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イズジョーノキセキ 【有馬記念2022】

有馬記念の各馬分析3頭目はイズジョーノキセキ。前走エリザベス女王杯こそ10着でしたが、府中牝馬Sでソダシを差し切った末脚は記憶に新しいです。初めての距離、キャリア2戦めの中山となります、適性をしっかり見極めていきましょう。

結論に買い・消しなどの大方の見解とその根拠などを記載しているため、簡単には結論を見ていただければ十分かと思います。

有馬記念の過去レース分析とそれから得られた分析結論(レース傾向など)についてはこちらから。

基本情報(馬名:馬齢:血統(父×母父):前走:鞍上)

イズジョーノキセキ:牝5歳:エピファネイア×キンカメ:前走エリ女10人気10着:○○

結論

■中2週での成績(0-0-1-2)に対し、府中牝馬を4ヶ月の休み明けで制すなど、使い詰めるよりは休み明けの方がパフォーマンス出せるタイプで、馬の調子に合わせた追い切り時計を出してくるため、速めの時計が出されていれば好調、反対に単走追いが多かったり全体的に時計が軽い時には幾分状態を疑いたい
■序盤から促して出していくと若干行きたがるところがあり、馬の気に任せていくと直線で一枚末脚が落ちる、この点をしっかり理解して乗ってくるのが主戦の岩田康ジョッキーで、序盤折り合いをつけながら追走して後半 or 直線にかける競馬をしてくる
■上がり上位の常連であるように末脚はいいものを持っているがキレるというよりは徐々に伸ばして減速しづらいような末脚を使ってくるため、純粋な上がり勝負より直線の長いコースで先行馬が垂れるような展開に適性がある、道悪ではこの末が一段階鈍るため評価は落とすべきか
■前走エリザベス女王杯後には鞍上のルメールが「こういう馬場で距離も長かった、GⅠなら良馬場でも2000mまでかなと思います」とコメントしており、初めての距離となる今回の2500mが向くとは考えにくい、また上記の適性からも現状GⅠではいわゆる差し馬に向くような展開と長い直線の助けが必要な印象で、ここではいらないか

全レース分析

2歳

【1】中京1600m新馬(重):6着:森
・追い切りはWと坂路の併用で併せ馬も行われていた、軽量騎手騎乗で斤量は-1kgの53kg
・レースは雨の降る重馬場の中37.1 – 61.9 – 35.3で、残り3Fから0.6加速して11.7 – 11.3 – 12.3という展開
・中枠から五分のスタートを切ると馬なりで中団馬群を追走した、向正面にはいっても手前が替わらず3回ほどジョッキーに促されてやっと手前を替えた、道中は道悪の影響か多少走りづらそうにしていた、直線は馬群のまま進入すると外に出そうとしたが前が詰まって出せず、後半はしっかり追えて伸びていたが先に抜け出した組には届かない位置で6着まで

【2】阪神1600m未勝利:1着:2ヶ月:岩田康
・追い切りは併用で時計は遅めも併せ先着が目立っていた
・レースは35.7 – 59.9 – 33.9で、残り3Fから0.9加速して11.2 – 11.1 – 11.6と上がりが求められる展開
・大外12番枠から若干遅めのスタートを切ると行きっぷりよくわずかに抑えられながら中団の内目を追走した、勝負所残り800m付近から外目に出されると直線でも外へ行った、幾分内にささりながらも上がり最速を使い2馬身差で優勝

【3】中山1600m1勝クラス:5着:中2週:岩田康
・追い切りは坂路とWで軽めが1本ずつ、短期間で初の関東遠征ながら馬体は+14kgしていた
・レースは35.3 – 60.0 – 34.3で、残り3Fから0.5加速して11.8 – 11.1 – 11.4と残り2Fからの加速が大きな展開
・中枠からスタートすると前走に続き行きっぷりよく、折り合いの中ではあるが抑えられながら中団馬群を追走した、勝負所外からポジション上げていく馬もいる中本馬は内で溜めざるを得ないような形で前から2列目内から2頭目で直線へ、しっかり脚を使って伸びていたが先に抜け出した馬たちの方が末脚も上で5着まで
・着順こそ5着だが、上位3頭は後に重賞を勝つ馬であったことを考えれば1勝クラスにしてはかなりのハイレベル戦だった

