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予想・買い目 【中山記念2023】

レース展開を構想し、印を決定していく。前戦の東京新聞杯では悔しい不的中となったため、ここで新年1発目と行きたく、たっぷりと時間をかけて予想を組みました。

最終的な買い目はTwitterで発表するため、そちらをご覧いただければと思います。
(Twitterで発表の内容は購入確定馬券)

展開予想・各馬短評

【逃げ候補馬・予想ペース・参考過去レース】
■トーラスジェミニ
・過去最速逃げ 34.5 – 58.0 (東京1800m(稍重):毎日王冠2020)(入りの3Fが最速)
・前回逃げ 36.2 – 59.7 (東京1800m(重):エプソムC2022)
ほかにも逃げ経験馬はショウナンマグマやドーブネがいるが、ショウナンマグマはテンが速くなく、押して二の脚で逃げるタイプで、加えて前々走のリステッド競走では2番手からでも結果を出しており、揉み込まれるとパニックになって力を発揮できない面はあるが、自身より内の馬が逃げる分には無理をしてハナを主張してこないと見る。また、ドーブネはそもそも逃げなきゃいけないタイプではなく、スピード能力で先行しての競馬が目立つことから、逃げたい訳ではない。そうなると、こちらも番手からでも3勝クラスを制していることからも他に逃げる馬がいれば控えてくる。
一方で、トーラスジェミニは休み明けで開幕週の中山に照準を合わせてきたことや、近走外から他馬にかぶされると競馬を辞めてしまう面からハナを主張したいという思いがあり、引き続きスタート後に押して逃げにくる局面である。まら、展開的にも外から被されたくないことを考えると、引きつけるような逃げではなく、ある程度開幕週の馬場も生かして軽快にラップを刻んでくるだろう。スタート直後に急坂があり入りの3Fはマルターズアポジーでも最速で35.0、パンサラッサでも35.2だったことなどを考慮すると予想ペースは以下。

35.7 – 59.5 – 35.0:良
(12.6 – 11.5 – 11.7 – 11.7 – 11.8 – 12.0 – 12.0 – 11.2 – 11.7:1:46.2)


参考としたい過去レースは2020年(勝ち馬:ダノンキングリー)(過去レース分析はこちら)、まず、今年の馬場だが、2/25(土)中山10R富里特別の勝ち時計は1:47.8で、過去5年と比較して近しいのは2020年の1:48.1、2022年の1:47.9の2つ。馬場のスピードとしてはこの2年と類似しているとみる。その中でも中山記念の展開が比較的似たものになったのが、2020年の36.0 – 59.3 – 35.3という展開。結果だが、言ってしまえばいわゆる中山記念らしい先行決着で、馬券圏内馬の4角位置は3.4.2番手で1.2.3着だった。土曜の競馬を見るに今年の馬場はこの年と比較すると若干内先行有利を薄めたイメージで、3角で中団付近にいても4角で前を射程に入れられていれば届かなくはないというイメージ。基本的な方針としてはこの手の馬を警戒しながら、内前で先行できる馬を評価する。

【各馬短評】
◎1番手は6ソーヴァリアント、3歳時の弥生賞後に休養を挟んでからは追い切りの時計が一気に良化し馬体も増えたことで、その後の成績は心房細動だったオールカマーを除けば(4-1-0-0)と重賞含めて安定したパフォーマンスを出せている。これまで先行して上位の上がりを使っている競馬が多いように、重賞2勝を含めてまだまだ底を見せていない魅力があり、純粋な実力比較でも今回相手となるGⅠ馬達に引けを取らない。前走こそ心房細動明けだったこともあり陣営が「まずは無事完走を」とコメントしていたように全力で仕上げられてはいなかったが、明けを叩いて2走目で、しかもオールカマーを除けばセントライト記念以来の関東圏での競馬の今回は、追い切りで自己ベストを更新しWで6F79.1 – 64.0 – 11.7と速い時計が出されている(それまでのベストはセントライト記念時の6F80.4 – 65.5 – 11.7)、以上から前回と比較してのパフォーマンスアップが見込めるタイミングで、1人気ではあるがGⅠ馬相手でオッズが緩和される今回が絶好の狙い目とみる。唯一の不安を語るとすれば頭数が揃って内枠に入った今回は4角から直線で窮屈になって追い出しを待たされた場合で、これがなければ頭は固いと考えている、詰まった時ように○▲からの馬単は抑える。

