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ミナデオロ 【ラジオNIKKEI賞2024】

基本情報(馬名:馬齢:血統(父×母父):前走:鞍上:斤量)

ミナデオロ:牡3歳:レイデオロ×米国型:前走白百合S(L)(京都1800m)4人気1着:西塚:57kg

■勝負所でグンと上がるギアがないワンペースなタイプで、それ故に下り坂の惰性を使って加速できる京都外回りが現状ベストコース、これまで京都1800mで(2-1-1-0)
■2走前から西塚ジョッキーが乗って、かつ、追い切りで時計を出さないスタイルに変更しての2連勝で、共に時計の出る京都1800mをワンペースで押し切る形
■今回のラジオNIKKEI賞は開幕週であり流れれば押し切りを狙える舞台ではあるものの、前走リステッド勝ちから斤量57kg以上が想定されることから軸にする選択肢はなく、また、勝利した近2走は展開が向いており着順ほど評価できない内容だった点も加味すると相手か抑えまで

【1】京都2000m新馬:5着:坂井
・陣営は「長くいい脚を使える馬」とコメントしていた、追い切りは併用で1週前にはWで6F80.7 – 11.6が出されて併せ併入していた、当週は坂路
・レースは35.7 – 61.4 – 34.8の後傾0.9で、前半をスローで進めると勝負所では残り4Fから0.6加速して12.3 – 11.9 – 11.6 – 11.3とゴールへ加速するラップで4角3番手までの馬で決着
・内枠からスタートすると出て行って好位のインを追走した、その後もスムーズに追走すると勝負所でも終始最内をまわって残り500m付近から追い出されると4角までに前とやや離されて好位のインから直線へ、直線ではじわじわとした伸びを見せていたが相対的に差を詰められるほどではなく5着まで

3歳

【2】京都ダート1800m未勝利:15着:2ヶ月半:松山
・陣営は「初戦はペースが上がったところでもたついた」とコメント、追い切りはW主体週末坂路での調整で、1週前には自己ベスト6F80.0 – 65.4 – 11.8が単走一杯で出されていた、当週は終い重点で併せ併入
・レースは36.0 – 62.2 – 40.1の前傾4.1で、後半5Fが全て13.0以上かかる展開
・外目の枠からスタートすると砂を被らないためか内には入れずに枠なりで中団前目の外を追走した、向正面では1頭で一番外を追走し前との差を詰めて3角では好位の外目、勝負所では残り3Fから早めにムチを入れて追われたが前との差は開いて中団の外目になって直線へ、直線では伸ばせず15着敗戦
・砂を被らない中での大敗で現状ダート適性は△(母父も米国の芝馬)

【3】京都1800m未勝利:3着:中2週:ルメートル
・陣営は「結果的にはダートが合わなかった、パワーを要する今の馬場はいいと思う」とコメントしていた、追い切りは坂路で2本で当週は自己ベスト52.9 – 12.7馬なりで併せ先着していた
・レースは34.8 – 59.4 – 35.8の前傾1.0で、前半を平均からややハイペースで進めるとラストは残り3Fから0.4加速して11.7 – 12.0 – 12.1とゴールへ失速する展開で上がり上位の2頭が3着の本馬を5馬身離す決着
・中枠からスタートすると出て行って好位のインを追走した、芝は塊が跳ねており荒れてパワーを要する状態だった、道中はやや促されながらの追走で、勝負所では残り3F付近でムチを入れられていた、そのまま好位のインから直線へ進入すると馬群全体が大きく外へ出す中の最も内へ行ったが伸ばせず離された3着まで
・パワーのいる馬場で上位は終始外をまわった馬での決着で、終始インを追走した本馬にはやや向かなかったか

【4】京都1800m未勝利:2着:中2週:ルメートル
・2走前から中2週が続いての叩き3戦目で馬体は-8kgして494kgだった(デビュー508kg)、追い切りは坂路で単走終い重点が2本
・レースは35.1 – 60.1 – 35.1の前後傾フラットで、序盤平均程度で進めるとラストは残り3Fから0.3加速して12.0 – 11.4 – 11.7と伸びるラップで上がり上位の3頭が圏内独占
・内枠からスタートすると出て行って好位番手を追走した、道中は口向き悪く手綱と喧嘩していた、ラストは勝負所でも手綱を抱えてまわってくると1列目から直線へ、直線ではしぶとく伸ばして上がり2位35.1を使ったが上がり最速馬に外から差し切られての2着
・これまでと比較すると勝負所での手応えや直線での伸びなど数段上がっていた

【5】阪神1800m未勝利:5着:1ヶ月半:ムルザバエフ
・追い切りはW主体週末坂路での調整で全体時計は比較的軽め、当週のみジョッキー騎乗で併せ馬が行われて先着していた
・レースは開催14日目Bコース4日目の馬場の中34.4 – 58.3 – 35.0の前傾0.6で、序盤飛ばして入ると中やや緩めてラストは残り3Fから0.6加速して11.5 – 11.6 – 11.9とゴールへ失速しながらも11秒台が続く展開
・外枠からスタートするとやや行きたがるのを抑えられながら2番手を追走した、その後スムーズに進めて勝負所でも手綱を抱えたまま1列目から直線へ、直線ではしぶとく踏ん張っていたがキレる組に一瞬で交わされての5着
・ラストは脚が上がったか馬が競馬をやめたかラスト50mくらいは力が抜けたようだった

【6】京都1800m未勝利:1着:1ヶ月:西塚
・追い切りは栗東の芝コースを主体に週末坂路での調整で、オール単走だった
・レースは34.1 – 58.2 – 35.8の前傾1.7で、序盤を12.3 – 10.6 – 11.2と飛ばして入った、中盤は12.2付近で息を入れるとラストは残り3Fから0.6加速して11.6 – 12.1 – 12.1と上がりかかる展開
・内枠からスタートすると出て行って前走前々走に続いて行きたがるのを抑えられながら好位のインを追走した、勝負所でも終始最内をまわって2列目の最内から直線へ進入すると4頭同率の上がり最速35.6で伸びて抜け出して1馬身半差で優勝
・未勝利で1:46.2の高速決着を先行して勝ち上がったところからもややワンペースなタイプで、先行してスピードに乗せてそのまま押し切るような競馬が合っている

【7】白百合S(L)(京都1800m):1着:中2週:西塚
・追い切りは坂路とPコースが1本ずつでいずれも馬なりで軽い時計だった
・レースは36.3 – 60.9 – 33.7の後傾2.6で、序盤ややスローで入るとラストは残り4Fから0.5加速して11.9 – 11.7 – 10.8 – 11.2と残り2Fからの加速大きくやや前有利の高速上がり戦
・外枠からスタートすると近走と比較して折り合っていたが行く馬がおらず押し出されるようにハナへ、道中はスムーズに追走し、勝負所では坂の惰性で加速するとそのまま先頭で直線へ、直線でも手応え残したまま伸ばすと抜け出して1.1/4馬身差で優勝
・さすがに前有利な展開が向いた印象ではあるが、下り坂での加速の惰性を使って押し切った

Gregory

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