【4】東京1600m1勝クラス:5着:1ヶ月半:岩田康
・追い切りは相変わらず時計は軽めも毎週併せ馬が行われていた
・レースは36.0 – 60.5 – 33.9で、残り3Fから1.2加速すると11.1 – 11.3 – 11.5とラストは高速上がりながらゴールへ失速するラップ
・内枠から今までで一番良いスタートを切ると出て行って2番手を追走した、その後3角付近の残り1000mから前の逃げ馬に外から並びかけていって1列目で直線へ、少し追い出しを待つようにして残り400mから追い出されたが上がり上位の馬たちに抗えずの5着

3歳

【5】チューリップ賞:4着:3ヶ月半:岩田康
・追い切りは坂路からラスト2週は続けてCWで、ともにそこそこの全体時計をだして終いは垂れるようなラップ
・レースは35.1 – 59.3 – 34.0で、残り3Fから0.9加速すると11.3 – 10.9 – 11.8と上がり求められる展開
・中枠から立ち遅れるようなスタートを切ると馬なりで後方のインを追走した、道中は落ち着いて追走すると勝負所残り3Fからは外に出されて外目から直線へ、直線残り300mからは大外に出されると2位より0.4速い上がり最速で追いこんだが阪神JF組の上位3頭には届かずの4着
・前走は関東ということもあり断言するには速いが、序盤からスピードに乗せるより控えて直線にかけるような競馬をした方が末脚を発揮できる可能性が高い

【6】忘れな草賞(L)(稍重):2着:1ヶ月:岩田康
・追い切りはWから最終坂路で、詰まった間隔を考慮してか時計は軽めも併せ馬ではしっかり先着していた、ここまでマイルのみを使われており初めての2000m戦
・レースは雨の降る稍重の中37.4 – 63.6 – 35.2で、前半スローから残り5Fから0.5加速すると12.6 – 12.2 – 11.9 – 11.5 – 11.8と徐々に加速していく展開
・外目の枠からスタートすると若干抑えられるような形で中団の外目を追走した、勝負所では馬群の加速に乗って外目から直線へ進入すると上がり最速を使ったが内目から抜け出しよりロスのなかった勝ち馬を捉えられず2着、2000mでも道悪でも結果を出した

【7】京都2000m1勝クラス(重):4着:1ヶ月:坂井
・陣営は前走に関して「馬場を考えればよく走ったね」とコメントしており道悪には苦手意識がある可能性が高い、追い切りはCWから坂路で最終坂路は単走、最終追い切りが単走で行われたのはキャリア初
・レースは雨の降る重馬場の中37.3 – 63.0 – 35.9で、前半スローから残り4Fから0.7加速すると12.1 – 12.0 – 11.6 – 12.3という展開の4F戦
・中枠からスタートすると馬の気に任せるような形で出して行った、その影響か1角過ぎてから勝負所の残り800mまでは終始抑えられるような形で中団の外を追走した、残り800mからは促されて外目を進出すると好位の外目から直線へ、そこそこ伸びていたがラストは周りと変わらない脚色になり4着
・道悪か序盤出していったからか末脚は若干鈍かった(落鉄もあった)

【8】阪神1800m1勝クラス(稍重):2着:2ヶ月:川田
・陣営は前走について「前走に関しては落鉄の影響もあったと思う、馬場が極端に悪化しなければ」とコメント、初の古馬混合戦で斤量は52kg、追い切りは前走と同じパターンで最終坂路は単走軽め
・レースは稍重の中35.9 – 60.2 – 36.0で、残り3Fから0.3加速すると11.7 – 11.7 – 12.6と勝負所でも加速の大きくない展開
・中枠からスタートするとこれまでを思えばかなり出していったがその後の折り合いもスムーズに中団を追走した、その後残り1100m付近から促して徐々にポジションを上げると直線入り口では好位の外、直線では勝ち馬との叩き合いになり3着以下を離したが競り負けての2着、現状このクラスでは実力は上位