○2番手は12スタニングローズ、こちらもかなり安定してパフォーマンスを出せるし脚質も先行抜け出しと超優等生で、陣営がデイリー杯2歳Sの後の休養で心身が超回復したとの旨のコメントを出していたようにその後の成績は(4-1-0-1)(圏外の1は前走の重馬場のエリ女)と安定している。外枠に入ったこと、本番は次走の大阪杯であること、距離適性が2000mを中心に1800mよりは2400m寄りと見ていることなど、割引きたい要素はあるが、周りを見渡すと本馬が圏内に好走してしまう可能性はかなり高いと考える。

▲3番手は1ダノンザキッド、若駒時にはテンションが上がりやすいところがあり一言で言えば不器用というイメージだったが、近走は道中でもかなり落ち着いて追走できておりその結果直線での伸び脚がワンラックアップしてGⅠで連続2着している。前走に至っては、海外かつ距離延長と引っかかりやすそうなタイミングであったが、道中しっかり折り合い2着まで伸ばしてきた(ゲートは遅かったが)。今回上記のように実力と安定感は評価するが、適性と勝負度合いは疑問な部分もある。スローからの瞬発力勝負の方がパフォーマンスが2枚ほど上で、エンジンのかかりが速くないことから、基本的には直線の長いコースでの上がり勝負が向くと見ており、今回は小回りな中山での開幕週でそこそこ逃げ馬が刻むことで比較的持続的な展開になると見ており、その点は割引きたい。また、状態も悪いとは思わないが、GⅠ連続2着で賞金を積めた今は、次の本番のGⅠへ向けての仕上げにはなると考える。

△4番手は4ドーブネ、ディープ×StormCat系の血統らしくスピードが勝ったタイプで、逃げなきゃ競馬ができないタイプではない中で、2勝クラス勝ち、前走のリステッド2着と逃げて好走している。本レースは2018年3着のマルターズアポジー、2020年3着のソウルスターリングなど前にいった人気薄が穴をあけており、今年も人気馬の不発などがあれば本馬が穴をあける可能性はある。枠と鞍上もよく、ここを4番手に。

△5番手はシュネルマイスター、こちらも次走のドバイが本番で、加えて後方から末脚を伸ばすタイプと典型的な中山記念で人気して凡走するタイプの馬で、できれば切りたいと考えていた。ただ、開けてみるとみな同じ考えのようでそこまで人気していない。となれば、鞍上バシュロが不気味で、叩きなど関係なく距離短縮である強みを活かしてポジションを取りにきて、あとは実力で差し込んでくる可能性がある。枠は悪くないし、買っておく。

以下もう4頭印を振っているが、ここでは省略して各馬分析を参考に。

予想印・見解

【予想印】
◎6ソーヴァリアント
○12スタニングローズ
▲1ダノンザキッド
△4ドーブネ
△5シュネルマイスター
△13ラーグルフ
△11ヒシイグアス
△9ショウナンマグマ
△3イルーシヴパンサー

買い目(未確定)

(馬単)
6 – 1.4.5.12 計9000 (合成5.3倍)
6 – 3.9.11.13 計2800 (合成5.5倍)
1.12 – 6 各800 1600
(3連単)
6 – 12 – 1.4.5 計2400 (合成24.6倍)
6 – 12 – 3.9.11.13 計1200 (合成24.2倍)
6 – 1.4.5 – 12 計1900 (合成25.6倍)
6 – 3.9.11.13 計1100 (合成28.8倍)

計 20000

Gregory

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