レース展開を構想し、印を決定していく。今期のブログ予想では良いところがなく、もう少しの所で的中を逃している気がします。各戦反省すべきところはありましたので、それらを生かしてここは的中を目指します。秋のGⅠシーズンへの景気付けを。
最終的な買い目はTwitterで発表するため、そちらをご覧いただければと思います。
(Twitterで発表の内容は購入確定馬券)
展開予想・各馬短評
【逃げ候補馬・予想ペース・参考過去レース】
○逃げ候補馬
■ユニコーンライオン
・過去最速逃げ 34.0 – 58.9 (宝塚記念2023(阪神2200m))
・前回逃げ 35.4 – 60.0 (函館記念(函館2000m))
・前々回逃げ 過去最速と同じ
■アフリカンゴールド
・過去最速逃げ 36.0 – 61.7 (京都記念2022(稍重)(阪神2200m))
・前回逃げ 38.6 – 64.9 (阪神大賞典(阪神3000m))
・前々回逃げ 36.3 – 62.1 (日経新春杯(稍重)(中京2200m))
■ジャックドール
・過去最速逃げ 34.6 – 58.8 (大阪杯2022(阪神2000m))
・前回逃げ 35.5 – 58.9 (大阪杯2023(阪神2000m))
・前々回逃げ 最速逃げと同様
○逃げ争い
最も早いのはユニコーンライオンで、アフリカンゴールドも出走した京都記念での出脚から判断して逃げるのはユニコーンライオンになりそう。ジャックドールは人気を背負う存在であり、昨年のレースで番手でも結果を出しているように是が非でもハナというタイプではない。
今年はユニコーンライオンが外枠に入り、加えて内枠にポジションが欲しい馬も少なくないため、1角までのペースが上がる。
○馬場のスピード
以下には過去6年の札幌記念前日or当日に行われた芝2000m1勝クラスの時計を示す。
(年:勝ち時計:備考)
2022年(前日):2:04.9(稍重:11頭)
2021年(前日):2:01.3(良:15頭)
2020年(前日):2:00.9(良:10頭)
2019年(前日):2:00.4(良:12頭)
2018年(当日):2:02.3(稍重:13頭)
2017年(当日):2:02.1(良:14頭)
本年は前日の1勝クラス10R富良野特別の時計が2:01.8であり、各年のペースも考慮すると2017, 2019, 2020年あたりに近い、この時期の札幌としては平均的な馬場と判断する。本年土曜日の芝1800m, 2000mのレースではいずれも逃げ馬が勝利しているが、最上級でも1勝クラスのため、上級クラスではより差しが決まることなどを考慮し、例年と大きくは変わらないと判断する。
ただ、雨の予報も出ており、馬場の状態に関しては当日のレースまで含めての判断としたい。
(以下当日の馬場含めた考察)
札幌競馬場芝コースは明け方の雨により当日8:50現在で稍重。タイム、上がりともにかかる馬場を想定したい。
○予想ペースと参考過去レース所見
以上を鑑みると予想ペースは以下。
34.8 – 59.8 – 37.4:稍重
(12.3 – 11.0 – 11.5 – 12.4 – 12.6 – 12.4 – 11.9 – 12.4 – 12.5 – 12.5:2:01.5)
→稍重の中序盤から刻んで、道中は緩むものの残り4Fから加速を開始して上がりかかる展開
過去6年で道悪は2018年(優勝馬サングレーザー)のみで、この年よりは若干緩い流れと想定。ロス省ける内枠を高評価する点は同様で、上がりがかかる分、良馬場の年よりも差しが届く展開を考えたい。(上がりかかる展開で差し込める馬を)
ただ、上記の展開では内目を先行している馬からもバテる馬が出るはずで、差しにまわる組は4角から直線を上手く捌いて進路を確保できるかで着順が変わる。
【各馬短評】
◎1番手はウインマイティー。父ゴールドシップらしく長く使える脚が強みで、道悪で時計のかかる札幌への適性はかなり高そう(重馬場だったエリ女の凡走は差し有利な展開で先行して早めにスパートをかけたことによる展開不向き)。明確に叩き良化型で、4ヶ月の休みを挟んだ後の叩き2戦目である今回は状態を上げてくる可能性が高く、中間の追い切りではWで自己ベスト6F78.1 – 12.1が出されており、休み明けが多い人気馬に対して1度叩いている面で有利である。
内目3番枠に入り、さらに内の2頭はある程度ポジションを取っての競馬が多いことを考えれば道中は内目を追走できる可能性が高く、後は勝負所スムーズに進められるかが焦点だが、事前に予想することは難しく、和田に託すしかない。
凱旋門賞に登録されていた宝塚記念のスルーセブンシーズではないが、本馬もこの後オーストラリアのGⅠに予備登録されており、陣営や馬主の期待もうかがえる。超豪華メンバーで人気も落とすここで馬券圏内への好走を期待。
○2番手はジャックドール。本来はスピードの出る馬場で中盤のラップをある程度締めて、差しづらい展開とするのがベストで大阪杯はこれ以上ない舞台設定だった。ただ、各馬分析にも記載のように完全に向くわけではない設定でもある程度の実力は出せるオールマイティー的な面もあり、ここでも自分なりの競馬はできる。状態に関しても人気馬の中では整っている方に見え、内目の枠からスムーズなら道悪でタフな競馬になっても好勝負では。ここからの馬券も抑えてガミってでもいくらか回収できる準備をしておく。
▲3番手はラーグルフ。本命馬同様キレるというよりはパワフルな末脚を使う馬で、あまり緩い馬場への適性は未知数だが、Robert系×欧州型の血統からはこなしても良さそう。また、中山での重賞を好走しており、札幌への適性もありと期待して本馬からの馬券も抑えておく。ただ、もう少し内枠が欲しかった印象で、加えて休み明け感の強い追い切りだったことなどから、ここまでの評価とする。人気はないので、これだけが来ても元返しくらいにはなる馬券も買いたい。
以下、相手は6頭で短評とする。(順序は内枠から)
△ウインマリリンは中間の追い切りで併せ遅れており、これは凡走した秋華賞、エリ女2021、大阪杯の3戦と同様。消しにかかりたかったが、この枠では何も考えず走ってきても恵まれる可能性もあり、道悪が向くかは疑問だが、人気薄から入るのもあり内枠だけでも評価しておく。
△シャフリヤールは初めての直線短いコースで、コーナリング性能未知数。大目標はこの後のアメリカGⅠのはずで、強気には買いづらい。札幌の道悪への適性も疑問で、相手まで。
△ダノンベルーガも目標は次の天皇賞秋。道悪への適性未知数で、左回り>右回りのタイプ。マジックマン騎乗でも、相手まで。
△マテンロウレオは近走優等生な競馬ができている。中枠からでは内に潜り込めなさそうだが、人気薄から入る分拾えるので持っておく。
△ヒシイグアスは結局走り時が理解できていない個人的に難しいと感じている馬で、難しく考えず持っておく。
△プログノーシスはマリリン同様消しにかかりたかった馬だが、道悪となったことで外枠から4角大外でも届く展開になってしまう可能性を考慮して抑える。
予想印
【予想印】
◎3ウインマイティー
○5ジャックドール
▲11ラーグルフ
△2.4.6.8.12.13
買い目(未確定)
(複勝)
3 15000
11 2500
(ワイドBOX)
3,5,11 計2200 合成9.8倍
(3連複1頭軸流し)
3 – 2.4.5.6.8.11.12.13 各100 2800
5 – 2.4.6.8.11.12.13 計17500 合成2.0倍
計 40000
Gregory