【9】阪神1800m1勝クラス:1着:4ヶ月:岩田
・4走前のチューリップ賞以来の良馬場、追い切りは2週続けてCWで時計は軽めも併せ馬は行われていた、休み明けで馬体は+14kg
・レースは35.9 – 59.8 – 33.9で残り3Fから0.7加速すると11.0 – 11.2 – 11.7とゴールへ失速する展開
・内枠からスタートすると出て行って好位のインを追走した、スムーズに進めると残り3Fまで手綱を抱えて進めてそこから促されると直線も内目から上がり最速で抜け出して優勝、良馬場の影響が大きかったか先行する形でも脚を使ったがまだまだ1勝クラス、適性を断定するには早い

【10】阪神2000m2勝クラス:3着:中2週:藤岡康
・追い切りは坂路からWで共に単走で行われていた
・レースは38.0 – 63.1 – 34.5で、序盤ドスローで進めると残り6Fから徐々に加速し残り3Fからさらに0.5加速すると11.3 – 11.3 – 11.9と伸びる展開
・内枠からスタートすると出て行って好位のインを追走した、勝負所も内目で加速していくと直線では外から伸びてきた馬との叩き合いになった、ここには競り負けて、かつ逃げ馬にも届かずで3着
・次走コメントによると落鉄していた

4歳

【11】小倉1800m2勝クラス:1着:2ヶ月半:吉田隼
・追い切りは2週続けてCW
・レースは雨の降る良馬場の中38.2 – 62.4 – 33.9で、序盤スローから残り5Fから加速開始し、残り3Fからさらに0.6加速し11.0 – 11.4 – 11.5という展開
・内目の枠からスタートすると折り合って2番手を追走した、勝負所では加速して徐々に逃げ馬に並びかけていくと並んだところで直線へ進入し上がり3位で抜け出して優勝
ここはまだ適性うんぬんより実力が多少抜けていた感

【12】阪神1600m3勝クラス:4着:中2週:福永
・追い切りはCWからの坂路
・レースは36.0 – 59.4 – 33.7で、残り3Fから0.6加速すると11.0 – 10.9 – 11.8と上がりの速い展開
・内目の枠からスタートすると折り合って中団前目の馬群を追走した、そのままスローな展開を追走し直線では上がり最速を使って伸びたが逃げ先行の組も末をまとめて止まらず、届かずの4着

【13】阪神2000m3勝クラス:2着:1ヶ月半:岩田康
・追い切りは2週続けてCWで併せ馬で、最終追いでは初めて終いを11秒台で伸ばすような調教がされていた
・レースは34.8 – 58.8 – 35.4で、序盤から速めのペースで道中も12.0付近が続く持続的な展開でラスト3Fも11.9 – 11.6 – 11.9と加減速の少ないラップ
・外目の枠からスタートすると序盤から抑えて意図的に控えるような形で後方のインを追走した、勝負所も内目で手綱抱えるようにしながら周ってくると4角から直線で追い出しを開始された、直線では若干進路の確保に時間かかるようなところあり開くと瞬時に抜け出したが脚を余すような形で差しきれずの2着、このクラスも乗り方一つで突破

【14】マーメイドS(阪神2000m):7着:2ヶ月:西村
・追い切りは2週続けてCWで1週前には自己ベスト6F79.8 – 64.1 – 12.1が出されていた、ハンデ52kg
・レースは36.1 – 60.8 – 35.3で、序盤はスロー気味から残り4Fから0.3加速すると12.0 – 11.7 – 11.6 – 12.0という展開
・中枠からスタートすると馬なりで出していき中団の馬群を追走した、道中2角から向正面では若干いきたがり折り合いの中ではあるがわずかに抑えられ番手を上げるシーンがあり、勝負では中団前目の馬群を追走、直線ではスムーズに外目に出されたが末伸ばせず7着敗戦
・前走と今走を見るに現状意図的に序盤は控えて後半 or 直線だけにかける競馬が最も末をいかせる乗り方で、岩田康がその点をよく理解している

