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予想・買い目 【大阪杯2023】

レース展開を構想し、印を決定していく。今季のブログ予想では2戦2敗と全く良いところがないため、そろそろ気持ちの良い当て方がしたいですが、やることは変わりません。最後の最後まであらゆる要素を考え抜いて他者より深く馬のことを理解していきます。

最終的な買い目はTwitterで発表するため、そちらをご覧いただければと思います。
(Twitterで発表の内容は購入確定馬券)

展開予想・各馬短評

【逃げ候補馬・予想ペース・参考過去レース】
■ノースザワールド(逃げ最有力)
・過去最速逃げ 36.1 – 60.1 (東京1800m:3勝クラス)
・前回逃げ 同様
・前々回逃げ 同様
■ジャックドール(次点)
・過去最速逃げ 34.6 – 58.8 (阪神2000m:大阪杯)
・前回逃げ 同様(阪神2000m:大阪杯)
・前々回逃げ 35.7 – 59.3 (中京2000m:金鯱賞)

(逃げ争い所見)
ジャックドールは、昨年の大阪杯で先行馬につつかれ、鞍上が不必要に無理やり逃げたために200-400mで10.3を刻む早めの逃げを打ったが、今年の鞍上は武豊、無理やり逃げるようなことはせず、ある程度は馬のペースに合わせた騎乗をしてくると考えている。加えて、香港含めて近3走は逃げられておらず、「パンサラッサがいたから」、「海外でテンションが上がったから」などの理由も挙げられるが、よく見てほしい。札幌記念、天皇賞秋では2番手ではなく3.4番手あたりを追走している。パンサラッサがいなくても逃げていない。(いなかったら鞍上の思惑や乗り方も変わってくるだろうが)また、前走の香港は海外という慣れない環境だったこともあり、馬が普段のテンションではなくゲートが遅れたのもあるが、香港意外を見ても近走はゲートからテンが遅いように感じる。
一方でノースザワールドは、逃げの経験こそ4走前の東京1800m3勝クラスのみだが、2000mより短い距離も多く使われており、3走前の阪神1600m3勝クラスでは入りの3F5Fが33.9 – 56.7でも3番手を追走しているように追走が早く、またテンも速い。こちらも前走は道中2番手で結果を出しており必ず逃げたい馬ではないが、明確な格上挑戦で大外枠に入ってしまった以上、鞍上も終始外を回してきては勝負にならないと考えているだろう。逃げの手を取ってくる可能性が高い。
結論、テンがより速いノースザワールドが逃げてひっかかり気味なのを抑えられ、ジャックドールは番手の可能性が高いと見ている。

(馬場のスピード所見)
また、以下には過去5年の大阪杯の勝ち時計と当日 or 前日に行われる明石特別(2000m2勝クラス)の時計を示す。
(年:勝ち馬(勝ち時計):明石特別の勝ち時計(備考))
2022年:ポタジェ(1:58.4)1:59.2(当日)
2021年:レイパパレ(2:01.6(重)):2:01.4(当日:稍重)
2020年:ラッキーライラック(1:58.4)1:59.7(前日)
2019年:アルアイン(2:01.0):2:04.7(当日)
2018年:スワーヴリチャード(1:58.2):2:03.6(当日:5F通過65.3のドスロー)
これに対して、今年は前日1勝クラスの勝ち時計が1:59.0であり、過去5年のどの明石特別よりも速い。これを鑑みると、2018年、2020年、2022年のような高速決着になることが予想される。

(予想ペースと参考過去レース所見)
以上を鑑みると予想ペースは以下。
35.3 – 59.1 – 34.9:良
(12.3 – 11.1 – 11.9 – 12.0 – 11.8 – 12.2 – 11.8 – 11.5 – 11.4 – 12.0:1:58.0)

→道中12.0付近が続く持続的な展開から残り4Fから0.4加速する高速4F戦
予想ペースと2018年、2020年、2022年の展開を比較すると参考としたい過去レースを特定の年と断定することはできないが、過去3年をトータルしてみると、馬券圏内馬9頭のうち7頭が3角5番手以内で、残り2頭のうち1頭は3枠(=内枠)だった。(残りの1頭は過去3年で最も流れて上がりのかかったタフな展開を差してきた2022年3着のアリーヴォ)
基本は3角で既に好位にいる中団前目から先行の馬 or 内枠の馬を狙いたい。

【各馬短評】
◎1番手はマリアエレーナ、予想ペース及び馬場状態は本馬にピッタリの条件が出てきた。各馬分析に記載のように近3走は敗因明確で、それら敗因がなければ現状本馬の本来のパフォーマンスは小倉記念と考えることができる。追い切りの時計が調子を反映するタイプだけに中2週で良い時の時計を出せない点が気になったが、前走の詰まり通しのレースの後なら反動も大きくないと判断する。内枠、先行と好走に必要な材料揃っており、圏外に飛んでも大丈夫な馬券の買い方をするが、本命は本馬とする。

○2番手はジャックドール、上記のように逃げの競馬ではない可能性があるが、元々逃げなくても競馬はできる馬。各馬分析に記載のように好走の可能性が高いタイミングと見ているが、前走香港でテンションが上がりゲートを決められずに敗戦している点は気がかりで、上位人気×不安ありなので本命は避ける。実力分走れば勝ち負けは必至。

▲3番手はノースブリッジ、ゲートこそ早くないが天皇賞秋では2角付近までパンサラッサより前に出ていたほどの先行力があり、内枠に入ったここはある程度ポジションは取ってくると考えられ、3角5番手以内の可能性が高い。また、元々は気性に難しいところがあり、道中は手綱を引かれての追走が目立っていたが、休み明けで挑んだ前走のAJCCでは陣営が「気性の成長がうかがえる」とコメントした通りにレースでもスローながら折り合っており、それにより直線での伸びの質は明確に上がっていた。気性的な成長が見込めている今であれば、初となる関西への輸送も克服できると考えているが、道悪での成績が良いことから高速馬場への対応に不安が残る分の3番手。道悪ならこちらが本命だった。

以下もう5頭印を振るが、ここでは省略して各馬分析を参考に。

予想印・見解

【予想印】
◎2マリアエレーナ
○9ジャックドール
▲4ノースブリッジ
△14ヒシイグアス
△11スターズオンアース
△1ジェラルディーナ
△7マテンロウレオ
△10ポタジェ

買い目(未確定)

(3連単フォーメーション)
2.9 – 1.2.4.7.9.10.11.14 – 1.2.4.7.9.10.11.14 各100 8400
(3連複1頭軸流し)
2 – 1.4.9.11.14 計9500 (合成オッズ7.6倍)
4 – 1.2.9.11.14 各100 1000
(3連複フォーメーション)
2 – 7.10 – 1.4.7.9.10.11.14 各100 1100

計 20000

Gregory

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