基本情報(馬名:馬齢:血統(父×母父):前走:鞍上:斤量)

マジックサンズ:牡4歳:キズナ×キンカメ:前走マイルCS9人気8着:武豊:57kg

■折り合いに難しさがあり、上手くいかなかったホープフルSと富士Sではそれぞれ大敗しているように、ここをクリアしないと自身の力を出せないタイプである
■上記の特徴から序盤は折り合いに専念する必要があり、加えてスタートも遅いため基本的に後方からの競馬となる
■現状はNHKマイルCの時のように、道中のペースが流れて折り合いが付けやすく、流れたことで先行馬が苦しくなって差しに向く展開が最も好ましい
■東京新聞杯に向けては道中のペースが持続的に流れやすい分折り合いは付けやすそうだが、どうしても後ろからになることを考えるともう少し前が止まってくれる舞台設定の方が良さそう、とはいえまだこれからの成長が期待できる4歳馬の休み明けで、同舞台でGⅠ2着がありながら追加斤量なしで出走できる点はプラス要素、基本は評価しないがあまり人気がないようであれば下の方で相手に加えても

【1】函館1800m新馬(稍重):1着:佐々木
・陣営は「ジョッキーが好感触をつかんでくれている。洋芝にも対応できそうなタイプ」とコメントしていた、追い切りは栗東のWと坂路、函館のWと芝を併用されての調整で併せ馬も行われていた
・レースは開催10日目(Bコース2日目)で稍重の馬場の中38.5 – 65.4 – 35.6の後傾2.9で、道中をドスローで進めると、ラストは残り3Fから0.8加速して12.2 – 11.8 – 11.6とゴールへ加速する展開で、上位の上がりを使った2頭でのワンツー決着
・10頭立ての6番枠から出遅れると直後外の馬と接触したが大きな不利はなく控えて中団の馬群を追走した、道中は前に好位の外に付ける2着馬を見る位置で折り合い重視で追走していた、勝負所では進路を外に取って残り400mから促されると先頭に並びかけて内から4頭目付近から直線へ、直線では追われて力強く脚を伸ばすと2位より0.5秒速い上がり最速35.3で抜け出して2馬身差の快勝

【2】札幌2歳S(重):1着:2ヶ月:佐々木
・陣営は「どっしりとして反応が良く、馬体と動きは言うことがない。使ってさらに良くなった。まだ成長段階だが、チャンスはあると思う」とコメントしていた、追い切りは函館のWと芝で調整され、最終のみ札幌の芝追い、時計は全体的に目立たなかった
・レースは開催13日目(Cコース5日目)で晴れた重馬場の中36.3 – 61.0 – 37.2の前傾0.9で、道中を馬場を考慮するとミドルペースくらいで進めると、ラスト3Fは12.6 – 12.2 – 12.4と残り2Fから加速こそ入ったものの上がりを要する展開で、上位の上がりを使った馬で圏内を独占する末脚決着
・内枠から少しヨレるようにして出負け気味のスタートを切ると外へ誘導して中団の外を追走した、道中は落ち着いて追走できていた、勝負所では残り4F過ぎから促され馬群の外をまわって進出すると先頭に立って直線へ、直線では右ムチを入れられてどんどん外へヨレていたがラストまで懸命に伸ばして優勝、上がりは最速の36.3
・レース後鞍上は「日頃からお世話になっている須貝厩舎の馬で勝ててよかったです。3コーナーを回って抜け出したときにフワッとする面を出したので、最後まで必死に追いました。よく耐えてくれました」とコメントしていた
・3, 4角中間では逆手前でコーナリングする区間があったが、だいぶ馬群の外をまわしていた分で出てしまった可能性もある

【3】ホープフルS:16着:4ヶ月:佐々木
・陣営は「前走は4角で早めに動く形になったが、よくしのいでくれました。今回が初めて本場でのレース。相手もそろうので試金石になると思うが、来春を見据えていい走りをしてほしい」とコメントしていた、追い切りはWオンリーでの調整で、2週前1週前と79秒台の時計が出されていた、より速かったのは1週前で79.1 – 64.8 – 11.5
・レースは開催9日目(Aコース9日目)の馬場の中36.0 – 61.4 – 35.5の後傾0.5で、前半をスローペースで進めると、残り5Fからまくりが入って0.7加速して12.0 – 11.6 – 11.7 – 11.9 – 11.9と伸びる展開で、上位の上がりを使った2頭がワンツーし、まくった馬が3着
・中枠外目からスタートするとかなり行きたがりながら中団の外を追走した、1, 2角では前に馬を置けず2角から向正面では抑えきれずに外からポジションを上げて好位の外を追走していたが、3角までに外からまくってくる馬がおり3角時点では再び中団の外の位置取りとなった、勝負所では馬群の外をまわりながら馬群に置かれるような形になり、4角ではまわり切る前に手前も替えてしまって後方の外になって直線へ、直線では伸ばせず16着大敗
・レース後鞍上は「ゲートは出てくれましたが、力みがとれませんでした。3コーナーで無くなってしまいました」とコメントしていた
・その後放牧先で軽度だが骨折が判明した

