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回顧 【天皇賞秋2024】

天皇賞秋を回顧する。これほどまでに負けるのか。まだまだだな。

予想・買い目・結果

【予想印】
◎12リバティアイランド
◯14レーベンスティール
▲10ダノンベルーガ
△7ドウデュース

【買い目】
(馬連)
10 – 12 10000
10 – 14 1000
12 – 14 40000
(3連複)
7 – 12 – 10.14 6000
(3連単1着固定流し)
12 – 10.14 3000

計 60000

【結果】
1着: △7ドウデュース
2着: – 4タスティエーラ
3着: – 9ホウオウビスケッツ

◎本命を軸に据えた馬券のみ購入で敗戦。相手2頭も凡走し、仮に◎が1-3着に割り込んできていても馬券は当たっていない。

回顧

【展開】
予想:35.4 – 59.8 – 33.7:1:57.2
実際:35.9 – 59.9 – 33.7:1:57.3

隊列予想からある程度先行してペースにも寄与すると考えていた5ノースブリッジがあおって出遅れて後方からとなった影響で入りの3Fこそ予想より0.5緩んだものの、その後は想定よりやや緩めきらない展開で入りの5Fは0.1差、上がりはピッタリで勝ち時計は0.1差だった。ラストは残り3Fから0.7加速して11.1 – 11.1 – 11.5と伸びる展開で、高速上がりが使えれば差し込める展開。

【各馬】
まずは好走馬から。

1着△7ドウデュースは2位より0.5速い上がり最速32.5で差し込む競馬で、上記の「高速上がりが使えれば差し込める」に該当。中枠から終始ロスも大きくない所を通して直線の末脚に賭ける競馬で、個人的には展開は向いていると判定。これまで32秒台などの高速上がりを使っていなかったが、予想にも記載した通り、そもそも32秒台が使えるような舞台を使われておらず、これくらいはやれる可能性はあった。それ故に保険では印を振った形で、他の人気馬が走らなかった面もある。この後はJC→有馬記念と引退まで残り2戦。今回の勝ちでしっかり人気はしてきそうだし、馬券的には付き合い方を考えないと。

2着 – 4タスティエーラは速い上がりが使えるタイプではない点と近走の不可解な負けから評価を落としたが、関東圏に戻って結果を出した形。上がりは同率の7位で、そもそもポジションを取りに行っての先行抜け出しが信条なので、速い上がりが使えないとダメというタイプではない。この手の高速上がりで差し込める展開で差し込んでくる馬がいなければ、それはポジションを取った馬に向くという感じ。関西圏でパッタリ走らないならそこで判断できるが、菊花賞では結果を出しているし、関東関西に関わらず状態が走れるかに直結するタイプかな。その状態も見極めるのは簡単じゃないんだけど。

3着 – 9ホウオウビスケッツもタスティエーラと同様。「思ったより強かった」というよりは展開や人気馬が力を出せなかったのが向いたと見たい。ただ、それでも力がないと来れないし、これで重賞で3戦連続馬券内。今後も重賞戦線を賑わせて欲しい。

以下は高評価馬。

13着◎リバティアイランドはショッキングな負け方。この展開ならあのポジションからでも上がり3Fで33.0以下は使えると見ていて、直線では後は相手が来てくれれば、と思っていた。ドバイの後は右前種子骨靱帯炎を発症し休養していたが、これが他と比べても結構やっかいな怪我らしい。調べたら他にはディアスティマも発症していて、1年以上の休養から復帰後にGⅡで3着、2着があるので、全く走れないわけではないが、その2着後には再発し、その後は二桁着順3回で引退している。最後の3走は6歳の秋以降だったし、年齢的なものもあるかもしれないけど、やっかいな怪我であることは確か。リバティアイランドは道中を見ても大きな不利はなかったように感じたし、鞍上も明確な敗因はわからないとの旨のコメントを出している。今回は怪我の影響があって馬が全く走れる状態ではなかったと見たいけど、今回の調整過程を見ても明らかにダメな様子はなかったし、今後も取捨が難しいね。次走はJCを検討とのことだけど、対ドウデュースで考えると2000mの方で買いたかった。が、逆に妙味が出るようならまた。

8着◯14レーベンスティールは道中で難しい所もあった。元々気性的にひっかかりやすいタイプだが、前走で1F長いオールカマーを抑えられていたから、距離短縮のここは良い方に出ると考えて評価していた。アクシデントは2角の入り。引っかかって制御が効かなくなったギングズパレスに外に弾かれるような形になり、ここからレーベンも引っかかってリズムを崩してしまった。これがトラウマの類いになって次走以降も引っかかるとやっかいだが、今回は力を出せていないと見ている。この不利がリバティ敗戦の陰に隠れて、次以降人気が落ち着くようであればまだ狙えるタイミングはある。

14着▲10ダノンベルーガは道中の不利とデキ。こちらは2角の入りでシルトホルンがやや強引に内に寄せてきた所で躓いてしまった。その後も折り合って追走できているし、甚大な被害だったとは思わないが、こちらもリズムが崩れたのは確か。デキは戦前から陣営が泣きのコメントを出していたが、元来休み明けの方が結果を出しているタイプなだけにそちらを取った。仕上がっていなかったというよりは、右トモに弱さがあるタイプだし、慢性的にトップコンディションまで持っていくのが難しいタイプなんだろう。また右トモ含めて小康状態にあるタイミングでかな、、、条件は今回がベストだったんだが。鞍上がポジション取りに行った分もあるかな、ドウデュースじゃないが、こちらも前半はゆったり追走させて直線での伸びにかける競馬が良いと見ている。

反省

これまで幾度と展開予想を当てられずに馬券を外してきたが、今回はある程度展開予想のみが当たる形。悲しいね。
ラストで32秒台の上がりが使えれば差し込める展開と見て、そのゾーンを狙って3頭を高評価したが丸々3頭走らなかった。次回以降に活かせる反省を考えたが、そう多くない。道中のアクシデントはほとんどが予想できないしね。ただ、予想できない要素がある以上、穴馬から入ることには妙味が眠っているんだろう。人気馬の不安要素にはもう少しだけ敏感になってもいいかなと思った。種子骨靱帯炎についてなど、初めて調べたし、勉強にはなったかな。
次戦は他も考えたが、魅力を感じる条件はなく、ゆっくり有馬記念やりつつ、年末までレース数多めに参加しようかな。

Gregory

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