タガノデュード 【大阪杯2026】
大阪杯の各馬分析11頭目はタガノデュード。チャレンジC以降の近5走を分析対象としたいと思います。
結論に買い・消しなどの大方の見解とその根拠などを記載しているため、簡単には結論を見ていただければ十分かと思います。
大阪杯の過去レース分析とそれから得られた分析結論(レース傾向など)についてはこちらから。
基本情報(馬名:馬齢:血統(父×母父):前走:鞍上)
タガノデュード:牡5歳:キンカメ系×ハーツクライ:前走小倉大賞典4人気1着:古川吉
結論
■スタートは速くないタイプで、二の脚も速くないことから基本的には序盤は控えて、後半に馬群の外へ出して長く脚を使わせる競馬をされている
■末脚はキレるというよりは持続的に伸ばすタイプのため、スローペースでも残り4, 5Fくらいからスパートの始まる展開や、前半からハイペースで勝負所で遅いラップになるようなレースへの適正が高い
■大阪杯へ向けては前がやり合って勝負所のスパートも速くなるような先行負荷の高いパターンであれば前進がありそうなものの、一気の相手強化で基本外をまわす競馬ではこの舞台では苦しい、消しで
全レース分析
4歳
【23】チャレンジC:8着:1ヶ月半:古川吉
・陣営は「重賞メンバーで強気にはなれないが相手なりに動ける馬だと思う。調教ほどレースでは切れないのである程度は前で運びたい」とコメントしていた、追い切りは坂路での単走主体で速い時計は当週に52.0 – 12.0が出されていた、自身は3勝クラスの身で格上挑戦、ハンデ54kg
・レースは開催3日目(Aコース3日目)の馬場の中36.0 – 58.4 – 35.7の後傾0.3で、前半3Fをスローペースで進めると、600-1000mで前の2頭が後続を離して11.3 – 11.1とラップを速めた、後半5Fは11.8 – 12.1 – 12.1 – 11.7 – 11.9と残り2Fから加速する展開
・外枠からスタートすると出て行って枠なりに中団の外を追走した、道中は落ち着いて追走できていた、勝負所では馬群の外目をまわったまま残り700m付近から促されると前との差を詰めて一団の馬群の好位の大外になって直線へ、直線では伸ばせず0.5秒差の8着
・レース後鞍上は「ハンデが軽いこともあって早めに動いていったけど、重賞では最後に決め手の差が出てしまったかな」とコメントしていた
【24】新潟2000m3勝クラス:3着:1ヶ月半:古川吉
・陣営は「自己条件に戻る。直線の長いコースがどうかだが、大崩れはないと思う」とコメントしていた、追い切りはWでし終い重点からの坂路での併せ馬
・レースは開催3日目(Aコース3日目)の馬場の中36.1 – 60.4 – 33.4の後傾2.7で、道中をスローペースで進めると、ラストは残り4Fから0.8加速して11.8 – 11.0 – 10.8 – 11.6と伸びる高速上がり戦で11着までのうち9頭が4角で8番手以下の差し決着
・外目の枠からスタートすると控えて中団後方の馬群を追走した、道中は落ち着いて追走できていた、勝負所では馬群でポジションを変えず後方馬群の内目から直線へ、直線では内目の進路のまま追われるとじわじわと脚を伸ばしたが他馬を飲み込めるほどではなく0.3秒差の3着まで
【25】阪神2200m3勝クラス:3着:1ヶ月半:古川吉
・陣営は「前走は上がりの速い競馬でよく追い上げてくれた。状態は安定している」とコメントしていた、追い切りは併用のオール単走で、当週の坂路では近走でベストの51.9 – 12.2が一杯で出されていた、1ヶ月半の間隔で馬体は前走から+14kgしており、やや太め残りだった可能性も
・レースは開催4日目(Aコース4日目)で前日の夜から今朝にかけて雨のあった良馬場の中34.8 – 59.4 – 35.2の前傾0.4で、前半3Fをややハイペースで入ると、中盤は12.3付近のラップを続けて緩めた、ラストは残り4Fから0.3加速して12.1 – 11.6 – 11.6 – 12.0と伸びる展開
・内目の枠からスタートすると内へはこだわらずに出て行って単独で中団を追走した、向正面ではペースが緩んで馬群が詰まると進路を外へスイッチされて3角では中団の大外を追走していた、勝負所では内から5頭目付近の外を大きくまわって進出して好位の外になって直線へ、直線ではじわじわと脚を伸ばして少しずつ前に迫ったが勝ち馬との差は詰まり切らず0.3秒差の3着まで
5歳
【26】京都2000m3勝クラス:1着:中2週:古川吉
・陣営は「もう一歩のところまではきているからね。間隔が詰まるのもいいと思う」とコメントしていた、追い切りは坂路での単走が2本
・レースは開催1日目(Aコース1日目)の馬場の中36.9 – 62.8 – 34.0の後傾2.9で、道中をスローペースで進めると、ラストは残り4Fから0.7加速して11.8 – 11.5 – 11.2 – 11.3と伸びる高速4F戦
・9頭立ての2番枠からスタートすると少し行きたがるのを抑えられながら控えて中団後方のインを追走した、向正面では進路を1つ外にして3角では一団の馬群の中団の位置取りになっていた、勝負所では少しずつ進路を外に取りながら残り3Fから促されると好位の外になって直線へ、直線ではラストまで脚を伸ばすと上がり最速33.6で前をとらえて優勝
・速い脚があるタイプには見えず、勝負所で下り坂を活用できる京都への適正は高いのでは
【27】小倉大賞典:1着:1ヶ月半:古川吉
・陣営は「前走が鮮やかなレースでしたね。相手なりに動けそうだし、流れ的にも小回りのこの条件はいいと思う。多少時計がかかれば」とコメントしていた、追い切りはオール単走で、1週前には珍しくWでの速い時計が出され、6F79.3 – 64.3 – 11.4を馬なりで消化していた、ハンデ55kg
・レースは開催10日目(Bコース4日目)の馬場の中35.4 – 58.6 – 35.1の後傾0.3で、道中はラップが速まって11.3が入りながら12秒台のない速めのペースで進めると、ラストは残り4Fから0.4加速して11.5 – 11.4 – 11.7 – 12.0とゴールへ失速する展開
・大外枠からスタートすると控えて後方の外を追走した、道中はポジションを変えずに落ち着いて追走していた、勝負所では残り4F過ぎから促されると内から4頭目付近の外をまわりながら進出して中団の大外になって直線へ、直線ではグイグイと伸ばすと抜け出しにかかっていた逃げ馬をゴール前で交わして0.1秒差で優勝
・レース後鞍上は「道中もすごく気持ち良くいいリズムで走っていて〝いけるかな〟と思いました(前後略)」とコメントしていた
結論(再掲)
■スタートは速くないタイプで、二の脚も速くないことから基本的には序盤は控えて、後半に馬群の外へ出して長く脚を使わせる競馬をされている
■末脚はキレるというよりは持続的に伸ばすタイプのため、スローペースでも残り4, 5Fくらいからスパートの始まる展開や、前半からハイペースで勝負所で遅いラップになるようなレースへの適正が高い
■大阪杯へ向けては前がやり合って勝負所のスパートも速くなるような先行負荷の高いパターンであれば前進がありそうなものの、一気の相手強化で基本外をまわす競馬ではこの舞台では苦しい、消しで
Gregory