【15】阪神1800m3勝クラス:2着:4ヶ月:岩田康
・追い切りは2週続けてCWで、時計はそこそこ、最終追いは先行する形で併せ遅れていた
・レースは36.6 – 60.5 – 34.2で、序盤スローから残り4Fから0.4加速すると11.4 – 11.1 – 11.3 – 11.8と速めの上がりの中でラストはゴールへ失速する展開
・最内枠から好スタートを切るとここも強くは出していかず折り合いをつけるように中団のインを追走した、道中もロスなく進めると4角直線インアウトで外に出されるとさらに外から来たジェラルディーナとの併せ馬に、ラストは伸び負けての2着だったが相手は3歳馬で斤量-2kgの53kgだった、自身のパフォーマンスはしっかり出している

【16】エリザベス女王杯:5着:1ヶ月:和田
・陣営は「この馬もようやく本格化してきた印象」とコメント、追い切りはCWで2本週末坂路で最終はジョッキー騎乗ながら終い12.4と若干垂れるような時計だった
・レースは34.1 – 59.0 – 36.5で序盤3F飛ばしたところから12.5 – 12.4 – 12.3 – 12.1 – 12.2 – 12.2 – 11.8 – 12.5と加減速少なく、残り2Fからの加速、ラスト1Fの失速が大きな展開
・内枠からスタートすると(案の定この馬の乗り方知らない鞍上で)出して行って中団のインを追走した、向正面では少し外に寄せて前を詰めていき中団前目の馬群を追走、勝負所では残り450m付近で前を少しカットされる不利を受けた、直線は外目から脚伸ばし2着と0.1差の5着
・序盤から出してしまう、4角で不利受ける、差し決着の中上位5頭では道中最も前の番手、落鉄、とマイナス要素あったことを考えれば乗り方次第で2着はもちろん、1着馬との差もかなり詰められていた可能性が高い

5歳

【17】東京1800m3勝クラス(稍重):5着:3ヶ月:岩田康
・追い切りはCWからの坂路で1週前の終いこそ伸ばされていたが全体的に休み明けだが時計軽めで最終追い坂路も単走だった、2歳11月ぶりの関東遠征
・レースは雨の降る稍重の中、37.3 – 61.9 – 34.9で残り3Fから1.0加速すると10.9 – 11.8 – 12.2とラストはゴールへ失速する展開
・外枠からスタートすると枠なりに中団外目を追走した、2角過ぎでは前に馬をおけず若干行きたがるようなところがあった、直線では大外に出されたが末脚イマイチで5着まで
・あげられる敗因は道中前に馬をおけなかった、道悪、4角での距離ロス(道悪の割に内目を周った馬が1.3着だった)、軽めの調整

【18】阪神1800m3勝クラス:3着:1ヶ月:岩田康
・陣営は「前回は雨の影響が大きかったように思う」とコメント、追い切りは坂路からCWでここも全体時計は軽め、ハンデ55kg
・レースは34.7 – 59.5 – 34.6で、序盤3F速めから12.2 – 12.6と緩んで残り4Fから0.9加速して11.7 – 11.3 – 11.5 – 11.8とラストはゴールへ失速する展開
・中枠からスタートするとすぐに内へ寄せていって中団後方のインを追走した、道中も最内から直線でも内目にこだわったが詰まり通しで終えたのはラスト100mだけ、負けたことは度外視の1戦

【19】阪神1800m3勝クラス:7着:1ヶ月:川田
・追い切りはエリ女以来の2週続けてCWで、全体時計は軽めから終い伸ばすような追い切りがされていた
・レースは35.1 – 59.0 – 34.0で残り3Fから0.5加速すると11.2 – 11.1 – 11.7と速い上がり求められる展開
・7頭立ての外目6番枠からスタートすると中団前目の外を追走した、勝負所では前との差を詰めて好位外目で直線へ進入したが直線全く伸びる様子なく最下位の7着敗戦
・展開や馬場を考えればかなり不可解な負け方だったが、次走コメントで陣営は「前走はフケの影響か、いつもよりおとなしかった」と語っており、ここが敗因と考えたい、春先は注意

