Uncategorized

アルナシーム 【大阪杯2025】

大阪杯の各馬分析7頭目はアルナシーム。

結論に買い・消しなどの大方の見解とその根拠などを記載しているため、簡単には結論を見ていただければ十分かと思います。

大阪杯の過去レース分析とそれから得られた分析結論(レース傾向など)についてはこちらから。

基本情報(馬名:馬齢:血統(父×母父):前走:鞍上:斤量)

アルナシーム:牡6歳:モーリス×ディープ:前走中山記念5人気12着:横山典

結論

■母父はディープであるものの父モーリス(Robert系)の色が強く、末脚はキレるというよりは持続的で減速しないようなタイプのため、ラストに瞬発力が求められるような展開より道中のペースが流れて上がりを要する展開で持続的な脚で差す競馬がベストである
■距離適性は、マイルでも追走こそできるものの、1800mや2000mに比べて末の鋭さが要求されやすいという意味でマイナスで、道中が流れて比較的上がりを要する1800-2000mがベストの条件である
■本馬が得意とする「道中が流れて上がりを要する展開」では(馬場やどの程度流れるかにもよるが)基本的にコーナーで内をまわす方がロスが少なく、また、本馬は内回りコースでも上手にコーナリングできるため、OPクラスで連対した4戦のうち3戦で4番以内の内枠だった、鋭い末脚がない分勝負所で外をまわして全馬を差し切るような競馬ができるタイプではないため、特に内回りや直線の短い条件では内枠のタイミングで狙いたい
■過去の陣営のコメントや戦績から見て道悪と左回りは明確にマイナスで割引きが必要
■テンこそ速くないが、もともと前進気勢が強く気の良いタイプのため、コーナーまでが長いコースで外枠などの条件であれば、鞍上の意図次第で先行もできる
■大阪杯では道中がスローペースになって内前が恵まれる展開になると苦しいものの、自身が内枠に入って、速い逃げ馬やまくりの影響で道中のラップが締まって上がりがかかれば出番が来る可能性はある、イメージは序盤を飛ばして入ってラスト3Fが11.5 – 11.8 – 12.5と減速し人気馬が力を出しきれなかった2022年のポタジェ、まず人気はないだろうことから条件が揃えば重たい印も

全レース分析

2歳

【1】函館1800m新馬:1着:武豊
・陣営は「小柄でもバランスが良く、攻めでも動けている。素質を感じる馬で初戦から」とコメントしていた、追い切りは函館のWと芝とダートの併用で、併せ馬も盛んに行われていた
・レースは36.4 – 61.5 – 36.1の後傾0.3で、道中をスローペースで進めると、ラスト3Fは12.3 – 11.8 – 12.0と残り2Fからの加速が大きな展開で、上がり3位以内を使った馬が圏内を独占した
・内枠からゲートでの駐立が悪く遅めのスタートを切ると、行きたがるのを抑えられながら後方を追走した、向正面に入ると進路を外に切り替えられ抑えられながらも進出して3角では中団後方の大外を追走していた、勝負所では残り3Fから促されて進出すると前から3列目の大外になって直線へ、直線では内へヨレながらも2位より0.7秒速い上がり最速35.4で伸びると抜け出して2馬身差の完勝、ここでは力が違った

【2】東スポ杯2歳S:6着:4ヶ月半:武豊
・追い切りは併用で、1週前のWでは79.5 – 63.5 – 12.4が出されていた、当週は単走馬なりで軽めの時計、4ヶ月半の休み明けで馬体は+20kgしていた
・レースはCコース替わり初週の馬場の中36.2 – 60.3 – 34.3の後傾1.9で、序盤をスローペースで入ると、残り5Fから0.7加速して11.7 – 11.6 – 11.0 – 11.9 – 11.4と伸びる展開で上位の上がりを使った2頭でのワンツー決着
・外枠からあおって出遅れると、頭を上げて引っかかりながら最後方を追走した、向正面では完全にコントロールが利かず馬群から離された外をポジション押し上げてしまい3角では逃げ馬と並んで追走していた、勝負所では残り3F手前で逃げ馬を交わして2馬身ほどの差をつけて先頭で直線へ、直線では残り350m付近から本格的に追い出されてそこそこ伸びてはいたが外から鋭く伸びる組には抗えず6着敗戦
・レース後に鞍上は「ノーコントロールでした。返し馬では何とか我慢していましたが……。勿体ないです。気性が問題ですね」とコメントしていた

