Uncategorized

エーオーキング 【ラジオNIKKEI賞2025】

基本情報(馬名:馬齢:血統(父×母父):前走:鞍上)

エーオーキング:牡3歳:リアルスティール×タイキシャトル:前走中山2200m1勝クラス9人気1着:◯◯

結論

■道中にしっかりと折り合えることと、それなりに加速の速い脚があることが強みだが、勝った2戦はいずれもレベルが高くない低速戦で、まだこれまでにOPクラスに入っても高く評価できるようなパフォーマンスは出していない
■ここに向けては前走後に目標を毎日杯→京都新聞杯→ラジオNIKKEI賞と切り替えられての4ヶ月の休み明けで、体調うんぬんが整わずここまで目標を先延ばしされた可能性も
■前走は逃げて勝っておりここでもマイペースで逃げられるなら一定の評価が必要であるものの、その前走は道中に13秒台のラップが4連発するようなかなりのスローペースであり再現性は低い、例年通りなら54kg or 53kgと軽めのハンデにはなるだろうが、これまでのパフォーマンス、臨戦過程、スローペースの2200mからの距離短縮などの要素を考えると買い材料は少ない、基本は消しで

全レース分析

2歳

【1】中山1800m新馬:4着:長浜
・「陣営はひと追いごとに動けるようになってきたが、今の時計が速い中山がどうか」とコメントしていた、追い切りはW主体週末坂路での調整で併せ馬が多く行われていた、当週の時計が最も速く83.6 – 67.5 – 11.6で馬なりで併せ先着していた、軽量騎手騎乗で斤量52kg
・レースは開催7日目(Cコース2日目)の馬場の中37.3 – 62.6 – 34.8の後傾2.5で、道中をスローペースで進めるとラストは残り3Fから0.7加速して11.8 – 11.5 – 11.5と伸びる展開で、4角7番手以内の馬が6着までを独占する先行決着
・内枠からスタートすると出て行って好位のインを追走した、道中はやや追っ付けられながらの追走だった、勝負所では残り700m付近から促されて前との差を詰めると好位の内目の位置取りから直線へ、直線では脚を伸ばしてはいたが自身より前から抜け出した組には迫れず、勝ち馬から1.0秒離された4着まで

【2】福島1800m未勝利:1着:2ヶ月:吉田隼
・陣営は「初戦は期待以上の競馬をしてくれた。少し非力さは残るがチャンスはある」とコメントしていた、追い切りはWとPと坂路の併用で相変わらず併せ馬が盛んに行われていた
・レースは開催5日目(Bコース1日目)ながら馬場の内目から荒れた状況の中36.4 – 62.0 – 36.1の後傾0.3で、前半をスローペースで進めると、勝負所では残り4Fから0.8加速して11.9 – 11.9 – 12.0 – 12.2とゴールへ失速して上がりかかる展開
・外枠からスタートすると出て行って単独で中団を追走した、道中はしっかり折り合って追走できていた、向正面では外から進出してくる馬がおり中団の馬群の位置取りとなって3角を迎えた、勝負所では残り3F手前から促されると加速して外の馬をパスしムチも入れられて前との差をやや詰めて好位の外から直線へ、直線では外から力強く末脚を伸ばすと上がり最速で自身より内前から抜け出した組を差し切って優勝

3歳

【3】中山2000m1勝クラス:5着:1ヶ月半:木幡巧
・追い切りは併用で、当週には前走同様Pコースで追い切りが行われていた、そのPコースではこれまでと異なり単走で一杯に追われていた
・レースは開催11日目(Bコース2日目)で小雨の降る良馬場の中35.3 – 59.1 – 36.8の前傾1.5で、前半6Fを12.1以下が続く持続的なラップで進めると、ラスト4Fは12.7 – 12.9 – 12.4 – 11.5と前が止まってラスト2F加速する展開で、上位の上がりを使った3頭が圏内を独占する末脚決着
・中枠外目からスタートすると行きたがるのを抑えられながら後方のインを追走した、序盤こそ抑えられていたものの向正面の後半からは反対に少し追っ付けられるような所があった、勝負所では少し前に詰まるような所もありながら終始後方のインをまわってきて直線へ、直線では内目の進路取りのまま懸命に伸ばしていたものの自身より前の馬に離されるような形で勝ち馬から1.0秒差の5着まで
・コーナーでは左手綱を引かれてコーナリングしており、右回りのコーナリングは現状上手ではない

【4】中山2200m1勝クラス:1着:2ヶ月:田辺
・追い切りはWとPの併用で毎週併せ馬が行われていた、終いのラップを伸ばすような調教が増えていたものの、当週には併せ馬に遅れていた
・レースは開催1日目(Aコース1日目)の馬場の中36.0 – 62.9 – 34.7の後傾1.3で、道中は13秒台のラップが4連発するスローペースで進めると、ラスト4Fは12.5 – 12.3 – 11.3 – 11.1と残り2Fからの加速が大きくラストまで加速する展開で、4角で3番手以内の馬が1.2.4着する先行決着
・内枠からスタートすると出て行ってマイペースでハナへ、道中は前走と比較して5F通過で3.8秒遅いスローペースだったが折り合って追走できていた、勝負所では大きくペースを引き上げず後続を引きつけるように進めると、残り400m付近から気合いをつけられて先頭の最内で直線へ、直線では鋭く抜け出すとラストは上がり2位の脚を使って2馬身差の快勝
・かなりのスローペースで勝負所でもペースは上がりきらず、ラスト400m勝負になって展開はかなり向いていた
・レース後に鞍上は「全く稽古で動かないのでイメージがつきませんでしたし、逃げる形も事前には考えていませんでしたが、結果的に新たな面を出してくれましたね。実戦向きです」とコメントしていた
・その後は理由を明かされていないものの、目標を毎日杯→京都新聞杯→ラジオNIKKEI賞と切り替えられた

結論(再掲)

■道中にしっかりと折り合えることと、それなりに加速の速い脚があることが強みだが、勝った2戦はいずれもレベルが高くない低速戦で、まだこれまでにOPクラスに入っても高く評価できるようなパフォーマンスは出していない
■ここに向けては前走後に目標を毎日杯→京都新聞杯→ラジオNIKKEI賞と切り替えられての4ヶ月の休み明けで、体調うんぬんが整わずここまで目標を先延ばしされた可能性も
■前走は逃げて勝っておりここでもマイペースで逃げられるなら一定の評価が必要であるものの、その前走は道中に13秒台のラップが4連発するようなかなりのスローペースであり再現性は低い、例年通りなら54kg or 53kgと軽めのハンデにはなるだろうが、これまでのパフォーマンス、臨戦過程、スローペースの2200mからの距離短縮などの要素を考えると買い材料は少ない、基本は消しで

Gregory

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA