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回顧 【ラジオNIKKEI賞2025】

ラジオNIKKEI賞を回顧する。過去の傾向とは大きく異なる形で決着しており、的中には程遠い敗戦。

予想・買い目・結果

【予想印】
◎3スナークピカソ
◯11トレサフィール
▲5センツブラッド
△1エキサイトバイオ
△6ビーオンザカバー
△9モティスフォント
△14ショウナンマクベス
☆4レーヴブリリアント

【買い目】
(ワイド)
3 – 11 5000
(3連複)
3 – 4 – 1.5.6.9.11.14 計1000
3 – 11 – 1.5.6.9.14 計7000
(3連複1頭軸流し)
3 – 1.5.6.9.11.14 計37000
11 – 1.5.6.9.14 計10000

計 60000

【結果】
1着: △1エキサイトバイオ
2着: ▲5センツブラッド
3着: 消7インパクトシー

◎3からのワイド、3連複と◯11からの3連複で勝負して的中ならず。

回顧

【展開】
予想:35.1 – 59.0
実際:35.2 – 59.7 – 35.4 (前傾0.2)

ラップは過去5年と比較すると入りの3Fが3位、入りの5Fが同率で4位、上がりは4位で、勝ちタイム(1:46.9)も同率で3位とラップ、勝ちタイム共に平均的な流れ。しかし、決着は「4角で6番手以下かつ上がり5位以内」の馬で4着までを占めており、過去にはない形となった。
4角までの運びを考えてもトレサフィールとショウナンマクベスの少なくとも一方は残すくらいの力関係と考えていたため、この点すら読めておらず、4角を好位で迎えた3頭がいずれも自身の力を出し切れなかったと見ている。

【各馬】
まずは好走馬から。

1着△1エキサイトバイオは前走にテンにある程度出ていけるようになっている所を見せており、隊列予想でも最内の丁度良いポジションが取れると見ていた。実際他馬との前後関係は多少ズレたものの、ほとんど想定通りのポジションが取れており、軽斤量も活かしての勝ち切り。最終でかなり売れたのはあるが、内差しの形になる部分を考慮すると、明確に先行できる馬には期待値で譲るとの評価をして本命は避けた。今後は、今回の競馬が軽斤量で完璧に立ち回ってのものなだけに秋以降での買い時は一旦静観で。

2着▲5センツブラッドも順当かつ想定通りの競馬。背負わされた斤量を考慮するとある程度前々の馬が残してしまうとわずかに圏内に届かずという形も想定していただけに、2人気では本命視できなかった形で、今回は前々の馬が全て残せなかったことで自身の力を順当に発揮しての連対。速い脚こそないものの、ある程度ポジションが取れて競馬が上手く、白百合S(L)では厳しい展開でも残していたように今後もOPでやれる馬と見ている。

3着消7インパクトシーは印を振らず評価していなかったように最も想定外の好走馬。位置取りは隊列の予想と大きく違わず、勝負所では中団の内から3, 4頭目をまわしてロスのある形で進めたが、コーナーで加速して4角で前から2列目内から4頭目になって直線を迎えると、ラストは上がり3位の脚を使って3着に差し込んだ。前走までは直線で追えないレベルにヨレる所を見せており、軽斤量とはいえまだOPではやれないと見ていたが、問題と見ていた道中の口向きもコーナリングもこなし、直線でもヨレてはいたものの、これまでと比較するとかなりマシになっており、今回で最も成長を見せた馬と言えそう。まだ1勝馬なだけに無論1勝クラスでは期待できるが、ここで走ってしまった分旨みある存在にはならないかな。

以下は印を振った馬。

4着△ビーオンザカバーはほぼ想定通りの最後方からの競馬。昨年の勝ち馬オフトレイルが差し届いていることや外過ぎない枠に入ったこと、力の部分を評価して相手とした。結果は2位よりも0.4秒速い上がり最速で差し届かず4着となり想定からは外れない結果で、前の3頭が踏ん張れなかったことで着順もそれなりに伴った。現状は不器用な部分があるが力はある。手頃な頭数でもう少し差しが入りやすい条件でならOPクラスでもやれる馬。秋は自己条件か頭数が揃わない世代限定重賞という所だろうが、人気を考えると重賞の方で買いたいかな。要チェック。

