基本情報(馬名:馬齢:血統(父×母父):前走:鞍上:斤量)

ミッキーゴージャス:牝6歳:キンカメ系×ディープインパクト:前走阪神C6人気9着:横山典:55kg

結論

■牝馬ながらキレよりも持久力を活かすタイプで、重賞を制覇した愛知杯でも前半を33.5 – 57.4で入るハイペースを早めに進出して先頭で直線を迎え、ラストまで凌ぎ切る競馬をしている
■過去には3度道悪の競馬を使われていずれも勝利しており、最後に勝った3勝クラスの前には(転厩前の厩舎だが)陣営も「得意の渋った馬場になりそうなのも歓迎」とコメントしていた、道悪はプラス要素とみたい
■安田隆→安田翔へ転厩してからはチークピーシーズを着用されてテンの行きっぷりが明らかに速くなっており、長期休養明けのポートアイランドS(L)(阪神1600m)ではマイル戦でも前半の3F34.9で逃げたように序盤のスピードを活かすタイプにモデルチェンジしている
■長期休養後は前走からの馬体重がプラスで追い切りでも自己ベストの時計が出されていたリステッド2戦で3着, 1着だった一方、追い切りが軽めで行われマイナス体重だった前走の阪神Cは9着に敗れており、展開などもろもろその他の要素も多分にあるものの、基本的には追い切りの時計は出されている方が安心して評価できる
■東京新聞杯に向けては、2走前のキャピタルS(L)(東京1600m)で高速馬場での内枠決着を勝利している点を高く評価したく、内枠からある程度ポジションを取る競馬が叶えばここでも上位が見込める、近2走はスタートがあおる、出遅れると表記されているが、前走は距離とペースもあって後手を踏んだ感こそあるがスタート自体はそこまで遅くなかった、内枠が叶って大きく人気しないようなら評価できるタイミングに、高評価

全レース分析

3歳

【1】小倉2000m未勝利(重):1着:斉藤
・陣営は「追うごとに良くなってきており、走りも素軽い。平常心で臨めるようなら」とコメントしていた、追い切りは併用で併せ馬も行われ、1週前にはWで82.6 – 66.3 – 11.5、当週は坂路で53.3 – 12.2が出されていた、牝馬限定
・レースは開催12日目(Bコース4日目)で雨の影響で重になった馬場の中36.5 – 61.7 – 37.3の前傾0.8で、道中は12.3以上のラップが続く緩い流れで進めると、ラスト4Fは12.7 – 12.7 – 12.5 – 12.1と11秒台は入らずもゴールへ加速する展開で、上位の上がりを使った2頭でのワンツー決着
・中枠からスタートすると少し手綱と喧嘩しながら出て行って好位の外を追走した、道中はポジションを変えずにばらけた馬群の好位の外を落ち着いて追走できていた、勝負所では残り4Fから促されると外をまわって加速して前との差を詰めると先頭に立って直線へ、直線では後続を突き放すような脚で伸びて5馬身差の圧勝
・既走馬相手、重馬場でもしっかりと脚を使ってのデビュー勝ち

【2】中山1800m1勝クラス(稍重):1着:1ヶ月半:戸崎
・陣営は「前進気勢が強過ぎることが気になるけど、動きは良くなっている。昇級でも」とテンションについて言及していた、追い切りは併用で前走と比較すると時計は出されていなかった、最終追いは坂路単走で56.8 – 12.7の馬なり、牝馬限定
・レースは開催13日目(Bコース3日目)で前日の雨で稍重になった馬場の中37.4 – 62.1 – 35.2の後傾2.2で、道中をスローペースで進めると、ラストは残り3Fから0.4加速して11.8 – 11.9 – 11.5とゴールへ加速する展開で、抜けた上がりを使った2頭で3着を4馬身離すワンツー決着
・10頭立ての7番枠からスタートすると出ていって好位の外を追走した、道中は落ち着いて追走できていた、勝負所では大きくは促さずして前に取り付くと残り400mから追い出されて内から3頭目で先頭に並びかける形で直線へ、直線では反応してラストは上がり最速35.0で抜け出して優勝

【3】オークス:14着:1ヶ月半:戸崎
・陣営は「いい内容で勝ち上がってきたので、ゆとりを持ったローテでここまで調整ができた点は大きい。カリカリした面も見せていないし気配は良好。相手は一気に強くなるけど楽しみ」とコメントしていた、追い切りはW主体で併せ馬も行われていたが、時計は全体的に軽めだった
・レースは開催10日目(Bコース4日目)の馬場の中35.1 – 60.0 – 35.1の前後傾フラットで、前半は入りの2F目に10.8が入ったがその後は比較的ゆったりと進めると、後半は1000-2000mが5F連続して12.0を刻み、ラスト2Fは11.6 – 11.5と加速する展開で、上位の上がりを使った3頭が圏内を独占する末脚決着
・中枠からゲート内での駐立が悪く少しあおるようにして出遅れると控えて後方の馬群を追走した、距離延長だったが道中は馬群で比較的落ち着いて追走できていたが、3角手前では少し促されるような格好になっていた、勝負所では残り4F過ぎから少しずつ促されると外目をまわって最後方になって直線へ、直線では脚が残っておらず14着大敗
・レース後鞍上は「スタートがひと息だったので大事に乗った。最後は体力的にきつくなったが、これから良くなると思います」と体力面について言及していた

