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アレグロブリランテ 【ラジオNIKKEI賞2024】

基本情報(馬名:馬齢:血統(父×母父):前走:鞍上:斤量)

アレグロブリランテ:牡3歳:ディープブリランテ×米国型:前走皐月賞15人気15着:横山和:56kg

■瞬発力勝負になった萩Sや超高速決着になった皐月賞での直線での様子から、トップスピードがなくレースの時計がかかって欲しいタイプで、押して出して行っても折り合える先行力やタフな展開でも減速せずに持続的な脚が使える強みを活かせるレースで狙いたい
■若竹賞では3ヶ月の休み明けながらタフで時計のかかる差し競馬を2番手から乗り切って2着に好走しており、休み明けから自身の力は出せるタイプ
■スプリングSはスローな展開ながら残り3Fまで加速が始まらず初角5番手以内の馬が5着までを独占する前有利な展開を逃げて展開利に乗じた形で、その実績で斤量56kg以上が想定されるここでは評価できない、最高でも相手まで

【1】福島1800m新馬:1着:戸崎
・追い切りはW主体で1週前には83.8 – 66.7 – 11.4が出され併せ併入、当週は芝での併せ馬で調整されていた
・レースは36.8 – 62.3 – 37.0の前傾0.2で、道中スローで進めるとラストは残り4Fから0.6加速して11.9 – 12.1 – 12.4 – 12.5とゴールへ失速する展開
・中枠からスタートするとやや行きたがるのを抑えられながら中団の馬群を追走した、勝負所では馬場の内目をあけて残り4F付近から追い出しを開始されて前との差を詰めると1列目の外目から直線へ、4角では回り切る前に手前を替えてしまっていた、直線では内から伸びた2着馬と競ったがラストは半馬身差をつけて優勝
・新馬戦のみを見た印象ではキレる脚はなさそう

【2】萩S(L)(京都1800m):6着:3ヶ月:岩田望
・追い切りはW主体週末坂路での調整で、1週前には一杯で自己ベスト83.1 – 66.4 – 11.5が出され併せ遅れていた
・レースは36.0 – 61.3 – 34.3の後傾1.7で、序盤スローで進めると坂の下りの残り4Fから0.6加速して12.3 – 11.8 – 11.0 – 11.5と伸びる展開、少頭数6頭立てでの末脚比べ
・3番枠からスタートすると出て行って2番手を追走した、勝負所では残り3Fから促されてそのまま2番手から直線へ、直線では本馬なりに伸びているようには見えたがトップスピードの差で置かれてしまっての最下位6着敗戦
・トップスピードが不足したタイプで、とにかく瞬発力が求められる舞台では分が悪い

3歳

【3】中山1800m1勝クラス(不良):2着:3ヶ月:キングスコート
・3ヶ月の休み明けで馬体は+22kgしていた、追い切りはW主体週末坂路で1週前に自己ベストに近い時計がジョッキー騎乗、一杯で出されており、当週は終い重点での単走だった
・レースは開催16日目、Cコース7日目に小雨が降って不良になった時計のかかるコンディションの中、36.0 – 61.1 – 37.8の前傾1.8で、序盤馬場とクラスを考慮するとハイペースで飛ばすとラスト4Fは13.2 – 12.8 – 12.7 – 12.3と上がりかかりながらもゴールへ加速するラップ
・内枠からスタートすると出て行って好位のインを追走した、勝負所では残り3F過ぎから馬場の内目を開けた逃げ馬の後ろをついて行き、4角では逃げ馬の1つ内から直線へ、直線では力強くラストまで伸ばしていたが、大外から2位より0.8速い上がり最速を使った勝ち馬に差されて2着
・初角9番手以下の2頭が1.3着するタフな差し競馬の中、本馬は初角2番手から2着しておりタフな展開での持続力に長け、おそらく道悪は苦にしない
・3ヶ月の休み明けでもタフな展開を走り切っており、休み明けから動けるタイプである可能性が高い

【4】スプリングS:2着:2ヶ月:横山和
・追い切りはいつものパターンで中間にはWでの自己ベストが2本出されていた
・レースは37.5 – 63.1 – 33.7の後傾3.8で、終始ドスローの展開で進めるとラストは残り3Fから0.6加速して12.0 – 10.9 – 10.8と2F連続10秒台で伸びる展開
・10頭立ての外目7番枠からスタートすると押して押して出して行ってハナへ、道中は落ち着いて追走できていた、勝負所では馬群が詰まって一団の中先頭の最内で直線へ進入すると直線でもしっかり伸び、勝ち馬とは3馬身半離されたが2着を確保
・1角5番手以内が5着までを独占する前有利の展開に乗じた形

【5】皐月賞:15着:1ヶ月:横山和
・陣営は「順調に調整ができました、鞍上も2週続けて追い切りに乗ってもらったが、前走以上の状態との評価でした、スタミナは豊富で距離延長は歓迎」とコメントしていた、追い切りはいつものパターンで1週前には自己ベスト83.1 – 65.4 – 11.2が出され併せ先着していた
・レースは34.2 – 57.5 – 35.8の前傾1.6で、前半11.8以下が続くハイペースで進めるとラスト4Fは12.0 – 12.1 – 11.7 – 12.0と加減速少ない展開で1:57.1のコースレコードでの決着
・内目の枠からスタートすると押して押して出して行って内へ入れて好位のインを追走した、道中から勝負所でも終始最内を追走すると残り400m手前の早めからムチを入れられて好位の内目から直線へ、直線では相対的に全く伸ばせず15着敗戦
・鞍上もしっかり促して先行して自身の競馬はした形だったが、コースレコードの超スピード決着となったことで時計がかかって欲しい本馬には向かない展開だった

Gregory

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