エコロディノス 【大阪杯2026】
大阪杯の各馬分析12頭目はエコロディノス。
結論に買い・消しなどの大方の見解とその根拠などを記載しているため、簡単には結論を見ていただければ十分かと思います。
大阪杯の過去レース分析とそれから得られた分析結論(レース傾向など)についてはこちらから。
基本情報(馬名:馬齢:血統(父×母父):前走:鞍上)
エコロディノス:牡4歳:キタサンブラック×欧州型:前走京都記念3人気3着:池添
結論
■毎日杯後には鞍上が「折り合いはついていたけど速い脚がない馬なので、ワンターンより4つコーナーがある舞台の方がいいと思います(後略)」とコメントしていたように速い末脚のないタイプで、先行してポジションを取った上でポジション利を活かして押し切るレースで好走しており、逃げた時には条件線ではあるものの高いパフォーマンスを出している
■先行馬ではあるものの、スタートや二の脚が速いタイプではないだけに自身はジワッと出してポジションを取りにいける相手関係が良いと考えられ、これまでは少頭数やある程度流れが速くても先行馬が多くない構成のレースに出走することで良好にポジションを取れている
■大阪杯へ向けては速い脚がない特徴から鋭い末が要求されない阪神2000mという舞台は良く、人気馬の不発があれば先行して雪崩れ込む形で圏内に好走するパターンがありそうで、1800m以下での実績がないことから道中を含めてスピードが要求されるレースになった時はどうかだが、道悪など時計がかかる条件になれば前進が見込める、相手関係が一気に強化される分でここでは強気に評価するのは難しいが、買い方次第では相手に加える方向も
全レース分析
2歳
【1】京都2000m新馬:1着:ムーア
・陣営は「普段から扱いやすく、ケイコでも上々の動き。血統的にも初戦から楽しみ」とコメントしていた、追い切りは併用で併せ馬も行われ、当週は坂路で単走
・レースは開催12日目(Bコース4日目)の馬場の中37.5 – 62.6 – 34.8の後傾2.7で、道中をスローペースで進めると、ラストは残り5Fから0.7加速して11.9 – 11.6 – 11.5 – 11.7 – 11.6と伸びる高速5F戦で、4角で3番手以内の馬が圏内を独占する先行決着で、上位の上がりを使った馬のワンツー決着
・10頭立ての10番枠からスタートすると少し行きたがるのを抑えられながら出て行って逃げ馬の外の2番手を追走した、前半はスローペースだったが逃げ馬と並ぶようにして落ち着いて追走できていた、勝負所ではほとんど馬なりのまま加速していくと内の逃げ馬を交わして先頭に立って直線へ、直線では少し外へヨレるのを矯正されながら追われると大きなトビで脚を伸ばして0.6秒差の圧勝、上がりは最速の34.8
3歳
【2】中京2000m1勝クラス:3着:2ヶ月:松山
・陣営は「食いが細い面はあるけど、ケイコは抑え切れない手応え。初戦の走りなら」とコメントしていた、追い切りはW、坂路、芝の併用で、1週前のWでは自己ベスト79.9 – 65.0 – 11.4が馬なりで出され併せ併入していた、馬体は前走から-8kg
・レースは開催1日目(Aコース1日目)の馬場の中36.9 – 61.7 – 35.3の後傾1.6で、序盤の4Fをスローペースで進めると、残り6Fから1.0加速して11.9 – 11.6 – 12.3 – 12.0 – 11.7 – 11.6と早めから加速してラスト2Fから再加速する展開で、上位の上がりを使った馬が圏内を独占する末脚決着
・9頭立ての9番枠から少し内へヨレるようにスタートすると行きたがるのを抑えられながら逃げ馬の外の2番手を追走した、向正面では外からまくってハナに立った馬がいたが、横を通られる時も特に大きなアクションはなく、3角では3番手の位置取りになっていた、勝負所では残り3Fから少しずつ手綱を動かされたがポジションは大きく変わらず好位から直線へ、直線では相変わらず馬から見て左方向にヨレるのを矯正されながら追われたが、鋭い脚は使えず0.3秒差の3着まで
・まだ直線での走りが安定しない分の影響はあるだろうが、末脚がキレるタイプではなさそう
【3】毎日杯:5着:2ヶ月半:岩田望
