Uncategorized

予想・買い目 【札幌記念2022】

枠順も決定したためレース展開を構想し、印を決定していく。
買い目を記載しているが、直前まで変更の可能性あり、最終的な買い目はTwitterで発表。(Twitterで発表の内容は購入確定馬券で、その際ブログ内の買い目も更新)
パンサラッサの参戦により過去5年にはないような展開になるため、自分の考えるレース展開をここで具現化しておきたい。

展開予想

【逃げ候補馬】
■パンサラッサ
福島記念(入りの3F5Fが33.6 – 57.3)や中山記念(入りの3F5Fが35.2 – 57.6)のように、小回り1800 – 2000mは序盤から飛ばして逃げ込みを図るスタイルが最大限生かせる舞台である。故に該当する今回も序盤から飛ばしてくる可能性が高く、【14】戦目中山記念や【21】戦目宝塚記念では出遅れているが、回数的に可能性は高くなく、出遅れなければ確実に逃げてくる。

【予想ペースと参考過去レース】
予想ペースは前半の5Fが12.0 – 11.2 – 11.3 – 11.5 – 11.5で34.5 – 57.5 – 38.0 (良) 、パンサラッサ×小回りコース特有の序盤から飛ばして上がりがかかる展開になる。
参考年は基本的にはなし、強いて言えば2018年(勝ち馬サングレーザー)だが、この年は道中800 – 1200mで12.6 – 12.4と息が入っていて、今年はここまで緩まないと見ており、傾向を鵜呑みにはしたくない。(過去レース分析はこちら)
とにかくパンサラッサが飛ばして上がりがかかるため、早いペースでの追走が可能で、かつ上がりかかる中末脚を伸ばせるような馬が狙い目となる。

予想印・見解

【予想印】
◎3パンサラッサ
○9ウインマリリン
▲10ソダシ
△6グローリーヴェイズ
△14ユーバーレーベン
△4ジャックドール
△13レッドガラン
△12アラタ
△16アンティシペイト

【見解】
◎1番手本命はパンサラッサ、過去レース分析から見えた好走パターンである『内枠から道中内を周って4角インアウトで差す小回り適性のある馬』には該当しないが、本馬が作るペースから過去5年とは異なる展開になることが予想されるため、別の視点で本命に指名する。
本馬は長期休養を挟んだ4歳秋のオクトーバーS(L)以降2000m以下のレースでは4連勝中、序盤から飛ばして逃げて最後は失速するが残り1Fまでに勝負を決めにかかる競馬で結果を出しており、中山記念のように小回り1800 – 2000mで内前有利な条件(例えば開幕週)で狙いたい。
個人的にはその脚質から適正は1800m > 2000mと見ており、また中山記念時より相手も強化される、加えて中山記念よりは差しも届く洋芝の札幌記念は中山記念時より買い時ではないと考えている。
しかし評価したいのは前走の宝塚記念、スタートで遅れたことでタイトルホルダーを抑えてハナを奪うまでに脚を使わされ、道中もタイトルホルダーに突かれ、加えて距離は2200mであった。その中、直線半ばまで食らいつき最後も8着と大きく止まっていないところ見るに、直線短く、Cコース替わり初週の1800 – 2000m戦というだけで中山記念よりは買い時ではないが本命に指名する価値がある。本馬が負けるとすれば勝ち馬は以下の3頭との考えから馬券を組んでいきたい。

○2番手対抗はウインマリリン、中枠9番に入ったが内側に先行馬(逃げ脚質のパンサラッサ、ジャックドールを除く)がおらず、終始内を立ち回るロスのない競馬ができる可能性が高い。また、前走宝塚記念ではパンサラッサが逃げた厳しい展開の中、先行しても最後まで踏ん張り垂れずにゴールした。先行力と長く使える末脚から序盤スローからのロングスパートの(日経賞やオールカマーのような)展開が最も向くが、序盤から飛ばして上がりのかかる展開になるここでもパフォーマンス出せると判断する。近3走は苦手とする関西への遠征競馬であり、滞在となるここは状態アップも期待できる。速い流れを追走から早めに前を捕まえに行く競馬で◎パンサラッサを逆転する可能性も。

▲3番手単穴はソダシ、本馬は先行力と長く使える脚が強みで先行抜け出しの優等生な競馬ができるタイプ。昨年度の勝ち馬であり、前走のヴィクトリアマイルでも強い競馬をしており実力は純粋に評価する。ただし、苦手な条件としてタフで時計のかかる馬場があり(秋華賞やチャンピオンズカップ)、稍重となっている現在の札幌芝への適正は疑問。加えて今回はパンサラッサの逃げる展開で相当に上がりのかかる展開になり、斤量も昨年から増加するとなれば昨年と同様のパフォーマンスを望むのは酷で、3番手までとしたい。純粋に実力で先行から抜け出してパンサラッサを交わすシーンはなきにしもあらず。

△4番手はグローリーヴェイズ、小回りコースでの実績はほとんどないが、強力な差し候補として評価する。基本的にはGⅡなどの前哨戦を叩いて2、3ヶ月の間隔でGⅠへというローテが組まれており、今回は前哨戦の方にあたる。しかし、完全に叩きに来ているレースでは最終追い切りまでしっかり負荷がかけられる調整過程が取られるのに対し、今回は札幌の芝で軽めの調整に留まっており、馬がある程度できている可能性が高い。加えて自身より内枠の馬たちを見ると前後関係がはっきりしており本馬は中団で最内を回ってこれる可能性が高いため、好走パターンのイン追走差し馬に該当する。ロスを省いた競馬をして、かつパンサラッサの刻むペースを追走できれば4角インアウトで差し切るシーンも。

以上、評価したいのは4頭で、それ以下の印を振った馬たちとの抑え馬券も購入しておきたい。
基本的にはパンサラッサから相手3頭への馬連を本線に考える。

買い目

(馬連)
3 – 6 12000
3 – 9 6500
3 – 10 17500
(馬単)
3 – 4 7500
3 – 12 200
3 – 13 300
3 – 14 2500
3 – 16 500
(3連単)
3 – 6.9.10 – 6.9.10 6点 計3000 (合成オッズ約18.1倍)

総計 50000

買い目についての解説

上記の買い目は以下のように合成オッズを考慮して組んでいます。
合成オッズは合理的で無駄のない買い目を組むために必要な考えで、いつか詳細な解説を出したいと考えていますが、今回は簡単に触れておきます。

(馬連)
3 – 6.9.10の合成オッズは約4.3倍、すなわち馬連3点のうちどれが当たっても払い戻しが同じになるように買った場合、3点合計の賭け金に対するオッズが4.3倍になっています。
今回の買い目だと、合成オッズは4.3倍でそこに合計36000円の資金を使っているため、
3 – 6 12000
3 – 9 6500
3 – 10 17500
の馬連3点はどの目が当たっても、4.3倍×36000 = 154800が払い戻されるようになっています。

以下同様の考え方で

(馬単)
3 – 4.14 2点 計10000 (合成オッズ約7.4倍)
3 – 12.13.16 3点 計1000 (合成オッズ約21.6倍)
(3連単)
3 – 6.9.10 – 6.9.10 6点 計3000 (合成オッズ約18.1倍)

Gregory

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA