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レーヴブリリアント 【ラジオNIKKEI賞2025】

基本情報(馬名:馬齢:血統(父×母父):前走:鞍上)

レーヴブリリアント:牡3歳:スワーヴリチャード×ロードカナロア:前走スプリングS(重)5人気7着:◯◯

結論

■これまでキャリア5戦中4戦で上がり2位以内を使っているように末脚が武器ではあるものの、エンジンのかかりは早くなくじわじわと伸ばすような末脚のため、瞬発力が要求される流れよりは序盤から流れて先行馬が垂れてくるような展開が好ましい
■初めての遠征競馬となった3戦目のシンザン記念(中京1600m)ではあおって出遅れた上に道中は我慢が効かずにハナまで行ってしまったように精神的な危うさがある、ここ2戦はなんとか収まってはいるものの、遠征競馬や長期の休養明けなど条件に変化があった際には警戒したい要素である
■これまで重賞では12着, 7着と結果を出せていないが、2走前の1勝クラス時には1週前追い切りで77.6 – 62.8 – 11.5という速い時計が馬なりで出されていたようにまだ奥がある可能性が高く、心身の成長が伴ってくればより高いパフォーマンスを出せる可能性があることに留意したい
■開幕週のローカル1800mで行われるラジオNIKKEI賞ではまず先行馬を狙いたいものの、少しペースが流れると道中内目で距離をロスしなかった持続タイプの差し馬が圏内に差し込んでくることもある、これまでの戦績から斤量を背負わされず、内枠に入り、人気もなしと条件が揃えば相手に拾うことを検討

全レース分析

2歳

【1】中山1600m新馬:1着:ルメール
・陣営は「我が強いので気配次第ですが、発馬が速いし新馬戦から走れる印象はある」とコメントしていた、追い切りはW主体での調整で2週前には81.2 – 65.5 – 11.8が馬なりで出されていた
・レースは開催5日目(Bコース5日目)の馬場の中36.6 – 60.9 – 34.9の後傾1.7で、道中を12.1付近が続く緩い持続ラップで進めると、ラスト3Fは12.1 – 11.8 – 11.0とゴールへ加速する展開で、上位の上がりを使った2頭でのワンツー決着
・外枠から少し外へヨレながらスタートすると控えて中団後方の外を追走した、道中は少しだけ抑えられながら追走していた、勝負所では残り3F過ぎから外目へ進路を取って加速すると好位の外になって直線へ、直線では手前を替えると少しだけ外へヨレていたが鋭く脚を伸ばして上がり2位を使って快勝

【2】東京1600m1勝クラス:4着:2ヶ月半:ルメール
・追い切りは前走に続いてW主体で併せ馬も行われていた
・レースは開催16日目(Cコース4日目)の馬場の中35.1 – 58.0 – 35.4の前傾0.3で、前半4Fを11.3以下が続く持続的なハイペースで進めると、ラスト4Fは11.6 – 11.7 – 11.6 – 12.1と伸びる持続戦
・中枠からスタートすると出て行って後方のインを追走した、道中はスムーズに進めると勝負所でも最内をまわってきて後方のインから直線へ、直線では真っ直ぐ走って懸命に脚を使うとラストは上がり最速を使ったが前には迫りきれず、勝ち馬から0.4秒差の4着まで

3歳

【3】シンザン記念(中京1600m):12着:1ヶ月半:松山
・陣営は「特殊なペースで4着でも悲観する内容ではなかった。大人になっているし回転数が多くピッチな走り。一瞬でスピードに乗れる」とコメントしていた、追い切りはこれまで同様W主体だったが、当週は初めて単走での調整だった
・レースは開催5日目(Aコース5日目)の馬場の中35.1 – 58.8 – 35.8の前傾0.7で、前半をミドルペースで入ると、後半4Fは12.0 – 12.1 – 11.9 – 11.8とゴールへは少しだけ加速しながらも上がりを要する展開で、3角で7番手以下の馬が4着までを独占する差し決着
・外枠からあおって出遅れると後方の大外を追走していたが、向正面に入ると行きたがって徐々にポジションを押し上げ3角では外からハナを叩いてしまっていた、勝負所では後続を離さずに内から並ばれるような形になって1列目の内から2頭目になって直線へ、直線では内から抜け出そうと外へ出してきた馬に弾かれる不利があり、そこからは全く手応えがなくなっての12着敗戦
・レース後に鞍上は「今日は力みがあってうまく力を出し切れませんでした」とコメントしていた、レース中の気勢はこれまでと明確に異なっており、初の遠征での競馬が悪い方に出た可能性あり

【4】中山1600m1勝クラス:1着:2ヶ月:船山
・陣営は「中間はゲートを縛って練習」とコメントしていた、追い切りはW主体での調整で、1週前には自己ベストを大幅に更新する77.6 – 62.8 – 11.5が出されていた、軽量騎手騎乗で斤量は-3kgの54kg
・レースは開催3日目(Aコース3日目)の馬場の中35.8 – 60.3 – 35.2の後傾0.6で、道中をスローペースで進めると、ラスト3Fは12.2 – 11.3 – 11.7と残り2Fからの加速が大きな展開
・内目の枠で駐立が悪かったが五分のスタートを切ると行きたがるのを抑えられながら中団後方を単独で追走した、勝負所では残り4F過ぎから手綱を引かれたまま馬群の外から徐々に進出すると中団の大外になって直線へ、直線ではキレるような脚ではないもののじわじわと脚を使って伸びると内前から抜け出した組を差し切って優勝

【5】スプリングS(重):7着:連闘:ルメール
・陣営は「コロンとした体形なので距離がどうかですが、折り合い面に進境が見られるのでこなせるはず」とコメントしていた、追い切りは連闘のため中間軽め
・レースは開催6日目(Aコース6日目)で小雨の降る重馬場の中37.5 – 61.7 – 38.1の前傾0.6で、序盤をスローペースで進めると800-1200mで11.7 – 11.7が入り、そこからラスト3Fは12.7 – 12.3 – 13.1と上がりを要する展開で、向正面でポジションを上げた馬も含むが4角で4番手以内の馬が圏内を独占した
・内目の枠からスタートすると控えて後方のインを追走した、道中も最内を追走すると勝負所では残り4Fから促されたが終始最後方のインを追走して直線へ、直線ではそれなりに脚を伸ばして上がり最速37.4を使ったが上位争いには加われず勝ち馬から0.6秒差の7着まで
・レース後に鞍上は「最後少しだけ脚を使ってくれました。いいポジションを取れなかったですし、馬場も悪かったです」とコメントしていた

結論(再掲)

■これまでキャリア5戦中4戦で上がり2位以内を使っているように末脚が武器ではあるものの、エンジンのかかりは早くなくじわじわと伸ばすような末脚のため、瞬発力が要求される流れよりは序盤から流れて先行馬が垂れてくるような展開が好ましい
■初めての遠征競馬となった3戦目のシンザン記念(中京1600m)ではあおって出遅れた上に道中は我慢が効かずにハナまで行ってしまったように精神的な危うさがある、ここ2戦はなんとか収まってはいるものの、遠征競馬や長期の休養明けなど条件に変化があった際には警戒したい要素である
■これまで重賞では12着, 7着と結果を出せていないが、2走前の1勝クラス時には1週前追い切りで77.6 – 62.8 – 11.5という速い時計が馬なりで出されていたようにまだ奥がある可能性が高く、心身の成長が伴ってくればより高いパフォーマンスを出せる可能性があることに留意したい
■開幕週のローカル1800mで行われるラジオNIKKEI賞ではまず先行馬を狙いたいものの、少しペースが流れると道中内目で距離をロスしなかった持続タイプの差し馬が圏内に差し込んでくることもある、これまでの戦績から斤量を背負わされず、内枠に入り、人気もなしと条件が揃えば相手に拾うことを検討

Gregory

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