・陣営は「抑えが利かない感じで、ダラダラと脚を使ってしまった。放牧でリセットしたので、勝負どころまでうまく末脚を温存できれば」とコメントしていた、追い切りはWと坂路の併用で、1週前にはWでジョッキー騎乗で時計が出され、当週には坂路単走で自己ベスト50.9 – 12.8と終いに失速するような時計が出されていた
・レースは開催9日目(Aコース9日目)でやや雨の影響が残る良馬場の中35.2 – 60.5 – 33.3の後傾1.9で、前半をスローペースで進めるとラストは残り3Fから0.9加速して11.2 – 10.8 – 11.3と伸びる高速上がり戦で、上位の上がりを使った3頭が圏内を独占する末脚決着
・9頭立ての6番枠からスタートすると出て行って好位の外を追走した、道中は前2走と比較すると落ち着いて追走できていた、勝負所では馬なりのまま前との差を詰めると残り3F手前から手綱を動かされて2番手から直線へ、直線では伸ばせず0.8秒差の5着まで、上がりは最も遅い34.0だった
・レース後に鞍上は「折り合いはついていたけど速い脚がない馬なので、ワンターンより4つコーナーがある舞台の方がいいと思います。折り合い面に関しては良くなっていましたし、この状態で次も使えれば」と速い脚がないことについて言及していた
【4】阪神2000m1勝クラス(稍重):1着:2ヶ月半:レーン
・陣営は「追い切りでもハミをかむような感じがあるので、うまく折り合いがつけば」とコメントしていた、追い切りはW主体で1週前のみ併せ馬が行われ、当週は終い重点、馬体は+18kgしていた、初の古馬との対戦で斤量は3kg軽い55kg
・レースは開催4日目(Aコース4日目)で前日の雨で稍重になった馬場の中36.0 – 60.8 – 35.2の後傾0.8で、道中をスローペースで進めるとラストは残り3Fから0.3加速して11.9 – 11.3 – 12.0と残り2Fからの加速が大きな展開
・10頭立ての3番枠からスタートするとジワッと出て行って1, 2角中間付近でハナへ、道中は落ち着いてマイペースを刻めていた、勝負所では残り3Fから促されると2番手の集団から1馬身半ほどのリードを保って先頭で直線へ、直線ではすぐさま後続を突き放して6馬身差の圧勝
・逃げた分もあるだろうが折り合いには進展が見られ、新馬戦以来の内回りコースで事故条件を圧勝した形
【5】阪神2000m2勝クラス:3着:3ヶ月:モレイラ
・陣営は「調教でも行きたい気持ちが強いタイプ。折り合いがつけば、現級でも通用する」とコメントしていた、追い切りはW主体での調整で、1週前には6F自己ベストの79.2 – 65.1 – 12.2が一杯で出され併せ遅れていた、当週もWで調整が行われデビュー以来初めて最終追いが併せ馬で行われていた、3ヶ月の休み明けで前走増えた馬体はさらに+6kgしていた、3歳で斤量は3kg軽い55kg
・レースは開催4日目(Aコース4日目)の馬場の中38.1 – 63.3 – 34.3の後傾3.8で、道中をスローペースで進めると、ラストは残り4Fから0.5加速して11.6 – 11.5 – 11.3 – 11.5と伸びる展開で、逃げた馬が優勝したものの、2-4着には上位の上がりを使った馬が差し込む決着
・9頭立ての5番枠からスタートすると少し行きたがるのを抑えられながら3番手の外を追走した、道中は終始行きたがってはいたがなんとか折り合いの中で追走できていた、勝負所では残り700m付近から促されると中団前目の大外になって直線へ、直線では反応して馬群から抜け出しにかかったがラストまで逃げ馬を交わせず、ゴール前では外から鋭く伸びた馬にも交わされて0.2秒差の3着まで
・前半がスローペースから後半4Fが速い展開も、やや速い上がりが求められた分末脚の性能で劣った形、とにかく終いの速さが求められない展開が良い
【6】京都2000m2勝クラス:1着:1ヶ月半:池添
・陣営は「鞍上に乗ってもらい、感触をつかんでもらった。単走なら問題ないけど、絡んでくる馬がいると、力んで行きそうな感じがあるみたい。自分のリズムを守って、前々の競馬なら」とコメントしていた、追い切りはWオンリーでの調整で毎週併せ馬が行われていた、3歳馬で斤量は2kg軽い56kg
・レースは開催10日目(Bコース1日目)の馬場の中35.9 – 60.8 – 34.2の後傾1.7で、道中をスローペースで進めると、ラストは残り4Fから0.7加速して11.9 – 11.6 – 11.2 – 11.4と伸びる展開
