紫苑Sの各馬分析10頭目はセイキュート。
結論に買い・消しなどの大方の見解とその根拠などを記載しているため、簡単には結論を見ていただければ十分かと思います。
紫苑Sの過去レース分析とそれから得られた分析結論(レース傾向など)についてはこちらから。
基本情報(馬名:馬齢:血統(父×母父):前走:鞍上)
セイキュート:サトノダイヤモンド×米国型:前走京都2200m1勝クラス3人気2着:津村
結論
■これまでに陣営から度々エンジンのかかりが遅いことについてコメントされ、1600mでデビューしたものの徐々に距離を延長されて2400mで勝ち上がったように、現状はスピードよりもスタミナを活かせるレース展開が好ましい
■未勝利を勝った2走前からは鞍上が促す形である程度のポジションを取っての競馬ができているものの、共に2200m以上のスローペース戦であり距離を短縮した際に同じ競馬ができるかは疑問
■紫苑Sでは基本的に春の実績馬が強いため、1勝馬の本馬を評価するには他に買い材料が欲しいが、開幕週かつ本馬にはやや短くも感じる2000mという条件はマイナスで買い材料は多くない、消しで
全レース分析
2歳
【1】中京1600m新馬:4着:坂井
・陣営は「乗り込み量は十分だし、ケイコも悪くない。長く脚を使える点を生かせれば」とコメントしていた、追い切りはW主体でまだ緩めの時計や短い所での調整が目立っていた
・レースは開催4日目(Aコース4日目)の馬場の中34.1 – 58.5 – 36.2の前傾2.1で、序盤の3Fを飛ばして入ると、その後も12.2が続く持続的に緩み切らないラップで進めた、ラスト3Fは12.2 – 12.0 – 12.0と11秒台が入らず上がりを要する展開で、4角で10番手以下から上位の上がりを使った馬が1, 2着する差し決着
・中枠から出負け気味のスタートを切ると少し促されたが後方の馬群の位置取りとなった、道中は落ち着いて追走できていた、勝負所では残り700m付近から促されたが大きくはポジションを動かせず後方の内目になって直線へ、直線では脚を使って前に迫ったものの上位争いには加われずの4着まで
【2】京都1800m未勝利:4着:1ヶ月半:田口
・陣営は「初戦の内容からも距離延長は良さそう」とコメントしていた、追い切りはWオンリーで終い重点の時計のみだった、馬体は+12kg
・レースは開催1日目(Aコース1日目)の馬場の中36.2 – 60.3 – 34.6の後傾1.6で、道中を平均ペースで進めると、ラストは残り3Fから0.4加速して11.5 – 11.6 – 11.5と伸びる展開で、上位の上がりを使った馬が圏内を独占した
・8頭立ての5番枠からあおって出遅れると外へ誘導されて一団の馬群の後方の外を追走した、道中は落ち着いて追走できていた、勝負所では残り4F過ぎから徐々に促されそのまま後方の大外から直線へ、直線ではまだ自身の体を上手く使いきれていないような走りで伸ばし切れず4着まで
3歳
【3】中京2000m未勝利:5着:3ヶ月:坂井
・陣営は「中間にしっかりゲート練習を。エンジンの掛かりが遅いので、距離を延ばす」とコメントしていた、追い切りはW主体で相変わらず終い重点だった、最終は坂路で単走軽め
・レースは開催4日目(Aコース4日目)も馬場の内が掘れて荒れた様子の中35.7 – 60.0 – 36.9の前傾1.2で、前半をクラスを考えると速いペースで入ると、ラスト4Fは12.6 – 12.5 – 12.2 – 12.2と加速はしているものの11秒台は入らない展開で、上位の上がりを使った馬が圏内を独占した
・中枠から少しあおり気味にスタートすると控えて中団の馬群を追走した、2角に抜ける時点では外の馬がいなくなり中団後方の外の位置取りとなっていた、勝負所では各馬がポジションを押し上げる中でやや追い出しを遅らせて中団後方の外目になって直線へ、直線では伸ばし切れず5着まで
【4】阪神2400m未勝利:1着:2ヶ月半:横山和
・陣営は「エンジンの掛かりが遅いので距離を延長」とコメントしていた、追い切りはWオンリーでの調整で相変わらず終い重点の時計や短い所からの時計が目立っていた
・レースは開催12日目(Bコース2日目)の馬場の中36.2 – 61.5 – 35.5の後傾0.7で、道中を平均程度のペースで進めると、ラストは残り3Fから0.7加速して11.7 – 11.6 – 12.2と伸びてラスト1Fのラップを落とす展開
・最内枠からスタートすると押して出していって好位のインを追走した、1, 2角では馬群で少し引っかかる仕草を見せていたが向正面からは落ち着いて追走できていた、勝負所では好位のインのまま馬群の加速に付き合うと、残り3Fから一気に外へ進路を切り替えられて好位の外から直線へ、直線では内へヨレながら早い段階で抜け出すとラストまで踏ん張って2馬身半差の快勝
【5】京都2200m1勝クラス:2着:1ヶ月:坂井
・追い切りはW主体での調整で、当週の4F時計はこれまでより速く51.7 – 11.1が出され併せ先着していた
・レースは開催3日目(Cコース3日目)で稍重から良に乾いた馬場の中37.7 – 63.4 – 34.1の後傾3.6で、道中をかなりのスローペースで進めると、ラストは残り4Fから0.8加速して11.7 – 11.5 – 11.3 – 11.3とゴールまで加速する展開で、上位の上がりを使った馬が圏内を独占した
・6頭立ての4番枠からスタートすると出ていって2番手を追走した、道中は落ち着いて追走できていた、向正面では外の馬がポジションを上げたことでこちらは前に逃げ馬を見るインを追走する形になっていた、勝負所では残り4Fから徐々に促された、4角では前の逃げ馬の内へ出すようにして直線へ、直線ではしっかりと脚を使って抜け出したが大外から上がり最速で伸びた馬に交わされて2着まで
結論(再掲)
■これまでに陣営から度々エンジンのかかりが遅いことについてコメントされ、1600mでデビューしたものの徐々に距離を延長されて2400mで勝ち上がったように、現状はスピードよりもスタミナを活かせるレース展開が好ましい
■未勝利を勝った2走前からは鞍上が促す形である程度のポジションを取っての競馬ができているものの、共に2200m以上のスローペース戦であり距離を短縮した際に同じ競馬ができるかは疑問
■紫苑Sでは基本的に春の実績馬が強いため、1勝馬の本馬を評価するには他に買い材料が欲しいが、開幕週かつ本馬にはやや短くも感じる2000mという条件はマイナスで買い材料は多くない、消しで
Gregory