最後は想定より走らなかった馬。

5着△ショウナンマクベスは当初本命も検討していたものの、大外枠に入った並びから前に行けても道中に外々をまわらされるだろうと見て相手まで落とした。結果、内のスナークピカソが道を譲る形で主張しなかったことで逃げ馬の外の2番手に付けられた。この形であればもう少し頑張れても良いと見ていた。レース後には鞍上から「いいところ、いいリズムで運べました。1コーナーは力んだのですが、その後は落ち着いていましたね。いい感じで4コーナーを回れたのですが、追い出して頭を上げる感じがありました。直線の伸び脚を見ると、左回りの方が合いそうです」とコメントが出されており、ヨレる所がある面がよくない方に出て、現状は左回りの方がマシという所らしい。前走のプリンシパルS(L)では展開が向いたとはいえそれなりに走れているため、今後も買い時はありそう。

6着◯トレサフィールはほとんど本命に近い評価で、本命のスナークピカソと並んで高評価をした。内のスナークピカソが主張しなかったことで外目の枠でもスムーズにハナに立てたが、道中がこれまでよりハミを噛んで消耗してしまう形。レース後コメントでは陣営から「返し馬から、気持ちが落ち着いてくれればと思っていました。レースはひっかかっているわけではなく、前に行こうとする気持ちが強かったです。1回リセットしていけたらと思います」と言及があった。11月デビューで夏場に使うのは初めて。今回は不確定な要素が自分の予想に向かない方に出た形だが、これもこのレースの難しさ、面白さだね。

8着◎スナークピカソはとにかく勿体無い乗り方。スタートの出としては主張できる形だったが1角までにトレサフィールにスッと譲ってしまった。加えて1, 2角では外から圧をかけてきたショウナンマクベスにも位置を譲る形で、向正面では絶好のローカル1800m開幕週の最内をあっさりと捨て、以降は距離ロスを被る形。全ての選択が悪い方を取っていた。3着から0.4秒なら位置取りで圏内に残せる存在だったと感じるだけに残念だが、騎手も含めて競馬。オッズだけではなく、この辺りも含めて好走率は評価しなければいけないね。今回は軽斤量、馬場、枠、人気を総合して本命に指名したが、今後も穴っぽい人気になって好位の馬に向く展開と馬場で買いたい。

反省

今回は過去のラジオNIKKEI賞とは大きく異なる決着となったが、本レースにおける内先行優位は特に崩れている訳ではなく、今回は好位を取った馬たちがそれぞれの理由で力を出せなかった形と見ている。ラップが似た形だった2023年には1角4番手以内の馬がワンツーしているしね。
今回のような過去の傾向と異なる決着は妙味ある配当に繋がりやすいとは思うが、基本的には全てのレースがリピーターレース(同じ開催時期に似たような臨戦過程の馬が参加する重賞レースでは好走しやすいゾーンに一貫性がある)との考えのもと、人よりも過去のレースを詳細に分析することで買いに繋がるレースの質を炙り出していきたい思いは変わらず、今回も高い期待値で打った中で当たりの番じゃなかったと見ている。(今年のブログ予想ではこればかり3回連続になっているが、、、)概ね最終の買い目は合成で5〜7倍程度は出るように買っているため、5〜7回に1回当たりを引ければ回収率は100%になる計算。今年のブログ予想はまだこれで3戦目であり、冷静に淡々と打っていきたい。
次戦は札幌記念か紫苑Sで迷っている。レースの格的には札幌記念で夏の大一番を楽しみたい気持ちもあるものの、過去5年のうち3年が純粋に参考にできない馬場や開催で行われており、期待値の源泉となる過去レース分析における差別化が行えるかが現時点で判断できない。まずは札幌記念の過去レース分析を行なった上で、どちらのレースを本線とするか検討する予定。
しかし昨年も有馬記念で挽回する形、今年は寒くなる前に収支に余裕を持たせたい。

Gregory

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