・外枠からスタートすると出て行ってハナへ、道中の序盤は後続から2馬身ほどのリードを取って落ち着いて追走できていた、3角では差は1馬身ほどに詰まっていた、勝負所ではほとんど馬なりのまま加速して後続から1馬身ほどの差の先頭で直線へ、直線では反応して伸びると後続を離して0.5秒差で快勝
・これまでに逃げた2戦では他のレースと比較して折り合いがついて終いも使えており、逃げた時のパフォーマンスが高いタイプか
【7】阪神2200m3勝クラス:1着:1ヶ月半:池添
・陣営は「ケイコでも行きたがる面がある。無理に抑えることなく、自分のリズムで」とコメントしていた、追い切りは併用で併せ馬も行われていた、3歳馬で斤量は2kg軽い56kg
・レースは開催4日目(Aコース4日目)で前日夜から朝にかけて雨のあった良馬場の中34.8 – 59.4 – 35.2の前傾0.4で、前半3Fを速めのペースで進めると、600-1400mを12.2 – 12.4 – 12.5 – 12.4と緩めた、ラストは残り4Fから0.3加速して12.1 – 11.6 – 11.6 – 12.0と伸びる展開
・内枠からスタートすると少し促されながら外目の進路へ誘導されて好位の外を追走した、道中はラップが緩む区間もあったが落ち着いて追走できていた、勝負所では内から4頭目をまわしながら馬なりで進出を開始すると残り3Fから促されて先頭に変わって直線へ、直線ではしっかりと脚を伸ばすとラストまで後続に差を詰め切らせず優勝
・逃げない競馬でも道中は折り合っており、進展が見られて準オープンを突破
4歳
【8】京都記念:3着:2ヶ月:池添
・陣営は「ケイコで行きたがる面は相変わらず。もう少し気性面にゆとりが欲しいけど、能力的には引けを取らない。前走みたいな競馬で」とコメントしていた、追い切りは坂路主体から1週前当週はWでの調整で、1週前にはジョッキー騎乗で自己ベストを大幅に更新する75.2 – 63.2 – 12.5が馬なりで出されていた、追い切りはほとんどが単走で行われていた
・レースは開催6日目(Bコース6日目)の馬場の中37.7 – 61.8 – 33.9の後傾3.8で、道中をスローペースで進めると、ラストは残り4Fから0.8加速して11.9 – 11.4 – 11.1 – 11.4と伸びる高速上がり戦
・内枠からゲートでの駐立が悪く出負け気味のスタートを切ると出て行って好位の外を追走した、道中は落ち着いて追走していた、勝負所では残り3Fから促されると好位の外になって直線へ、直線では脚を伸ばして前に迫ったが自身より先に抜け出した勝ち馬との差は詰まらず、ラストは上がり最速の2着馬にも交わされて0.3秒差の3着まで
・レース後鞍上は「ゲートでガタガタしましたが、スタートは少し遅れたくらいで、おおむねいいスタートを切れました。向正面で折り合いもついたんですが、そこから内にモタれて、修正しながらになりました。ただ、強いメンバーを相手にもやれる手応えを感じましたし、これからもっと良くなる馬だと思いました」とコメントしていた
結論(再掲)
■毎日杯後には鞍上が「折り合いはついていたけど速い脚がない馬なので、ワンターンより4つコーナーがある舞台の方がいいと思います(後略)」とコメントしていたように速い末脚のないタイプで、先行してポジションを取った上でポジション利を活かして押し切るレースで好走しており、逃げた時には条件線ではあるものの高いパフォーマンスを出している
■先行馬ではあるものの、スタートや二の脚が速いタイプではないだけに自身はジワッと出してポジションを取りにいける相手関係が良いと考えられ、これまでは少頭数やある程度流れが速くても先行馬が多くない構成のレースに出走することで良好にポジションを取れている
■大阪杯へ向けては速い脚がない特徴から鋭い末が要求されない阪神2000mという舞台は良く、人気馬の不発があれば先行して雪崩れ込む形で圏内に好走するパターンがありそうで、1800m以下での実績がないことから道中を含めてスピードが要求されるレースになった時はどうかだが、道悪など時計がかかる条件になれば前進が見込める、相手関係が一気に強化される分でここでは強気に評価するのは難しいが、買い方次第では相手に加える方向も
Gregory