【4】小倉2000m2勝クラス:5着:3ヶ月:斉藤
・陣営は「トモはしっかりしたし、さらに力をつけた感じ。秋が楽しみになる競馬を」とコメントしていた、追い切りは併用で2週前には坂路で自己ベストタイの53.3 – 12.2が出され、1週前にはWで自己ベスト80.0 – 65.9 – 10.9が一杯で出され併せ先着していた、当週は坂路で馬なり単走、3ヶ月の休み明けで馬体は+8kgしていた、3歳で斤量は古馬より3kg軽い53kg、牝馬限定
・レースは開催5日目(Aコース5日目)の馬場の中35.5 – 60.7 – 36.7の前傾1.2で、レースは前半をミドルペースで進めると、後半は残り5Fから0.4加速して12.0 – 11.6 – 12.1 – 12.1 – 12.5と早めから加速してラストはゴールへ失速する展開で、上位の上がりを使った馬が圏内を独占する末脚決着
・10頭立ての9番枠からスタートすると枠なりに出て行って中団の外を追走した、道中はポジションを変えずに落ち着いて追走できていた、勝負所では残り3F手前から促されると右の手綱を引かれながらコーナリングして好位の大外になって直線へ、直線では外へヨレるのを矯正されながら追われると伸びてはいたが前を飲み込めるほどではなく、0.1秒差の5着まで
・キャリア1, 2戦目でも右回りを使われて快勝していたが、そこでは強く見せていなかった外へヨレる面が見られた

【5】阪神2000m2勝クラス:1着:1ヶ月:川田
・陣営は「今回も速い馬場だけど、上積みは感じるし出来は前走以上。試金石の一戦」とコメントしていた、追い切りは併用で1週前にはWで全体は遅めの併せ先着、当週は坂路で単走だった、牝馬限定で古馬とは3kg差の斤量53kg
・レースは開催7日目(Bコース2日目)の馬場で直線追い風が吹く中35.3 – 60.0 – 34.7の後傾0.6で、入りの2F目に10.3と速いラップが入ったがその後は落ち着いたラップで進めると、ラストは残り4Fから0.7加速して11.7 – 11.2 – 11.6 – 11.9と11秒台で伸びながらもゴールへ失速する展開だったが、4角で5番手以内の馬が圏内を独占する先行決着
・最内枠から五分のスタートを切ると馬なりで中団前目の馬群を追走した、向正面では内へ寄せて中団前目のインの位置取りとなった、勝負所では残り4F手前から少しずつ促されて中団前目の外から直線へ、直線では右ムチを入れられて追われるとぐいぐいと伸びてラストは上がり2位34.1で残しにかかる逃げ馬を差し切って優勝
・3, 4角では少しコーナリングが怪しい面はあったが前走からは改善していた
・逃げと好位から残しにかかった2頭が2, 3着だったことを考慮すると展開にも逆行して差すこのクラスとしては強い競馬だった

【6】京都2000m3勝クラス(稍重):1着:1ヶ月半:川田
・陣営は「前走後も順調だし、得意の渋った馬場になりそうなのも歓迎。好レースを」と道悪が良いとの旨のコメントをしていた、追い切りはW主体で終い重点の時計が目立っていた、最終追いはWでジョッキーが騎乗しての単走で、オークスの後は3戦連続での最終追いが単走だった、初の牡馬混合戦でハンデは53kg
・レースは開催12日目(Bコース3日目)で稍重になった馬場の中35.4 – 59.8 – 35.6の前傾0.2で、前半をミドルペースで進めると、ラストは残り4Fから0.7加速して11.6 – 11.7 – 11.9 – 12.0とゴールへ失速する4F戦
・中枠からスタートすると少しだけ促されながら出て行って中団前目のインを追走した、道中は少し促されるような格好で追走していた、勝負所では残り4F手前から促されて少しずつ外へ誘導されると中団前目の外になって直線へ、直線ではしっかりと脚を使って馬群から抜け出すとラストは2着に1.1/4馬身差を付けて快勝
・陣営が道悪が得意と言及している面からも、上がりが速く先行馬が残しやすい展開よりは、ある程度時計も上がりもかかるタフな展開の中で末脚の性能を問われる展開が向きそう

結論(再掲)

■牝馬ながらキレよりも持久力を活かすタイプで、重賞を制覇した愛知杯でも前半を33.5 – 57.4で入るハイペースを早めに進出して先頭で直線を迎え、ラストまで凌ぎ切る競馬をしている
■過去には3度道悪の競馬を使われていずれも勝利しており、最後に勝った3勝クラスの前には(転厩前の厩舎だが)陣営も「得意の渋った馬場になりそうなのも歓迎」とコメントしていた、道悪はプラス要素とみたい
■安田隆→安田翔へ転厩してからはチークピーシーズを着用されてテンの行きっぷりが明らかに速くなっており、長期休養明けのポートアイランドS(L)(阪神1600m)ではマイル戦でも前半の3F34.9で逃げたように序盤のスピードを活かすタイプにモデルチェンジしている
■長期休養後は前走からの馬体重がプラスで追い切りでも自己ベストの時計が出されていたリステッド2戦で3着, 1着だった一方、追い切りが軽めで行われマイナス体重だった前走の阪神Cは9着に敗れており、展開などもろもろその他の要素も多分にあるものの、基本的には追い切りの時計は出されている方が安心して評価できる
■東京新聞杯に向けては、2走前のキャピタルS(L)(東京1600m)で高速馬場での内枠決着を勝利している点を高く評価したく、内枠からある程度ポジションを取る競馬が叶えばここでも上位が見込める、近2走はスタートがあおる、出遅れると表記されているが、前走は距離とペースもあって後手を踏んだ感こそあるがスタート自体はそこまで遅くなかった、内枠が叶って大きく人気しないようなら評価できるタイミングに、高評価

Gregory