合成17.5倍
(3連複1頭軸流し)
5 – 3.6.7.9.10.11 計11600 合成11.4倍
6 – 3.5.7.9.10.11 計9800 合成 13.7倍
9 – 3.5.6.7.10.11 計10800 合成12.5倍
(3連複)
2.8 – 5.6.9 – 3.5.6.7.9.10.11 各100 3000

計 50000

【結果】
1着:△11べラジオオペラ
2着:☆2ローシャムパーク
3着: ルージュエヴァイユ

本命3頭が4,5,8着で圏内に絡まず敗戦。

回顧

【展開】
予想:35.7 – 60.2 – 34.9
実際:35.8 – 60.2 – 35.0:(1:58.2)

週中に雨はあったものの金曜朝には降り止んで、金曜以降20℃以上の最高気温が続いたことで前日には良馬場。当日の競馬は上がりが速く、それゆえに上がり上位を使える馬が外目から差し込む展開があった。しかし、内回りかつ上級条件では楽をした先行馬もある程度末脚を伸ばせると見て、当初の予想から変更せずに勝負。
レースラップは予想とほぼ一致していたが、序盤4Fを48.4のスローで入ると後方のローシャムパークがまくって残り6Fから0.8加速して11.8 – 11.5 – 11.5 – 11.4 – 11.4 – 12.2とロングスパートの展開。結果、力上位かつ4角好位の2頭が連対し、勝負所で内目を通した上がり最速馬が3着。参考としていた2019年/2020年は共に加速が始まって11秒台に入るのが残り4F = 下り坂のスタート地点からで、ローシャムパークのまくりがあった点が想定から大きく外れていた。

【各馬】
◎同率1番手で評価した1頭目スタニングローズは予想通りテンが速く、外のステラヴェローチェが行かなかったことで逃げる競馬。もしステラヴェローチェが行っていれば逃げ馬の番手のイン、2019年のアルアインポジションになっていたので狙いは悪くなかったと思う。前で競馬した組にとってはマクリで6Fと速めからスパート始まる展開でなければもう少し、、、という感覚はある。ラストは残り200mで苦しくなって、この辺りは休み明けの分もあった印象。従来から大きく評価は変わらない。

◎同率1番手で評価した2頭目ジオグリフは前走中山記念である程度テンが速く、ここも内目の枠に入ったことから評価したが、結果欲しかったポジションはタスティエーラに取られてしまった。この辺りはある程度想定できていたし、それでも悪くない位置で進めて直線を迎えられた。ラストは外から差してきたステラヴェローチェに1馬身差をつけられているあたり、ここらが実力かな。立ち回りの上手さとコーナリング性能を活かせるGⅡなどで狙っていきたいが、そういう意味で前走中山記念の条件はベストに近かったかも。道悪とか休み明けの分はあったろうけど。

◎同率1番手で評価した3頭目ステラヴェローチは逃げ想定だったが控えて中団の馬群からの競馬。勝負所での距離ロスは最低限で直線で外目に出されると上がり2位で追い込んで4着。マクリがあってもやや内前有利だった馬場と展開を考えると強い競馬。レースの特性も意識して積極的に出していく競馬が見たかったが、仕方なし。勝ったベラジオのようにもう少しポジションを取りに行きたかった。具体的にはイメージできていないが、まだ買い時はありそう。

◯4番手で評価したタスティエーラは少し心配。内枠から逃げ馬の番手のインと最高のポジションでそのまま直線を迎えたが伸ばせず11着。レース後の鞍上コメントからも敗因は不明確で、某予想番組で「関東馬が勝てないのは初の阪神の馬が多いからではないか」と仮説を立てていたが、エフフォーリアの大阪杯などからもなくはないかもと思ってしまう。エフフォーリアのその後を考えると本馬も買い時は難しくなった感じ。一旦は静観したい。

△ハーパーは予想していた通りポジション争いに敗れる形で向正面では中団前目の外と厳しい位置取りとなった。まくられた影響もあって4角では中団の大外から、これでは勝負にならない。しっかり隊列を予想して本命3頭に選ばなかった所だけ良かったかな。今回は距離短縮の分ポジション取りが難しい面もあっただろうし、この1戦で大きく評価を落とすことはない。

1着△べラジオオペラは1角までに強気に鞍上がポジションを取りにいった分。ナイス騎乗で、馬の評価は大きく変わらない。

2着☆ローシャムパークも鞍上のナイス騎乗。1角までの位置は想定通りで、そこからじゃ勝負所で早めに進出しても外まわされて届かないよって思っていたら、唯一の正解である2角からのマクリで来やがった。よく見るとスタート直後に外目に出されていて、レース後鞍上は「内枠だったので、スタートが決まれば前に行くことを考えていたのですが、スピードの乗りが悪く、途中から動いていく作戦に切り替えました」とコメントしていた。一瞬で作戦切り替えたんだね、こちらの予想より戸崎が上回った形。引っかかるから色々難しいと見ていたが、実際多少引っかかってはいたがそこまでパフォーマンスは落とさず、しっかりやれることを全てやってきた印象。参りました。あの形なら残れるだろうなと3角からはもう抑えが当たるかどうかだけだった。

3着ルージュエヴァイユも馬自体ある程度評価していたがポジション取りにいかなそうで、かつ外枠を引いた時点で評価を下げた。持ってても☆の抑えまで、☆から2頭来たんじゃどちらにしろ当たっていない。これも驚いたところはなく、マクリで早めにペースが引き上がって、3角からの距離ロス省く期間では終始イン。3着までなら過去にも数頭内差しの馬が来ているので、警戒して単勝、馬単も持っておいた。悪くない組み方だったと思う。

反省

上記のように評価を改める馬は少ないし、馬券の組み方にも後悔はない。唯一想定できていなかった点とすれば横山和と戸崎が想定以上に攻めた騎乗をしてきたこと。ドバイ週と被ってトップジョッキーがいなかった影響もあったかな。普段は他のジョッキーが簡単には思い通りにできないように、見づらい所でも様々な駆け引きがあるんだろう。「トップジョッキー不在時には各ジョッキーの作戦を一段引き上げる」という点を予想に反映する新たな知見としておきたい。
次はあまりマイルは好きじゃないんだけど、ヴィクトリアマイルにしようかと思っていた。ただ、1-3人気と4人気以下の実力差大みたいなメンバーになりそうで、時間かけて予想するレースとしては避けたい。安田記念に行ってみようかな。

Gregory

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