【20】阪神1800m3勝クラス:1着:2ヶ月:和田
・追い切りは2週続けてCWで1週前にはエリ女以来5F65秒台以下で追い切られていた、馬の調子に併せての調整が目立ち、時計が出ている時の方が状態は良好か、ハンデ54kg
・レースは36.4 – 60.4 – 34.1で序盤スローから残り3Fから1.0加速すると11.1 – 11.3 – 11.7と高速上がりの中でゴールへ失速する展開
・中枠からスタートすると出して行って中団前目を追走した、その後もスムーズに直線まで進めると直線では外目に出されて上がり最速で差し切って優勝

【21】府中牝馬S:1着:4ヶ月:岩田
・追い切りはCWからの坂路で輸送を考慮してか最終坂路は単走、1週前CWでは終い重点の時計で併せ遅れていた
・レースは34.4 – 57.9 – 34.7で序盤飛ばしていって、その後残り3Fから0.4加速すると11.5 – 11.4 – 11.8と伸びるハイレベルラップ(過去5年の府中牝馬Sでも同率1位の勝ち時計)
・中枠からスタートすると中団後方の内目を追走した、3角からは最内のポジションを確保すると最内のまま直線へ、直線では最内を徐々に伸びてくるとラストは抜け出したソダシの作った道を伸びてきてアタマ差捉えて優勝
末脚はキレるというよりは減速が小さいようなイメージでスローからの上がり勝負よりも前が飛ばしてラスト先行馬が垂れるような展開が好みか

【22】エリザベス女王杯:10着:1ヶ月:ルメール
・追い切りはCWからの坂路でいずれも時計は軽め、最終の坂路では輸送もないが単走だった
・レースは重馬場の中35.3 – 60.3 – 36.4で、残り1600m地点から徐々に加速していってラスト3Fは11.9 – 12.3 – 12.2と全体的に加減速少なく上がりかかる展開
・中枠内目からスタートすると外を意識しながら中団で進めたが1角までに挟まれるようなところあり少し頭を上げた、その後はスムーズに中団後方の馬群を追走したが勝負所4角では少し手応え怪しく直線は伸ばせずの敗戦
・レース後鞍上は「こういう馬場で距離も長かった、GⅠなら良馬場でも2000mまでかなと思います」とコメント

結論(再掲)

■中2週での成績(0-0-1-2)に対し、府中牝馬を4ヶ月の休み明けで制すなど、使い詰めるよりは休み明けの方がパフォーマンス出せるタイプで、馬の調子に合わせた追い切り時計を出してくるため、速めの時計が出されていれば好調、反対に単走追いが多かったり全体的に時計が軽い時には幾分状態を疑いたい
■序盤から促して出していくと若干行きたがるところがあり、馬の気に任せていくと直線で一枚末脚が落ちる、この点をしっかり理解して乗ってくるのが主戦の岩田康ジョッキーで、序盤折り合いをつけながら追走して後半 or 直線にかける競馬をしてくる
■上がり上位の常連であるように末脚はいいものを持っているがキレるというよりは徐々に伸ばして減速しづらいような末脚を使ってくるため、純粋な上がり勝負より直線の長いコースで先行馬が垂れるような展開に適性がある、道悪ではこの末が一段階鈍るため評価は落とすべきか
■前走エリザベス女王杯後には鞍上のルメールが「こういう馬場で距離も長かった、GⅠなら良馬場でも2000mまでかなと思います」とコメントしており、初めての距離となる今回の2500mが向くとは考えにくい、また上記の適性からも現状GⅠではいわゆる差し馬に向くような展開と長い直線の助けが必要な印象で、ここではいらないか

Gregory

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