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コナコースト 【東京新聞杯2024】

東京新聞杯の各馬分析5頭目はコナコースト。

結論に買い・消しなどの大方の見解とその根拠などを記載しているため、簡単には結論を見ていただければ十分かと思います。

東京新聞杯の過去レース分析とそれから得られた分析結論(レース傾向など)についてはこちらから。

基本情報(馬名:馬齢:血統(父×母父):前走:鞍上)

コナコースト:牝4歳:キタサンブラック×キンカメ:前走ターコイズS5人気10着:戸崎:55kg

結論

■ベストパフォーマンスの桜花賞から、序盤から出してポジションを取ってスピードで押し切るような競馬に適性があり、タフで上がりも時計もかかる展開よりはスピード活かせる馬場と展開が向くと見る
■好スタートと好位が取れる脚質で桜花賞までは連対を外しておらず、以降3戦は結果が出ていないが、オークスではスタートで不利がありポジションを下げた上距離もやや長かった印象で、秋華賞では道悪でスピードが活かせない中勝ち馬リバティアイランドに速めにまくられたのが痛かった、前走のターコイズSでは内前で決着する中外枠から終始外をまわり、ことごとく展開や適正に向いていない競馬をしており、適条件に戻れば見直しは可能
■東京新聞杯はスピードの出る開幕2週目冬場の東京で行われ、過去5年のうち4年で勝ち馬は4角6番手以内から出ているように差しづらく好位が恵まれるレース、内目好位で進められれば抜け出せる、高評価

全レース分析

3歳

【2】エルフィンS(L)(中京1600m):2着:5ヶ月:鮫島克
・追い切りは初戦と同様の調整、5ヶ月の休み明けも馬体は-10kgしていた
・レースは35.6 – 59.8 – 34.4の後傾1.2で、スローで進めると残り3Fから0.7加速して11.4 – 11.1 – 11.9と伸びる展開
・大外枠からスタートすると出て行ったものの枠なりにコーナーでロスもあり中団の馬群を追走した、そのまま中団の馬群から直線へ進入すると外へ出されながら伸びたが直線途中で進路塞がりさらに外へ切り替えるロス、上がり2位で伸びたが楽に逃げていた逃げ馬からは離されての2着

【3】チューリップ賞:2着:1ヶ月:鮫島克
・追い切りは同様も最終坂路の時計はデビューから54.3→53.6→53.2と徐々に速くなっている
・レースは35.2 – 59.9 – 34.1の後傾1.1で、スローで進めると残り3Fから1.1加速して11.3 – 10.9 – 11.9と伸びる展開
・外目の枠からスタートすると押して出して行って中団前目の馬群を追走した、その後スムーズに進めると中団前目の外になって直線へ、ラストは周りが同程度の脚色になる中自身は上がり3位で伸びてくると前に迫ったがハナ差交わせずタイム差なしの2着

【4】桜花賞:2着:1ヶ月:鮫島克
・追い切りは同様も1週前Wで自己ベスト80.8 – 66.4 – 11.9が出されていた
・レースは34.0 – 57.6 – 34.5の前傾0.5で、入りの3Fを速めに入ると11.9 – 11.7と2F緩んでラスト3Fは11.4 – 11.3 – 11.8と伸びる展開
・中枠からスタートすると押して出して行って2番手を追走した、そのまま2番手から直線へ進入すると抜け出して粘り込みを図ったがリバティアイランドに交わされての2着
・スタートが抜群である程度刻まれたラップの中でも落ち着いて追走して先行抜け出しの優等生な競馬
・テンに速く入って縦長の馬群で、道中2F緩んでも馬群が詰まらなかったことで好位の組が恵まれた印象

【5】オークス:7着:1ヶ月半:レーン
・追い切りは1週前Wで自己ベスト79.7 – 65.3 – 12.1が出され、当週は坂路で単走比較的軽め、初の関東遠征
・レースは35.1 – 60.0 – 35.1の前後傾フラットで、序盤は平均からやや速めで進めるとラスト7Fは12.0が5F続いてラスト2F11.6 – 11.5と加速するラップ、勝ち馬が突き抜けてのラップ
・中枠からスタートすると躓いた上に外からぶつけられて位置を下げて後方のインを追走した、道中は折り合って後方のインのまま進めてやや外目に出されて直線へ、直線では内目に進路を見つけて追い出されて伸びたがラストは伸びが鈍るような形で6着から3馬身半離された7着
・後半持続ラップで末脚ある馬に向いた印象

【6】秋華賞(稍重):8着:5ヶ月:鮫島克
・追い切りは2週前79.2 – 64.8 – 12.2で併せ併入、1週前は77.1 – 63.6 – 11.7単走で自己ベストが出され、当週は坂路で自己ベスト51.2 – 12.1が出されていた、5ヶ月の休み明けで馬体は+10kgしていた
・レースは稍重の中36.4 – 61.9 – 34.0の後傾2.4で、道中はスローで進めると残り4Fから0.6加速して12.3 – 11.6 – 11.0 – 11.4と伸びる展開
・内枠からスタートすると出て行ってハナに立って手綱を抑えてペースを落とした、そのまま馬群一団の中直線へ進入すると外から押し上げて来ていたリバティアイランドにすぐさま交わされて直線では苦しくなっての8着
・コーナー4回の競馬もスピードの出ない道悪も合わなかった印象で、条件が変われば巻き返しは

【7】ターコイズS:10着:2ヶ月:鮫島克
・追い切りは初めて全て単走で行われ、全体はベストほどではないが加速ラップが目立っていた
・レースは35.2 – 58.4 – 34.3の後傾0.9で、道中は11.6付近が続くそこまで速くない持続ラップで、ラスト3Fは11.5 – 11.2 – 11.6と残り2Fから加速の先行有利ラップ
・外枠からスタートすると出て行ったが枠なりに中団前目の外(内から4頭目ほど)を追走した、勝負所でも大きく外を回って促されたがコーナリングで離されて中団後方の外になって直線へ、直線では幾分脚を使っていたが、内の組には迫れずの10着
・内前での決着で、ラストは内が抜け出してその後に外差しの組が続くような隊列で、馬群に余裕がありコーナーで番手を上げられず勝負所で大きく外をまわした本馬には向かなかった
・レース後鞍上は「最初のコーナーで外を回されそうだったので下げたが、流れが落ち着いてしまって、展開が向かなかった」とコメントしていた

結論(再掲)

■ベストパフォーマンスの桜花賞から、序盤から出してポジションを取ってスピードで押し切るような競馬に適性があり、タフで上がりも時計もかかる展開よりはスピード活かせる馬場と展開が向くと見る
■好スタートと好位が取れる脚質で桜花賞までは連対を外しておらず、以降3戦は結果が出ていないが、オークスではスタートで不利がありポジションを下げた上距離もやや長かった印象で、秋華賞では道悪でスピードが活かせない中勝ち馬リバティアイランドに速めにまくられたのが痛かった、前走のターコイズSでは内前で決着する中外枠から終始外をまわり、ことごとく展開や適正に向いていない競馬をしており、適条件に戻れば見直しは可能
■東京新聞杯はスピードの出る開幕2週目冬場の東京で行われ、過去5年のうち4年で勝ち馬は4角6番手以内から出ているように差しづらく好位が恵まれるレース、内目好位で進められれば抜け出せる、高評価

Gregory

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