【3】朝日杯FS:4着:1ヶ月:池添
・陣営は前走について「力んでコントロールが利かず、普通なら大敗してもおかしくないなかで踏ん張っていたからね。能力は高い」とコメントしていた、追い切りはWオンリーで終い重点の内容だった
・レースは34.3 – 58.3 – 35.2の前傾0.9で、序盤をハイペースで進めると、600-1200mを11.9 – 12.1 – 11.9とやや緩めて、ラスト2Fは11.2 – 12.1と残り2Fから前が変わって加速する展開で、同率を含めて上がり5位以内を使った5頭で5着までを独占する差し決着
・内枠からややあおって出遅れると後方のインを追走した、道中ではレースの流れもそれなりに速かったものの頭を上げて引っかかる場面もあった、勝負所では終始最内を追走すると中団後方のインになって直線へ、直線では馬群の一番内をスムーズに追われるとラストまで懸命に脚を伸ばしたが、外から鋭く伸びた組には抗えず、3着から1.3/4馬身離された4着まで
・レース後に鞍上は「テンションに関しては、メンコなどをつけて、ゲート裏まで落ち着いて行けました」とコメントしていた

3歳

【4】阪神1800m1勝クラス:2着:2ヶ月:福永
・陣営は「中間は落ち着きが出て、ハミ受けも随分と良化」とコメントしていた、追い切りはWと坂路の併用で併せ馬も行われていたが遅れていた
・レースは雨の降る良馬場の中38.6 – 64.4 – 32.9の後傾5.7で、道中をかなりのスローペースで進めると、ラストは残り3Fから0.9加速して11.4 – 10.4 – 11.1とラストまで伸びる高速上がり戦で、同率を含めて上がり3位以内を使った3頭で圏内を独占した
・7頭立ての6番枠からスタートすると中団の外を追走した、道中は行きたがってはいたが引っかかるほどではなかった、勝負所では残り3F過ぎから馬なりで進出して前から2列目の内から3頭目から直線へ、直線では上がり最速32.9の脚で力強く伸びたが最後まで逃げ馬との差を詰められず2着まで

【5】スプリングS(稍重):7着:1ヶ月:福永
・追い切りはW主体週末坂路での調整で、オール単走で時計は軽め、2週続けて鞍上が騎乗していた
・レースは前日に雨が振って重から乾いた稍重の中36.7 – 60.8 – 35.3の後傾1.4で、道中をややスローペースで進めると、ラスト3Fは12.0 – 11.3 – 12.0と残り2Fからの加速が大きな展開
・外枠からスタートするとハミとやや喧嘩しながら中団の外を追走したが、向正面以降はなんとか折り合いの中で追走できていた、勝負所では残り3F過ぎから外から進出を開始し中団の外になって直線へ、直線ではまわりと同程度の脚しか使えず7着まで
・レース後に鞍上は「ゲートもスムーズで出も良かったです。折り合いもピッタリついて、あとは弾けるだけだと思い、満を持して外に出したのですが伸びませんでした。ロスのない競馬だったので、馬場が影響したのか何なのか、今の時点では敗因が特定できません」とコメントしていた