3歳

【4】皐月賞:6着:4ヶ月:佐々木
・陣営は「久々のうえに初めてとなる長距離輸送。イレ込みがあり、レースでは折り合いを欠いたことがこたえました。帰厩後は順調だし十分な動きをしている。落ち着いて臨めればと思う」とコメントしていた、追い切りは併用で毎週のように併せ馬が行われていた、当週は輸送を考慮してか坂路単走での調整
・レースは開催16日目(Cコース2日目)の馬場の中34.5 – 59.3 – 34.8の前傾0.3で、前半をややハイペースで進めると、後半は残り5Fから0.9加速して11.4 – 11.5 – 11.8 – 11.4 – 11.6と早めからラップが引き上がる展開で、11着までのうち10頭が道中に二桁番手のある超差し有利決着
・大外枠から遅めのスタートを切ると行きたがるのを抑えられながら後方の馬群を追走した、2角から向正面では外の馬が馬群の外から前に進出していき、本馬は3角では最後方になっていた、勝負所では残り700m付近から促されると良く加速はできていたが馬群の外をまわったことでポジションは押し上げきれず後方の大外になって直線へ、直線では良く脚を伸ばしてはいたが上位争いには加われず、上がり最速33.8だったが勝ち馬からは0.6秒差の6着まで
・レース後に鞍上は「折り合い重視を先生と話していました。ホープフルSのときよりかなり立て直していました。上位とも差がないですし、ダービーでいい競馬になると思います。今日は強い競馬だったと思いますし、折り合いさえつけば、距離が延びても問題ないと思います」とコメントしていた

【5】NHKマイルC:2着:中2週:武豊
・陣営は「骨折明けで久々のレースだったが大外枠でもうまく立ち回ってくれた。前走ぐらい脚を使えるのは確認できた。精神的にゆったりしているので初めての東京でも変わることはない」とコメントしていた、追い切りはWと坂路が1本ずつで1週前のWではジョッキーが騎乗して併せ併入していた、当週は坂路で単走
・レースは開催6日目(Aコース6日目)の馬場の中33.4 – 56.4 – 35.3の前傾1.9で、道中をハイペースで進めると、ラスト4Fは11.8 – 11.9 – 11.6 – 11.8と残り2Fから加速は入るものの比較的上がりを要する展開で、3角時点で10番手以下の馬が圏内を独占する差し有利決着
・中枠からスタートすると折り合い重視で控えて外へ誘導され後方の外を追走した、3角までにはまわりに馬がいなくなり最内に進路を切り替えられた、勝負所では加速して馬群との差を詰めながら終始最内をまわし後方のインになって直線へ、直線では内目の進路のまま追われるとゴールまで長く脚を伸ばして前に迫ったが、ラストは外から伸びた馬に競り負けてタイム差なしの2着まで
・レース後鞍上は「テンションが高い馬なので、馬混みに入れる形はやめた方がいいと思いました。狙ったレースはできました。最後はしっかりと伸びて、あともう少しのところだったんですけどね…」とコメントしていた
・5F通過56.4のハイペースを徹底的に控え込み、勝負所から直線で内を選択してロスをカットした競馬で展開は向いていた

【6】富士S:10着:5ヶ月:武豊
・陣営は「先週にしっかりとやっているから今週はこれで十分。夏を越して成長している。古馬とは斤量差があるから好レースを期待したい」とコメントしていた、追い切りは併用で1週前にはジョッキーが騎乗してWで5F自己ベスト79.2 – 63.6 – 11.2が出され併せ先着していた、当週は坂路単走で終い重点、斤量は3歳で2kg軽い55kg
・レースは開催6日目(Aコース6日目)の馬場の中35.1 – 58.3 – 33.4の後傾1.7で、道中をスローペースで進めると、ラストは残り3Fから0.4加速して11.2 – 11.0 – 11.2と伸びる高速上がり戦で、4角で5番手以内のGⅠ好走常連馬が圏内を独占する先行決着
・最内枠からスタートすると行きたがるのを抑えられながら中団のインを追走した、その後も終始最内を追走すると勝負所では残り3F付近から促されて中団のインのまま直線へ、直線では伸ばせず10着敗戦
・レース後鞍上は「返し馬の感じが良かったですが、レースではひっかかってしまいました」とコメントしていた
・前走こそ距離短縮かつハイペースで折り合いの心配はなかったが、同距離のスローペースになると再び難しい面を見せた

【7】マイルCS:8着:1ヶ月:武豊
・陣営は「前走を使ったことでガス抜きができて、いい雰囲気でくることができた。前々走の内容から通用する力はあると思う。あとは自分の競馬に徹して、うまく展開がはまるようなら」と控え込んで末脚勝負に賭けるとの旨と推測できるコメントをしていた、追い切りは併用で1週前にWで79秒台の併せ馬、当週に坂路で単走と共にジョッキーが稽古を付けていた、3歳で斤量は1kg軽い57kg
・レースは開催17日目(Cコース2日目)の馬場の中34.2 – 57.7 – 33.6の後傾0.6で、前半をややハイペースで進めると、600-1000mを11.7 – 11.8と緩めた、ラストは残り3Fから0.4加速して11.4 – 11.0 – 11.2と伸びる展開で、7着までのうち6頭が4角で8番手以内の先行有利
・内枠から出負け気味のスタートを切ると控えて後方のインを追走した、道中はなんとか折り合いの中で追走できていた、勝負所でも終始最内の進路を立ち回ると後方のインから直線へ、直線では馬場の内を開けている馬群の内目の進路を追われると本馬なりに脚を使って伸びてはいたが上位争いには加われず2着から0.5秒差の8着まで
・レース後鞍上は「折り合いに専念してうまくリズム良く運べました。ラストはこの馬なりによく伸びましたし、今後が楽しみです」とコメントしていた

Gregory