【6】阪神1800m1勝クラス:1着:3ヶ月:福永
・追い切りはW主体週末坂路での調整で、当週は単走で終い重点
・レースは35.1 – 59.7 – 34.3の後傾0.8で、道中をややスローペースで進めると、ラストは残り3Fから0.6加速して11.6 – 11.0 – 11.7と伸びる展開で、上位の上がりを使った2頭のワンツー決着
・内枠からスタートすると内にはこだわらず好位の外を追走した、道中は折り合ってスムーズに進めると、勝負所では残り3F付近から徐々に促されて好位の外から直線へ、直線では手応え軽く追い出しを待って残り250mからスパートして優勝

【7】阪神1600m2勝クラス:1着:3ヶ月半:福永
追い切りは併用で、当週には坂路単走で自己ベスト51.7 – 12.3が出されていた、3ヶ月半の休み明けで馬体は+6kgしていた
・レースは開催1日目(Aコース1日目)の馬場の中35.2 – 58.2 – 34.3の後傾0.9で、道中を平均ペースで進めると、ラスト4Fは11.5 – 11.6 – 11.0 – 11.7と残り2Fからの加速が大きな展開で、上がり3位以内を使った馬で圏内を独占した
・内枠からスタートすると出て行って好位のインを追走した、道中はやや行きたがっていたが折り合いの中ではあった、勝負所でもそのままスムーズに進めると好位のインから進路を求めて少し外へ出されて直線へ、直線では馬なりで前との差を詰めて残り300mから本格的に追い出されると上がり最速33.4の脚でゴールまで力強く伸びて優勝、ここでもまだ能力的には余裕がある

【8】東京1600m3勝クラス:6着:1ヶ月半:福永
・追い切りは併用で、1週前にはジョッキー騎乗で81.4 – 64.5 – 11.8の好時計が出されていた、馬体はさらに+8kgしていた
・レースはCコース替わり初週の馬場の中34.7 – 57.9 – 34.1の後傾0.6で、道中を平均からやや早めのペースで進めると、ラストは残り3Fから0.5加速して11.2 – 11.1 – 11.8と伸びる展開で、4角6番手以下から上位の上がりを使った馬が圏内を独占する差し決着
・最内枠からスタートすると馬なりで中団のインを追走した、道中では前に馬が入ってくるシーンもあったが終始落ち着いて追走できていた、勝負所でもポジションは変わらず中団のインから外へ出されるようにして直線へ、直線では狭い進路を上手くロスのないように追われたが相対的には伸ばしきれず6着まで

結論(再掲)

■母父はディープであるものの父モーリス(Robert系)の色が強く、末脚はキレるというよりは持続的で減速しないようなタイプのため、ラストに瞬発力が求められるような展開より道中のペースが流れて上がりを要する展開で持続的な脚で差す競馬がベストである
■距離適性は、マイルでも追走こそできるものの、1800mや2000mに比べて末の鋭さが要求されやすいという意味でマイナスで、道中が流れて比較的上がりを要する1800-2000mがベストの条件である
■本馬が得意とする「道中が流れて上がりを要する展開」では(馬場やどの程度流れるかにもよるが)基本的にコーナーで内をまわす方がロスが少なく、また、本馬は内回りコースでも上手にコーナリングできるため、OPクラスで連対した4戦のうち3戦で4番以内の内枠だった、鋭い末脚がない分勝負所で外をまわして全馬を差し切るような競馬ができるタイプではないため、特に内回りや直線の短い条件では内枠のタイミングで狙いたい
■過去の陣営のコメントや戦績から見て道悪と左回りは明確にマイナスで割引きが必要
■テンこそ速くないが、もともと前進気勢が強く気の良いタイプのため、コーナーまでが長いコースで外枠などの条件であれば、鞍上の意図次第で先行もできる
■大阪杯では道中がスローペースになって内前が恵まれる展開になると苦しいものの、自身が内枠に入って、速い逃げ馬やまくりの影響で道中のラップが締まって上がりがかかれば出番が来る可能性はある、イメージは序盤を飛ばして入ってラスト3Fが11.5 – 11.8 – 12.5と減速し人気馬が力を出しきれなかった2022年のポタジェ、まず人気はないだろうことから条件が揃えば重たい印も

Gregory

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA